kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

恐怖!!そうめん地獄

2010年07月14日 | カノリンヌ

ふと、今日一日何も食べていないことに、今気付きました。もう晩ご飯の時間じゃないか。ただ、お腹はすいているようなのですが、とりたてて「何を食べたい」というものが無い。オリジナル冷や汁に、そうめんという組み合わせが今のところハズレなしなので、ベストなのかも知れません。

が!
この調子で行ったら、また子供の頃に逆戻りしてしまう!

子供の頃、私はそうめんが大嫌いでした。料理嫌いな母のせいで夏休みの間中、朝も昼も(たまに晩も)そうめんだったからです。そうめんつゆを大量に作っておけば、しばらくは冷蔵庫に保存できるし。でも、うっかり麦茶と間違えて誤飲する事もしばしばで、そうなると、そうめんに対する憎しみも積もって行くワケで。

そんな、そうめんとの戦いの日々も夏休みの終わりとともに終焉を迎えると思うでしょう?
甘ーーーい!!
お歳暮で大量に届いた桐の箱に入ったそうめんは、虫がわいても茹でればダイジョウブ的な発想で底が尽きるまで私を攻め続けるのでした。お陰で桐の箱の匂いまで嫌いになってしまったじゃないか。

大人になって、やっとそうめん地獄から抜けられた今、むしろそうめんって意外に良いヤツじゃん?くらいにそうめんの優しい一面を見た気になっていたのに、ここんとこそうめんが続いたために、ちょっと距離をおきたい。出来れば2,3日、里に帰らせてもらいたい。そんな気分になって来ております。

私とそうめんに危機が訪れようとしとる!!

と言いつつ、台所にそうめんが一束、じっとこっちを見ている・・・そして、そっと手を伸ばす私がいる・・・。

と、これだけそうめんを連呼する日記って、よっぽどのそうめん好きだよな。 これでちょっとは痩せるが良い。そして「そうめんダイエット」とかいう本を出して、もうけて丸々と太れば良いと思う。


<冷や汁カノリンヌVer.>
・材料
味噌、すりごま(白)、きゅうり、絹ごし豆腐、わかめ、みょうが、みりん、水、だし醤油・・・などを薄く切ったり、潰したり、混ぜたりして、冷たい味噌汁的な感じにしてください。
・分量
あなた好みの味にして☆

本来は冷や汁専用の味噌とかもあったり、地方によっては焼いた魚をほぐして入れたりもするようですが、あくまでこのレシピはオレ流ですので参考程度に(本来の「冷や汁」レシピを知りたい方は、ぐぐると良いですね)

ご自分の好きな物を入れ、お好みの味にすれば良いヨ☆

味に国境ナシ!


今日のBGM:春風亭昇太 / 昇太の古典


 ←押してもらえると嬉しいナ☆

久々の~

2010年06月17日 | カノリンヌ

お久しブリングルス!この季節に不快指数を大幅に上げての登場です。お元気でしょうか?カノリンヌです。

前回日記を書いたのが今年の1月という体たらくで、萬作編集長(女)に尻を叩かれつつのらりくらりと過ごしておりました。あれからおよそ半年。この6ヶ月という短い期間にも、色んな事がありました。結婚したりね。しねーよ。ばあちゃんが死んだりね。これは本当ですけども。

そんな事がありつつも、何とか生きてます。わたし。

でね、最近ちょっと気になってる事があるんですよー。ソーシャルネットワークサービスってあるじゃないですかー。テレビつけてると、それのCMが頻繁に流れるわけです。で、そこに出て来るタレントさんや芸人さんが携帯を眺めつつ、無料って言いながら結局有料のゲームをやったり、メール用の絵文字を取ったりしてるわけなんですが、なんでそんなにうつろなの?

確かに、携帯を見ながらオロナミンCのCMばりにテンション上げられても携帯壊れるよーって思うんだけど、こう「取りほうだ~い」とか言った後、バツが悪そうに「はぁ~あ、しょーもな」って言ってる。あ、知らない?編集でカットしてるからみんな知らないんだね。まぁウソですけど。でも、そんな感じ。

あれだ、聞いてるだけだと良い歌だな~とか思うんだけど、いざ歌ってみるとサビの部分を1回歌っただけで「も、いいや」ってなる時のテンション下がった時に撮影したろ?って感じがする。

