対局日誌

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新刊棋書情報「石のハサミ方 集中講義」

2011-10-26 22:55:55 | 棋書
棋歴6年、幽玄の間3段の私だけれど、
実は未だハサむのもハサまれるのも苦手。



ジョバンニだからこういう場面では、
「ハサマなきゃ男じゃない」
というのはわかっているのだけれど、
こと最近は、それを承知で黒Gとか受けてしまう。

まぁ、尤も最近は左上は黒Hのケイマにシマるし、
右下は星ですがね。



例えばこういう進行になった時に、
黒白どちらも持ってもあまり自信がない。
こういう競り合いのコツというのが未だわからないのだ。

というわけで今月MYCOMから
石のハサミ方 集中講義」という本が出ると聞いて
もしやこの悩みが解消されるかも…と少し期待していたが…。

実際に手に取った感触は半分期待はずれ半分、
思ったより良かったところ半分というところ。
著者は小林覚プロ、構成は朴道純。

期待はずれは上記のようなケースに対して、
大体、上記の場面で打ち切って、
「白石は弱い石が2つもあるので大変」
という結論で締めくくっている点。
「それはわかっているんだけれど、
 打ちこなせないんだよぉ(涙)!」

思ったより良かったのは、
狭いハサミ、広いハサミに関して、
大雑把ながら使い分けの指針が書かれている点。

ちょっとマユツバな理由付けのような気もしないではないが、
一応、一つの指針として参考になるのではないかと思う。

本書は他にも「ハサミで注意する7つのポイント」として、

ハサむべきか否かを見極める
狭くハサむか広くハサむか
一石二鳥のハサミを逃さない
迷った場合は、高いハサミ
援軍がいない場合は要注意
受けたあとは、広めにハサむ
反撃が怖い場合は、狭くハサむ

といったことが例題つきで取り上げられている。

最後の章では小林プロ愛用の
「(星にケイマでかかってきた時に)一間高バサミ」を詳解。
本当のことをいうとこの部分を、
小目や他のハサミ方にまで広げて
解説してくれるのを期待していたのだが…。
その点も不満といえば不満。

ただ「ハサミへの苦手意識」を少しは解消してくれそうなので、
一度、通して読んでみたいとは思う。


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