昨日の地元紙の報道によると秋田県の玉川ダムの貯水量が10%まで低下したので、玉川発電所の発電を停止するとのことであった。テレビ局のニュースでも繰り返し報道していました。
物好きな小生としてはどんなものかと見ておかなければならない衝動に駆られ、本日午後より実地見聞に言ってきました。
秋田市より100キロほど離れていますが午後3時少し前に現地に到着。今日の気温も三十数度を超えています。
バイクを走らせても少しも涼しい風は来ません。温風が体に当たるだけです。
田沢湖町を過ぎて玉川ダムに近づくにつれて体に当たる風は少しはひんやりとした感じになってきます。
木々に日差しがさえぎられ路面の温度も平地よりは少しは下がっているのでしょう。
玉川ダムに着きました。平日にもかかわらず数台の車が停まっていました。
皆さん、カメラ片手にダム湖を覗き込んでいます。
小生も写真をパチリ。
ダムの少し上流は干上がっています。
この場所には夏も何度か訪れていますがこんなにダム湖の水位が低いのは見たことがありません。
この場所より上流にバイクを少し走らせて見ました。
玉川に注いでいる支流の川を覗いてみました。
もちろんここにも水はほとんどありません。
かってダム湖に沈む前の道路などがそのままの形で現れていました。
さらに上流に少し行くと田沢字岩の目というところにつきます。
ここにはかって、集落があったそうです。この様な石碑がありました。
碑文には次のように刻まれています。「門脇家これより北300M下方、平成元年11月水没」と読めました。
まさしく「望郷の碑」でした。現在この地に集落がかって存在していたことを忘れないためなのでしょうか、「岩の目公園」があります。
また、ここには「みかん色の湯」という温泉があります。
お湯の色がみかん色なのでしょうね。
この岩の目には現在立派な橋が掛かっています。その橋から下を見てみましょう。
底にはかって、ここに人が暮らしていた痕跡をいくつか見ることが出来ます。
これは、どうやら水田の跡のようです。地面が長方形に仕切られています。
また、ダム工事の名残なのでしょう、測量するときに基準点にしたと思われる三角形に杭を打ち込んだものもそのまま残っています。
さらに見ると、次のものを発見しました。
丸い円盤が支柱についています。道路の標識でしょうか。そのそばには工事に使用して置き忘れた工事用バリケードもありました。
いずれの物も朽ち果ててはいません。バリケードのパイプなどは泥で汚れてはいますが水洗いすればまだ使えそうにも見えました。バリケードの横パイプには注意書きのプレートまでそのままの形で付いています。
さて、この景色をみて、思ったことがありまあす。
湖底の地面の色が「みかん色」ではないですか。温泉の色もみかん色だというし、きっと共通するわけがあるのだと思います。
素人考えですが、玉川ダムの上流はかの有名な玉川温泉です。そこで噴出するお湯は強酸性なことで知られています。
酸性のお湯が玉川の流れによって運ばれてくるうちに、岩石や地中にある鉄分を酸化させて水に溶け出して赤くなっているのではないでしょうか。
そういえば、このみかん色には本日、別の場所でも見ました。
それは、バイクのタンクの錆取りを昨日おこなって、けさタンクの中を覗き込んだらうっすらと新たな錆が発生しておりました。その色がみかん色なのでした。
暑さの中のミニツーリングでしたので疲れました。バイクの再生記は本日はお休みします。
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物好きな小生としてはどんなものかと見ておかなければならない衝動に駆られ、本日午後より実地見聞に言ってきました。
秋田市より100キロほど離れていますが午後3時少し前に現地に到着。今日の気温も三十数度を超えています。
バイクを走らせても少しも涼しい風は来ません。温風が体に当たるだけです。
田沢湖町を過ぎて玉川ダムに近づくにつれて体に当たる風は少しはひんやりとした感じになってきます。
木々に日差しがさえぎられ路面の温度も平地よりは少しは下がっているのでしょう。
玉川ダムに着きました。平日にもかかわらず数台の車が停まっていました。
皆さん、カメラ片手にダム湖を覗き込んでいます。
小生も写真をパチリ。
ダムの少し上流は干上がっています。
この場所には夏も何度か訪れていますがこんなにダム湖の水位が低いのは見たことがありません。
この場所より上流にバイクを少し走らせて見ました。
玉川に注いでいる支流の川を覗いてみました。
もちろんここにも水はほとんどありません。
かってダム湖に沈む前の道路などがそのままの形で現れていました。
さらに上流に少し行くと田沢字岩の目というところにつきます。
ここにはかって、集落があったそうです。この様な石碑がありました。
碑文には次のように刻まれています。「門脇家これより北300M下方、平成元年11月水没」と読めました。
まさしく「望郷の碑」でした。現在この地に集落がかって存在していたことを忘れないためなのでしょうか、「岩の目公園」があります。
また、ここには「みかん色の湯」という温泉があります。
お湯の色がみかん色なのでしょうね。
この岩の目には現在立派な橋が掛かっています。その橋から下を見てみましょう。
底にはかって、ここに人が暮らしていた痕跡をいくつか見ることが出来ます。
これは、どうやら水田の跡のようです。地面が長方形に仕切られています。
また、ダム工事の名残なのでしょう、測量するときに基準点にしたと思われる三角形に杭を打ち込んだものもそのまま残っています。
さらに見ると、次のものを発見しました。
丸い円盤が支柱についています。道路の標識でしょうか。そのそばには工事に使用して置き忘れた工事用バリケードもありました。
いずれの物も朽ち果ててはいません。バリケードのパイプなどは泥で汚れてはいますが水洗いすればまだ使えそうにも見えました。バリケードの横パイプには注意書きのプレートまでそのままの形で付いています。
さて、この景色をみて、思ったことがありまあす。
湖底の地面の色が「みかん色」ではないですか。温泉の色もみかん色だというし、きっと共通するわけがあるのだと思います。
素人考えですが、玉川ダムの上流はかの有名な玉川温泉です。そこで噴出するお湯は強酸性なことで知られています。
酸性のお湯が玉川の流れによって運ばれてくるうちに、岩石や地中にある鉄分を酸化させて水に溶け出して赤くなっているのではないでしょうか。
そういえば、このみかん色には本日、別の場所でも見ました。
それは、バイクのタンクの錆取りを昨日おこなって、けさタンクの中を覗き込んだらうっすらと新たな錆が発生しておりました。その色がみかん色なのでした。
暑さの中のミニツーリングでしたので疲れました。バイクの再生記は本日はお休みします。
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