そんな感じがしてるだけです。久々の日記なんで、ちょっとバツが悪い感じがして、べつに書かなくても良いことばかりを書いた感じです。

また書きます。


Dream Theater / Black Clouds & Silver Linings


 ←押すと良いことあるカモ

飲めや

2010年01月05日 | カノリンヌ

明けましておめでとうございます。暖を取るために、紅茶と珈琲を交互にガブガブ飲んでます。こんな私ですが、今年も宜しくお願いします。

温暖化対策として、できるだけ暖房器具を使用しないようにしているのですが、そうすると厚着だけでは足りないので暖かいものを体内に流し込みます。

甘い飲み物は口の中がベタベタするし太るし、毎日ジュースを買うほどお金持ちではないので、紅茶、珈琲をストレートで。となると、胃が荒れるのですよ。かと言って、水分も摂らなければ。また血がドロドロになって目眩を起こしても仕方が無いので水を・・・。

寒くて飲めない。

カノリンヌ家では、もともと生水を飲むという習慣がございませんでした。お腹こわしたらどうすんの!?と、日本国内に住んでるとは思えない感覚で。単純に、うちの団地の貯水タンクが汚くて、上の階のじいさんが水道水を飲んで石が溜まったという事件を鵜呑みにした結果なのですが。今にして思えば、それも都市伝説だったよなー。水道水で石が溜まるて・・・。もしくは、貯水タンクが「よっぽど」だったという事か。

まぁ、そういういきさつがあったのなら浄水器でも買えやという話しなんですが、ウチの一家もアホなもんですから「沸かせばいいんじゃない?」的な、これまた「日本か?」という発想で暴走し、そのせいで水を飲む習慣を見失ったという次第で、へぇ、めんぼくない。

私の周りにはボスを筆頭に「水を飲む人」が多くて、ノリカばりに1日に2リットル水を飲む人もいます。それは流石に多すぎやしないか?とは思いますが、飲まない私よりは遥かに健康的だと思いますので、何も言いません(逆に、もっと水を飲めと言われるのは分かってるので、あえて二の轍は踏むこともあるまい)

で、ある日、水を飲む人は冬になるとお湯を飲んでいる事に気付きいたのです。「なんであんな不味いものを飲むの?気持ちワルー」と思ったものの、浄水器を買ってから、ただの水を沸かしても飲む事が出来るという事を知りました。これで大阪の水質の悪さを幾分かは分かっていただけたのではないでしょうか。

浄水器があるとはいえ、結局は「喉が渇いている時以外に水分を摂る」という習慣がないため、なかなかお湯を飲むという事が出来ないでいます。だって、喉が渇いている時はお湯より水を飲むから。



ま、勝手にせぇやという話しですわ。



Dream Theater / Black Clouds & Silver Linings


 ←押すと良いことあるカモ

感謝をこめて

2009年12月30日 | カノリンヌ

ABCホールで公演されていた「BARBARAKI」も無事に終わりました。

出演者の皆様、スタッフの皆様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。とても素晴らしい舞台に、ほんのちょっとでも携われた事、そしてたくさんの良い経験をさせて頂いた事に心から感謝です。

それから、この舞台を観に来てくださった皆様、ありがとうございました。「とても素晴らしかった」という言葉に「でしょ?でしょ!?」と共感出来て嬉しかったです。

リハの段階から連日号泣していた私ですが、何をそんなに泣いていたかというと
とても哀しい恋のお話だったワケですよ(さっきも思い出して、風呂で泣いた)

その、恋に破れた哀しみや、孤独、怒り、色んな思いが入り交じったものを言葉にするでなく、歌にするでなく、魂が泣き叫ぶ様を体で表現されていて、それがストレートなパワーの塊になって観る人にぶつかってくるのです。それは、このところ感じた事のない気持ちだったので、とても印象深いものとなりました(千秋楽では目頭と目尻から涙がこぼれるほどで、漫画に例えるなら、のび太の泣き方ですわ)

もう、リハーサルの時間に、例の哀しいシーンで流れる曲が聞こえてきただけで「ジワ~」となってました。パブロフの犬状態です。主役の荒木優貴ママの顔を見ただけで泣けてきそうだったので、出来るだけ見ないようにしてました(目を合わせないようにしてたら、結局、それのせいで後でつつかれた)

でも、哀しいばかりじゃないんですよ。豪華でセクシーで笑いもあり、ダンスも格好良くてグイグイ引き込まれて、あっという間に終わってしまう見応え充分の、とても楽しいショーでした。

それに、ボスのライブペインティングが舞台の上ではこんな風になるのか!という驚きもあり、新しい形を見る事ができて良かったです。

当然ながらボスは毎日クタクタで、漫画以外で「バタンキュー」を見ましたよ。それだけ、全身全霊で描いていたという事ですなー。

最終日に、女優の美津乃あわさんと少しだけお話しさせてもらったら「こんなに皆の思いが強い舞台は初めてで、とても面白い作品になった」とおっしゃってました。

ほんとに貴重な経験が出来たこと、そして楽しい時間を過ごさせてもらったことを
ありがたく思います(一人呑気でごめん)


