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雪割草

2014年02月23日 22時53分49秒 | 花の神話と伝説
別 名  「三角草(みすみそう)」「洲浜草(すはまそう)」
             「洲浜細辛」「洲浜菊」(Liver leaf)



花言葉  「あなたを信じます」「信頼」「期待」「内緒」「優雅」
    「高貴」「自信」「和解」「はにかみや」「忍耐」「期待」

季語 初春
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※科・属名 サクラソウ科・サクラソウ(プリムラ)属
原産地 東地中海・小アジア原産
状態 多年草

ユキワリソウは日本原産のサクラソウ科プリムラ属の落葉宿根草です。
日本各地の山地に自生する花で、サクラソウに似た紅紫色の5弁花を開きます。
1~2cmの可憐な花を健気に咲かせます。
葉は3~8cmのへら形で裏面に淡黄粉を密につけます。
草丈は10~15cm、
※開花期は2~4月頃です。

ユキワリソウ(雪割草 学名:Primula farinosa subsp. modesta)は、
サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
高山植物で日本全土の亜高山帯から高山帯に自生する。

特徴
山地の湿った岩場に生育する。
高さは10cmほどになる。
葉はだ円形で根生し、幅1-1.5cm、長さ3-10cm、表面は緑色でしわが多く、ふちには波状のゆるい鋸歯があり、やや裏側に曲がる。
また、葉の裏面は淡黄の粉がある。
花茎は高さ7-15cmになり、その先に3-20個の淡い紅紫色の花をつける。
花の径は10-14mm。
苞は線形になり、基部は袋状に膨らまない。
※花期は5-6月。

変種
ユキワリソウ(基変種) Primula farinosa L. subsp. modesta (Bisset et S.Moore) Pax var. modesta (Bisset et S.Moore) Makino ex T.Yamaz.
ユキワリコザクラ Primula farinosa L. subsp. modesta (Bisset et S.Moore) Pax var. fauriei (Franch.) Miyabe
葉が小卵形であり、鋸歯がはっきりしない。
細長い葉柄がつく。
本州(奥羽地方)、北海道、千島、樺太、済州島に分布する。
レブンコザクラ Primula farinosa L. subsp. modesta (Bisset et S.Moore) Pax var. matsumurae (Petitm.) T.Yamaz. 
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)。
北海道の礼文島に自生する。
千島、朝鮮半島、アジア寒帯に分布する。苞の基部が、やや膨らむ。
サマニユキワリ Primula farinosa L. subsp. modesta (Bisset et S.Moore) Pax var. samanimontana (Tatew.) T.Yamaz.
北海道のアポイ岳周辺の日高地方南部に分布する。
葉が細く、縁が強く内側に巻き込む。

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キンポウゲ科の多年草。
・本州から四国の早春の低山地で、雪解けを待って茎の先端に、白や淡紅、紅紫、青紫の花を一つつける。
・葉の形が婚礼の儀式などに用いられる洲浜台、また浜辺の洲浜のようであることから洲浜草とも呼ばれる。

雪割草はキンポウゲ科のミスミソウ、スハマソウの別名でもある。
また、イチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲ、ショウジョウバカマ、ハシリドコロなども雪割草、雪割花とよぶ地方もあります。

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Hepatica nobilis
    var. japonica
    form. variegata (洲浜草)
    Hepatica nobilis var. japonica(三角草)
    Hepatica : ミスミソウ属
    nobilis : 気品のある、立派な
    japonica : 日本の
    variegata : 斑紋のある、雑食の

 Hepatica(ヘパティカ)は、ラテン語の「hepaticus(肝臓)」が語源。
 葉の形に由来しております。
 ※(Primula(サクラソウ属)に属する、とする説もあり)
 
・早春に開花。

名前の由来
・雪の残っているころに雪を割るようにして咲き出すのが名の由来。

・「三角草(みすみそう)」葉が三裂するところから。
   これの別名を雪割草と呼ぶ。

・「洲浜草(すはまそう)」
   葉の形が、祝いの席に飾る島台の”州浜”に似ているところから。
   これも別名を雪割草と呼ぶ。

・ハート型の葉っぱの形から、
 英語で「Liver leaf(肝臓の葉)」とも呼ばれる。


※ユキワリソウの名で呼ばれているのは、葉の先が三角に分かれているキンポウゲ科の『ミスミソウ「三角草(ヘパティカ・ノビリスの変種)」』、あるいはミスミソウの仲間で、洲浜台(弧状になった砂浜のこと)に似るので「スハマソウ(洲浜草)」があります。

・花に見えるのは6~9枚の萼で、2~5月頃にピンクや薄紫、紅紫、白などの可憐な花を咲かせ、根茎は這うように伸び、冬も枯れません。

・庭の下草や路地植えとして楽しめます。
英名はハート形の葉から「Liver Leaf(肝臓の葉)」とも呼ばれます。

※ただ、植物分類上においてはサクラソウ属のユキワリソウが正式のユキワリソウで、ミスミソウをユキワリソウと呼ぶことは誤用だとされます。

長く厳しい冬を耐え抜いて可憐な顔をのぞかせる「雪割草」。

 花言葉は、「はにかみや」。
小さく可憐な花ながら、色は鮮やかで、花弁の形や咲き方も様々となり、まさに日本の雪国の早春を告げる妖精のような花。

キンポウゲ科ミスミソウ属(Hepatica)の園芸名として知られ、日本にも数種が自生。
丈夫であるため鉢植えなどでも楽しめ、ガーデニング愛好家にも人気があります。
また、庭木としてだけでなく、色とりどりの群生の美しさも格別。
早春、木立の中で愛らしい花々が咲き乱れ、お互いを引き立てながら調和しあう美しさは、出会った人々にすばらしい思い出を与えてくれることでしょう。

 新潟県の越後丘陵公園に咲く雪割草の見頃は3月下旬から4月中旬。
 埼玉県にある国営武蔵丘陵森林公園(東武東上線「森林公園駅」下車)内の植物園では
「雪国の妖精 雪割草展」が開催中。
 様々な雪割草の鉢植え展示と、この花に魅せられた芸術家によるデッサンや押し絵の展示、園芸講座などが行 われてます。3月6日(日)まで。


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ウィキペディアその他より。
掲載中の内容はキンポウゲ科・サクラソウ科とございすが、検討しなくてはならないところです。
開花の時期のずれは地方によるものと思われます。
必要に応じて加筆・訂正致します。



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