二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

2月19日(日) 店主復帰  11:00~18:00

2012-02-24 21:31:02 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
お待たせいたしました、今週から店主 西野、復帰です。
(ついでに、報告日記もお待たせしました。。。ちょっと知恵熱が。。。)
あの、まったりとした平和な日々は彼方へ過ぎ去り、
活気ある、二胡屋が戻ってきました。

お客様の人数的には大して変わらなかったのですよ~、
店主休業中でも、応援や遊びに来て下さった方々で賑やかでしたから。
でも、やはり、店主が復帰するとなると、
修理、調整、中古の査定、といった実質的な依頼が どどっと。。。
ご依頼の日程こそバラけておりますが、次々にメールにてご連絡いただいて、
「ああ、やはりお待たせしてしまったなー」と。
そんな感じでしたから、
日曜日の店内は、ワタクシとずえだーさんは、なんだかバタバタ。
店主が二胡医になると、とたんに、
横でカルテ書いたり、コピーとりにコンビニに走ったり、忙しいのです。


修理依頼のMさんが常連Fさんといらしたのは開店一番でした。

「落としてしまって――」
と、ご連絡いただいていた二胡は、かなりの重症。。。
と言っても、見た目には判らないのですよ、
何処かが酷く割れたり取れたりしているわけではないのですから。

「ヒビが入ってるんじゃないかと。。。」
とのMさんの予想通り、台も棹も全部取り外して解体してチェックしてみると、
棹の付け根の処が割れてしまっていました。
しかも、その棹の穴が元々緩くなっていたが為に、の、被害拡大だった模様。
「棹の穴も直さないと」
と、直す箇所をあげていくと、あそこも、ここも。。。結構な大手術になりそうです。
「費用がかかりますよ」と告げても、直したい想いの強いMさん。
“壊れたら買い替えるしかない”という風潮の強い二胡界で、
こういう、物を大切に想う心に出会うと嬉しくなります。

実際のところ、Mさんの二胡の重傷度は高く、
高度な木工技術が無いとまず直せない状態でしたから、
たとえ他の所で修理に出して買い替えを勧められても、それはそれで仕方なかったと思います。
でも、Mさんが木工のスペシャリストの西野の所へたどり着いたのは、
Mさんから大切にされてきた二胡自身が、直して欲しかったのかもなーーー、
なんて、思ってしまいました。


その日は他にも新しいお客様が4名も!
Oさん御夫妻、ダブルHさん。
Oさんのデンペンの修理は、再度受け取りに来なくても良いようにと、
「時間はかかりますが」と店頭で済ませてた為、HaさんHbさんの調整と同時進行。
その為、じみさんやうっちーも居て、店内、かなり賑やかになりました。

するとそこへ、お久しぶりでTomomiさん。
調整も修理もひと段落し、後はOさんの二胡のボンドの乾燥待ちだけになったので、
うっちー差し入れのキャラメルバームクーヘンでティータイムになりました。
お茶の間、Tomomiさんの演奏にうっちーがハモって、う~ん綺麗♪
思いがけずティータイム ライブのようでした!
居合わせた皆さま、ラッキーでしたね!


それから、すうさんが中古二胡を出品しに来てくれました。
すうさんの出品する二胡は、本~当~に、いつもハズレがありません。
今回も、黒檀系の素晴らしい胡を連れて来てくれました。
しかも、ほぼ新品!
市場価格は28~35万円位?!
その場の皆が大絶賛!!
ですが、
ブログアップを待ってた方、すみません。
いち早くご購入が決まってしまいました。


と、まぁこんな日曜日。

撤収のBGMは、まだ聴いていなかった店主の為に今週も
小林寛明さんの『201201』
ご来店の皆さま、撤収までお手伝い下さった皆さま、
ありがとうございました!!


さて、来週は、

がーーーんっ!もう2月最終週!!
16時から 『二胡のお楽しみ会』です!

では♪






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6 Comments

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あら~ん (ぢみ)
2012-02-24 22:02:37
あの二胡買い手が決まったのですか、、、早~い!

残念がるかもな~。
返信する
ぢみさんへ (ほぉ)
2012-02-24 22:10:45
あの方、ですよ、御縁があれば。
返信する
れれ? (ぢみ)
2012-02-24 23:16:19
そうなん?ちょちショック!
返信する
よかったー (すう)
2012-02-25 08:38:43
すぐに使ってもらえる人が見つかって、ほっとしています。
鳴り始めたばかりで、自分でも出品を躊躇したんですけど、まだ二胡あまりなので...
二胡は西野さんが鑑定して、みなさんが褒めてくれた音色ですので問題ないと思います。

どなたのもとへ行くのか知りませんがかわいがってやってください。
返信する
黒檀 (nishino)
2012-02-25 10:40:17
あの二胡。黒檀とのことでしたが、胴は黒檀系でも比較的柔らかい、カリマンタンエボニー。
棹は一番硬い真黒、敢えて作ったとしたら、二胡作りの名人です。

中国だからそれは無いかな????

とにかく、胴が柔らかく棹が硬い、これが一番。
返信する
ありかも...ですね (すう)
2012-02-25 23:20:45
かしこい、かの国の方...
しかも、量産していない工房なので
計算ずくかも、と思いました。
わたしの出品する二胡多いですね
こういうの...
いや、良い意味です。
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