The Mars Volta / Amputechture


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きのこがデコメになりました

2009年12月22日 | カノリンヌ

えー、お久しぶりでございます。カノリンヌです。

久しぶりに書き込むというのに何なんですが、告知です。ええ、告知させてもらいますよ(憮然とした顔で)

わたくし、細々と「キノコタタキウリ」という4コマ漫画を描いておりましてね。その主人公が「きのこ太郎次郎吉」って言うんですけど、読んで字のごとくキノコの格好をしたヤツが何かしでかすという、ただそれだけの、それはもう馬鹿馬鹿しくて脱力するようなものなのですが・・・。

案外それが人の心を癒すのだそうで、色んな方から「これは良いぜ」と言っていただき、そうこうしているうちに、本日よりJOYSOUNDサマの携帯デコメ用サイトから、きのこ太郎次郎吉のデコメや絵文字が配信される事とあいなりました(携帯のみの対応となっております)

それもこれも、ミワンコフDXのスーパー営業と、次郎吉に目をつけてくださったJOYSOUNDサマ、そして次郎吉さんを「良い・・・」と言ってくださったみなさんのお陰でございますよ。ホントにありがとうございます。

サイト「ポケデコメDX」のトップページにある「年賀状メールを送ろう」のすぐ下にあります。是非、動く次郎吉を見て、この師走の忙しい時期に脱力してください。

★ポケデコメDX
http://poke.jp/dx/

★キノコタタキウリ
http://d.hatena.ne.jp/kanorinne/


Dream Theater / Black Clouds & Silver Linings


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今年初の、お寒うございます

2009年11月04日 | カノリンヌ

私が暑がりなのは大阪では有名な話しですが、こんな私でも、ここ2日の冷え込みには完敗してフリースにフリースを重ね着しております。冷え性な感じが女の人っぽい!

夜になると月光も輝かしく、さっきも、月見でもしてみようかと朝方のベランダに出てみたのですが、吐く息が白くなるくらい寒かったので5秒でリタイヤ。風邪ひくわー。

そういえば昔、季節の話や時候の挨拶をすると怒る、という友人がいましたっけね。「そんな話しを振られて、俺は何て答えたらエエねん」と。

いやいやいや、日本人には風情っちゅうもんがあってやね「空が高くなったね」と言えば「もう秋やね」と答える、それが日本人じゃないの。と説明したけれど「ム・イ・ミ」と、断固拒否された。確かに、意味はないけどねー。

そんな友人も、自分の彼女以外の女の子(しかも友人)に片っ端から手を出し、お金を貢がせたり借金をしまくった挙げ句、評判もガタ落ちになっちゃって私達の前から消えてしまいました。

私にとっては、古い付き合いの面倒見の良い頼りになる男だっただけに、どこで道を間違えたのかと残念な心持ちでした。しかしながら、もし自分が彼の立場だったら、友人に「私が思ってた人と違う」なんて言われても「そりゃ仕方ないよね」としか言いようが無い。人間なんてそんなものだし。

おっと、風情のある話しにしようと思ったのに結局こんなことかよ。つくづく、自分にも風情が無いなーと、思ったり思わなかったり。


The Ramones / Mania


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ウチの空気人形

2009年11月03日 | カノリンヌ

と言っても、お口をポカーンとあけた、あの人形ではないので悪しからず。っつーか、そんなもの、うちにあっても使いようがない。

その昔、UFOキャッチャーでゲットした、空気を入れるパンチング人形みたいなものです。しかも真っ黄色のスマイリーくん。いつも風呂場の前で仁王立ちしております。

が、たまに「誰にヤラれた!?」って言いたくなる感じで、つっぷして倒れる時があるんですよ。空気が抜けたワケじゃないんです。もう1年以上、空気を追加して入れてません。最も不思議なのが、フニャーと倒れたとしても、しばらくしたらまた復活してシャキッとなるということ。

この現象、この時期になると気圧が不安定になるために起こるようです。

以前書いた事があると思いますが、このスマイリーくんが倒れるとテレビで訃報が相次ぐんですねー。(ちなみに去年の今頃もスマイリーくんは倒れ、マイケル・クライトン氏が亡くなっている)

気圧の変化と死亡率の関係性は、ためしてガッテンでも言ってたので信憑性があると信じているんですが、まさか自分ちでそれが測定できるとは・・・。

だからと言って、別に何かに活用されるワケもなく、風呂場に行った時にスマイリーくんが倒れてるのを見つけると「あー、また誰かが死ぬんだなー」と思う程度です。

これが大昔とかだったら気圧の事とか分からないから、村じゅうが大騒ぎです。「スマイリー様がお倒れになったぞ!いかん、弱ってる年寄りを隠せ!」「不吉じゃー!スマイリー様にお供えものをしろー!」

