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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

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2008年01月29日 | Weblog
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新宿にてBRAINZ関連のミーティング。

その後、思いの外時間が空いたので、伊勢丹などでぶらぶらする。セール期間が終わったショップは、もう春である。カラフルなジャケットや半袖Tシャツさえ出ている。気分の落ち込んだひともきっとはげまされる。

神楽坂にあるdie pratzeというスペースに「ダンスがみたい!6」の審査員たちがアフタートークをするというので、聞きにいった。

帰りに、Aと合流し、新宿3丁目のBriccolaで食事。もう完全にミーハーで「パリ新宿」(『Hanako』)論者なるなるさんの言うが儘に行ってみた。久しぶりに、外で美味いッと満足するご飯を食べた、かも。美しいものとか美味いものの凄いのは、余計なことを考えなくなること。つっかかりがなく、ただただうっとり出来る。個性がないわけではないのだ。むしろ強烈な異物感がある。にもかかわらず、するっと入り、納得する。なんだか悲しいような気持ちになったりもする。感情が揺さぶられる。数皿注文しどれも美味しかったが、最後に食べたティラミスが、素晴らしく、エスプレッソのしみたケーキ部分が「しみた」以上に「ひたった」といった感じで、口の中で苦みのあるソースが漏れてくるのだけれど、それを宿していたケーキもやや大きめの塊が口の中でごろごろと主張し、インパクトを与える。やわらかでまろやかでしかしきりっと男性的でもあるティラミス。

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