つぎに医師の立場からのご意見を
私が一番目からウロコだったのが、産科医の先生の話でした。
この会には、飯田市立病院の山崎先生と
椎名レディースクリニックの椎名先生が出席されていました。
山崎先生のお話から・・・
冒頭の挨拶より、かなりな威圧感を感じました。
参加問題に対しての考え方は、
1、病院・医師は精一杯やっている。
2、全国的に産科医不足の中、市立病院を中核病院として
産科を存続できたことをまず評価したい。
3、次世代の医師を確保するためには、
産科医の勤務条件をもっと良くしなければならない。
例えば、休日の確保や学会への出席、研究時間の保障、
また研修医の受け入れ態勢など。
4、3が出来るためには、常勤医師を10名ほど確保して、
市立病院が中核病院としてもっと整備されなければならない。
5、市立病院と個人病院の共通カルテによる連携というものは、
全国的にも例を見ない画期的なこと。 だそうです。
若干、私の理解不足による相違があるかもしれません。
(どうでしょうか、信州日報の岡田くん?)
5について、他地域から講演依頼がくるほどのことだそうです。
何がそんなに画期的なのか?不思議に思いませんか???
医師というのは、出身大学ごとに派閥?系列のようなものがあるそうです。
それは、同じ胃の手術をするにしても、大学によって方法が違ったりすることがあるんだそうで。
その系列が違う病院や先生同士が手を組む。ということが、すごいらしいのです。
へぇ~、へぇ~、へぇ~ 20へぇですわ。
そんなこと、患者には関係ありません!
でも、これが長野県のモデル地区として評価され、2月1日より信大から医師が1名派遣されています。
この1名がなぜ日赤ではなく、市立病院かというと、
市立病院は国のいうところの「中核病院」であって、日赤は違うから。
山崎先生の考え方は、国の方針に添っていて、
お産というものはやはりリスクがあるものだから、市立病院を「周産期センター」のような形にして、出産を集約していったほうがよい。
産婦人科医がたくさんいれば核とバリエーションのような形で個人病院も
あってよいと思うが、現状ではまず中核病院をきちんとしないといけない。
椎名先生は、ご自身も個人で病院を経営されているので、
個人病院での出産が妊婦さんに求められているのかを聞きたい。とのこと。
また、助産師さんの活用を多くの参加者が口にしましたが、椎名先生から
「医師よりも先にお産の現場から離れていったのは、助産師である。」との発言。
助産師がいない産婦人科病院も少なくないそうです。あらら。
活躍できる場がなかったのか、それとも・・・
長くなりました。まだ続きます。
こちらもご覧ください。
「産科問題について住民の意見を聞く会」報告 その前に
「産科問題について住民の意見を聞く会」報告 その①
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私が一番目からウロコだったのが、産科医の先生の話でした。
この会には、飯田市立病院の山崎先生と
椎名レディースクリニックの椎名先生が出席されていました。
山崎先生のお話から・・・
冒頭の挨拶より、かなりな威圧感を感じました。
参加問題に対しての考え方は、
1、病院・医師は精一杯やっている。
2、全国的に産科医不足の中、市立病院を中核病院として
産科を存続できたことをまず評価したい。
3、次世代の医師を確保するためには、
産科医の勤務条件をもっと良くしなければならない。
例えば、休日の確保や学会への出席、研究時間の保障、
また研修医の受け入れ態勢など。
4、3が出来るためには、常勤医師を10名ほど確保して、
市立病院が中核病院としてもっと整備されなければならない。
5、市立病院と個人病院の共通カルテによる連携というものは、
全国的にも例を見ない画期的なこと。 だそうです。
若干、私の理解不足による相違があるかもしれません。
(どうでしょうか、信州日報の岡田くん?)
5について、他地域から講演依頼がくるほどのことだそうです。
何がそんなに画期的なのか?不思議に思いませんか???
医師というのは、出身大学ごとに派閥?系列のようなものがあるそうです。
それは、同じ胃の手術をするにしても、大学によって方法が違ったりすることがあるんだそうで。
その系列が違う病院や先生同士が手を組む。ということが、すごいらしいのです。
へぇ~、へぇ~、へぇ~ 20へぇですわ。
そんなこと、患者には関係ありません!
