10月14日(金)は1年生の考古学の講座でした。
講師は山梨県埋蔵文化センターのK先生です。K先生は文化財の発掘・研究をなさっている新進気鋭の研究者です。
平成生まれのK先生。今回が初めての講義ということで、勧学院生のために一生懸命に講義の内容を組み立ててくださいました。
上野原の「狐原」通称「きつねっぱら」の遺跡や大月遺跡・子の神古墳など、地域の遺跡の歴史的価値付けについての講義は、勧学院生の興味に火をつけたようです。
考古学には、なじみのなかった勧学院生も、太古の昔に思いをはせて、興味深く学んだ様子がアンケートからもうかがい知ることが出来ました。
アンケートより抜粋
・歴史を学ぶ上でとても大事な事であると思いました。家に古い井戸があるのですが石積が古墳時代のものととても似ているので歴史を感じました。
・人類が住み始めた頃を知れば知るほどその時代のロマン、想像の世界に引き込まれていく感覚でした。
・興味深く聞くことが出来ました。上野原市の遺跡を深く勉強してみたくなりました。銚子塚古墳にも行ってみたいです。
・とてもわかりやすい整理された講義内容だったと思います。テーマへの興味はBでも、講義を聴いた後の満足度はA以上で考古学という学問を理解し興味へという入り口に導いてくれました。
・考古学というものは縁のないものだと思っていましたが広い意味で現代と同じだと思いました。
・大変興味のある講座でした。資料が手元にないことが残念でした。これほどの内容であって資料があれば復習が出来てますます考古学に興味が持てたと感じます。パネルを見ながらメモしましたが追いつきませんでした。(シニア世代には、手元の資料が頼りです・・)
本日の花は野菊とクジャクソウ