予想外の音楽療法

2017年11月23日 | 日記
今日は施設の子達と職員で、音楽療法のイベントをした。

公共の体育館を1時間借りて、音楽療法の先生を呼んでのイベントだった。

行く前に、他の職員に「どんなことするんですかね?」と聞いたのだが、誰も知らなかった。

社長はじめ上司達もいまいち把握していない。

「なんか踊ったりするらしいんですけど、どんな感じの踊りなのかは…」

と言う。

まあ音楽療法てくらいだから、女性の先生が来て、静かな音楽に乗せてヨガのようなことでもするのかな。

と想像して皆で行った。

私はMちゃんの車イスを押して体育館に入った。

すると先生が先に来ていた。

静かな感じの女性の先生が…


ん?


え?


全然違う。


奇抜なTシャツを着て、ピチッとしたタイツのようなのを履いて、腰に何か派手な色の布をまとった、

おじさん!


すると派手なおじさんが皆に小さなマラカスを配った。

ちょ、

この人が先生なのね。

と、何の合図もなく音楽が鳴り始めた。

サンバだかマンボだかラテン系の音楽が!

おじさん先生が腰をクネクネさせながら踊り始めた。

なんだか知らないがおじさんの真似をして踊る私たち。

そして今度は往年のディスコミュージックになった。

ヒーヒーしながらも踊る私。

でも、あ~ら、なんだか楽しいじゃん。

どんどんノリノリになるおばちゃん。

しかも前の列で。

アース・ウィンド&ファイアーなんか流れてきた時にゃあ、おじさん先生に負けないくらいノリノリが頂点になったおばちゃん。

踊りながらふと後ろの方を見たら、社長や職員達がこじんまりと踊っていた。

あ…

我にかえったおばちゃん。

いいえ、いいえ、こういう時はオーバーなくらい楽しんだ方が良いのよ!

イエーイッ!

明日は筋肉痛まちがいないおばちゃん。

こんな私だけど辞めさせたらイケないよ社長。

どさくさに紛れて踊りながらテレパシーを社長に送ったおばちゃん。


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