でも、これが長野県のモデル地区として評価され、2月1日より信大から医師が1名派遣されています。
この1名がなぜ日赤ではなく、市立病院かというと、
市立病院は国のいうところの「中核病院」であって、日赤は違うから。
山崎先生の考え方は、国の方針に添っていて、
お産というものはやはりリスクがあるものだから、市立病院を「周産期センター」のような形にして、出産を集約していったほうがよい。
産婦人科医がたくさんいれば核とバリエーションのような形で個人病院も
あってよいと思うが、現状ではまず中核病院をきちんとしないといけない。
椎名先生は、ご自身も個人で病院を経営されているので、
個人病院での出産が妊婦さんに求められているのかを聞きたい。とのこと。
また、助産師さんの活用を多くの参加者が口にしましたが、椎名先生から
「医師よりも先にお産の現場から離れていったのは、助産師である。」との発言。
助産師がいない産婦人科病院も少なくないそうです。あらら。
活躍できる場がなかったのか、それとも・・・
長くなりました。まだ続きます。
こちらもご覧ください。
「産科問題について住民の意見を聞く会」報告 その前に
「産科問題について住民の意見を聞く会」報告 その①
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まずはレポートについて。新聞以上の緻密かつ豊富な情報提供、アンド当を得た感想(突っ込み?)が素晴らしい!
白い巨塔の世界は、パンピーには正直よく分からん複雑なジジョーが渦巻いていそうです。それでも現状が厳しいのはよく分かったから、どんな将来像を描きたいのかについてもっと話し合いを前進すれば良かったのにと感じました(←某ご立派な産科医に)。せめて「皆さんのお子さんの中から一人でも多く、将来の産科医が誕生することを期待します」ぐらいの夢でも語れよ!ってね。
3.には大いに同感です。
き@ばあさんのリンクしてあったブログ読みましたが、
医学生や、家族が「産婦人科医ってこんなに、魅力的なんだ」と思える状態にするべきだと思います。
5.には私も?????
画期的なんですか?
私はすごくイヤですが。
せめて共通カルテで見てもらう先生には産科知識の豊富な先生がいいですね。
「おなかがよく張るんです」「胎動が少ないみたいなんだけど?」って不安や疑問を相談して返事ができないような先生じゃ、安心して妊婦生活送れないし。
妊婦の状態を先生自身で把握しておいたほうが、出産時も臨機応変に対応できると思うのですが。
でも産婦人科医がいない状態でのこの方法は確かにしょうがない・・という気持ちです。
産婦人科医はお産に専念できるということでしょうか。
き@ばあさんの参加した会の次の日、
長野市でも大規模なイベントがあったそうです。
http://umuumunet.jugem.jp/
前日に其れを知らされたので、あわてて自分の意見と、「ママサークルでも産婦人科医減少問題はすごく気になることで、盛り上がっているよ」とママチャの存在を人づてにイベントにわたるようにお願いしました。
掲示板の内容も出して載せちゃおうかとも思ったけど、書き込み者に無断じゃいけないと思いそこまでは伝えませんでした。
ママチャの存在を伝えることで、少しでも、南信に住むママの意見が取り上げられるように。
↑のホームページを見てもらえるとわかるように、長野市で行われたシンポジウムのほうも「????」ということが多い内容だそうです。
なんだか歯がゆいことばかりです。
岡田くんからの嬉しい伝言ありがとうございます
信州日報に就職させてもらえるかなぁ?{face_ase2/}
医師会って難しいんだなぁ・・・
やっぱり学会とかで研究発表したいんだなぁ・・・
っていうのが、パンピーの感想です。
そうそう、今後の話をもっとできればよかったですよね。
今後もコメント期待してますのでよろしくお願いします。
つぶあんさま
そうそう、懇談会でも長野で行われた会の案内があって、
「明日、長野市で行われますので、ぜひご参加を・・・云々」って!
飯田に住んでいる一般主婦が今日の明日で行けるかっつーの
ほんと、今の状況ではこの連携が一番の方策なのかも知れないけれど、
もっと私たちが安全・安心に産めるようになって欲しいですね。
この懇談会の行方に注目しています。