ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

アブラナ科の花(我が家の畑)

2013年06月15日 11時23分23秒 | 家庭菜園
普段は、野菜は収穫を終えると畑より撤去してしまいますが、そのままにして置いたらどうなってしまうのでしょうか。当然ですが花が咲き実が付きます。
今日はそれらの中で我が家の畑で栽培しているアブラナ科の野菜の花と実を見てみましょう。
表題の画像は何の実かわかるでしょうか。サヤ状の実ですね。これは実は大根の実なのです。
大根には次のような花が咲きます。

拡大すると次のような花です。

そして、その花が終わるとサヤ状の実が付きます。サヤの大きさは7~8センチぐらいあります。サヤのふくらんでいる箇所に種が入っているのでしょうね。

他のアブラナ科の花を見てみましょう。
          
左より白菜、次の二枚がチンゲン菜のつぼみと花、右の二つの画像はキャベツの花です。

同じ科の作物なのでその花は似通っています。
特に白菜とキャベツは花だけを見ると花の色も同じ黄色なので区別が付きません。そしてそれに付く実の形も似通っています。
大根の花は満開になると白い色ですが先初めには薄紫の色をしています。
大根の実は初期のうちは食べられるそうですがここ秋田では食用にするのは聞いたことがありません。
食べると、大根と同じような味がするのでしょうか。

さて、畑の作物のほかの花を見てみましょう。
    
左より「ひろっこ」の花、ジャガイモ(男爵)の花、それに春菊の花です。
春菊は花が咲くと野菜としての役目は終わります。花が咲いてしまった春菊は茎も葉も硬くなり食用には適しませんので近日中に畑より引退です。
「ひろっこ」は一般にはその球根状の根を秋に植え替えて栽培しますので、花は唯、見るだけになってしまいます。この種が風や小鳥などで運ばれて、畑のあちこちに自生してしまうことはあります。
ジャガイモの花は普通は実をつけませんのでこれも見るだけの花です。ですから花を開花させないほうがジャガイモの芋を大きく生長させるとの考えで、花が開花する前にそのつぼみを摘花してしまう事もあるようです。

近頃の気候は作物にとってはよくありません。異常な高温の影響で、生長が早く進みすぎたり、芽が出掛かる時期に異常な高温のために種が死んでしまったものもあります。
作物の管理は一筋縄ではいきません。毎日が新たな勉強です。

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