ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

芸名(ビジネス・ネーム)についてー年賀状の名前で思いついたことー

2017年12月08日 09時10分15秒 | 独り言
年賀状の季節になってしまいましたね。
私も例年のように仕事でお世話になった方や友人・知人に年賀状をかいております。

相手の名前を書きながら思った事があります。
一般人には名前は一つしかないのが普通ですね。

だが、世間では二つの名前を持っている人たちがいることに気がつきました。
それはいわゆる「芸名」を持っている人たちです。
芸能人と言われる人の中には、戸籍上の本名の外に「芸名」と呼ばれる名前をもっている人たちがおります。
この人たちが年賀状を差し出すとします。
その時、差出人の名前は戸籍上の本名なのかそれとも芸名なのか、気になったのです。(相も変わらず、役に立たないことが気になるのがわたしの悪い癖なのです)

亡くなった方を例にとると、昭和の大歌手の美空ひばりは「加藤なにがし」であったようです。
美空ひばりは本名での自分と芸名での自分の、本当の自分はどっちなのだろうかと思う事はなかったのでしょうか。

物心がついてから、芸名で暮らしている期間が長いほど、自分の芸名に愛着を持ってくるのは想像できます。
そんな人でも戸籍上の本名で行動しなけれはならない局面は必ずあるはずなので、その時そんな人たちの心性はどのようなものだったのでしょうか。

本名での自分と、芸名での自分との心性の中での乖離はないのでしょうか。
ステージに立つ時やテレビに出演するときの芸能人は、仕事が終わり家に帰った時は本名の自分を取り戻しているのでしょうか。
あるいは家で寝ている時も芸名の自分のままで寝ているのでしょうか。
それらの有名な芸能人が二つの名前を使い分けて、日常を過ごしているとすれば中々疲れる生活なのではないかと思ったりもします。

海外の芸能人の例は知りませんが、外国の俳優さんや歌手の方々にも芸名を使っている人はいるのでしょうか。
わが国の芸能人ほど、芸名を使っている人は少ないように思いますが、どうなんでしょうね。

そもそも芸名を使うのはなぜなのでしょうか。
芸名と言うものの発祥の歴史などを研究した物好きな人はいなかったでしょうか。

古典芸能の世界が芸名の発祥だと想像できますが、それがそうではない一般の俳優や歌手の中で使われ始めたのはいつ頃であったのか、そしてその理由が何であったのかが気になってしまうのです。




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