日本の政権が換わった直後、ピアノ工房では休肝日が設けられ、
毎週木曜日はアルコール禁止と定められた。
この勇気あるスピード決定にお褒めの言葉を頂くこともあった。
逆に今まで休肝日がなかったことへの驚きの声も聴かれた。
平日も確実に摂取量は減らしているし、飲まない日をさらに設定したので
きっと肝ちゃんへの負担軽減になっていると思われる。
実際に効果があるのかどうか、ある種の人体実験をしているようでなんだか楽しい。
しかし、休肝日に対する負の影響も出ていることも事実だ。
木曜の夜はかなり機嫌がわるいらしい。 いつも以上に無口で仏頂面、
投げやりな返事ばかりで逆に気を使っちゃうという批判を受ける。
なるほど、思い当たる節はあるので真摯に受け止めてはいる。
「ロゼ色のツララ」 節酒者の叫びシリーズ
口寂しいというか手持ち無沙汰というか、なんか落ち着かへんねん。
数珠を忘れたお坊さんみたいな感覚やね。
お年賀でいただいた雅な最中をあてにお茶をすすって誤魔化してはいるけれど、
気がつくと湯飲み茶碗をグルグルまわしてしまう姿はワイン党の名残やね。
いっそこれを機に右党(甘党)に鞍替えしよか!?
いやいや、
僕一人が換わったところで景気が一気に回復するわけでもなく、
どこぞの政治家達やないけれど、世襲というか血統(血筋)があるので
そう簡単に左党から離党できるはずはないやんか。
理屈をこねて断酒にはやっぱり踏み込まない ーまー
V(^_^)V