対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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小沢一郎の棋書を斬る!

2010-01-24 19:22:52 | 棋書
閑話休題その2。

怪力乱神を語らぬブログとしては
再び小沢一郎に触れるのは危険ではあるけれど、
その車に置いてある棋書が公開されたとなれば、
棋書マニアとしては黙っているわけにはいかない(笑)。

ざっと見た感じでは
オイラの好みと合わないねぇ(笑)」。

まず新聞記事にも具体名として名前が掲載された
武宮プロの「アマが強くなれない4つの理由」は、
私が嫌いなシリーズの中の一冊(汗)。

一方、同じ武宮プロでも
名局細解」は私も多分一通り並べたことがある。
リンク先に書いてある通り、非常に有益だが、
この単行本は4局しか収録されていないというコストパフォーマンスが、
貧乏性の私にはちょっと…。

同じく武宮プロの「六段挑戦の実戦手筋」はちゃんと読んだことはないが、
中身は手筋問題集だったと思う。

棋苑図書の本は割と良書が多いので、
同出版社の「六段挑戦の実戦死活」(趙治勲著)と共に、
持っていて損はない本。
ただ物々しいタイトルほど難しくはなく、
基本手筋、基本死活を扱っている

依田プロの「並べるだけで強くなる古典名局集」、
石田秀芳プロの「プロの常識・アマの非常識」は
刊行時に立ち読みした感想を書いているのでリンク先参照のこと。

白江元プロの「布石上手はあとが楽」は、
全く興味がないので持ってませんし、知りません。



上記の本はいずれも私は読んだことはあっても持ってはいない。
ただ最後の一冊「置き去りの傷をさがせ」だけは所持。
しかしこの本は9路盤における終局間際の手入れ忘れを指摘する本で
級位者向けの「囲碁未来」に連載されている講座なので、
写真の中ではかなり異色といえる。

本から判断するに小沢一郎は武宮プロの碁が好き
まぁ結構、経営者や政治家といったお偉い人
細かいことを気にせず大らかな(とされている)
武宮プロみたいな碁が好きな人が多いようだ。

それから「基本死活」「基本手筋」を
大事にしていることが伺える。
これは師事している依田プロや白江元プロの教えを、
忠実に実践しているのだろう。

それにしても囲碁界にとって、
良いか悪いかは別として、
小沢一郎は近年稀にみる広告塔ですな。


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