・・・と、こうやって村じゅうの人間が集まってスマイリー様にお供え物をしたり、歌を歌ったり踊ったりしたのが、村祭りや盆踊りの始まりということじゃ。とっぴんぱらりのぷぅ。


The Mars Volta / Amputechture


 ←昔に思いを馳せながら押して。

軽くなる方法

2009年10月20日 | カノリンヌ

どうも。カノリンヌです。

めっきり涼しくなってまいりましたが、みなさまいかがおすごしでしょうか?「おやおや“寒く”の間違いじゃないか?」とお思いの方へ。私にとって、つい最近までは猛暑が続いておったんですよ。じっとしてても汗かく、みたいな。なので、今もって半袖Tシャツ。外国人並の半袖率で生きてます。

そんな私ですが、最近五十肩になりましてね。四十肩とどう違うかってーと、別に変わりはありません。元々は五十肩と言っておりましたが、最近は三十代四十代でも肩を壊す人が多い。てなワケで、四十肩がメジャーになってるそうですが、本来は五十肩・・・っつーか、四十でも五十でもいいや。そんなこた、どうでも。

この痛さよ。

よく漫画で「グワーッ!!」とか「グゥッ!!」とかいうオノマトペがありますが、「なーにがグワーだ、アヒルかよ」なんて思ってたんですよ、つい1ヶ月前までは。


今、言ってます、自分。



左肩をやっちまったんですが、これが思いのほか痛い。うっかり一定の範囲外に腕を上げたりすると、もう立ってられない。で「グワーッ!」ですわ。最初の「グ」は、急激な痛みに襲われた時に思わず出る「グ」で、「ワーッ!」は、後を引く痛みに対する「ワーッ!」これをウチの床を転がりながらやるので、知らん人が入って来たら「誰にやられた!?」てな事になりかねません。危険!まぎらわしい!

左肩を温熱シートで温めたりバンテリン塗ったりしてると、ボスに「お前はピッチャーか」なんて言われるんですが、そうだったらまだ格好はつくものの、五十肩って原因も分からなけりゃ治療法も定まってない状態なんで、もうまるっきりジイさんの神経痛ですわ。なんか痛そうなんだけど、現実味がない感じ。

それが断続的に1ヶ月、無休で。アホかと。自分の肩、アホやろと。偏頭痛を持ってる方なら分かると思いますが「継続的痛み」というものは神経を逆なでするものです。嗚呼、また私の中のアイツが・・・アイツが帰って来る!!


手負いの熊がーっ!!



体型も去ることながら、完全に手負いの熊と化したら誰も止められません。部屋は荒れ放題、汚れた皿も水が腐るまで放置、洗濯物もたたまないで山積み、髪の毛が落ちてたら鷲掴みにしてゴミ箱に叩き付け・・・規模が小さい!っつか、家事?支障が出るの家事だけ?

まぁ、ね、色々羅列してもしょうがないのでこの辺にしておきますが、なんだろ、肩取り外したい。いや、取り外したい部分はたくさんあるので、いっその事、魂だけになりたい気持ちでいっぱいです。どんだけ身軽か。

以前、テレビで西村知美が遊体離脱できると豪語してましたが、習いに行こうかな。実際「アストラル・トリップの方法」ってのがあって、それを実行すれば遊体離脱できるらしいのですが、アストラル・トリップの最大の敵は「恐怖心」と「怠惰」であるらしく、今、この時点で完全にその2つに完敗してる私は出来ないではないかということに気付くのです。

ということは、気長に治るのを待つしかないワケで。ま、いいや。良い方に考えよう。季節が寒い方に移り変わってる事こそが不幸中の幸い。これが逆だったら私の中の手負いの熊が大阪を全滅させてたかも知れない。大阪の人達、良かったね!

あ、そうだ。むしろ「ちょっと死にたいなー」とか思ってる人はアストラル・トリップをやってみたらどうかと思う。死ぬ前に一度、自分の体から離れてみたらいいじゃない。

「はぁ、何で俺ってダメなんだろう」とか「私なんか、誰も愛してくれないのよ!」という私のような方も、自分に距離をおいてみたら案外そんなに悪くないって事が分かるかも知れません。よくあるでしょ。「最近、彼氏とうまく行ってないのよね」みたいな人が、しばらく彼氏と離れてみたら彼じゃないとダメだって分かった・・・的な事があったりなかったり。

まぁ、一度やってみたらどうだろう?お試しあれ!!

※ちなみに、肉体を一晩以上放置すると体が弱るらしいので、ほどほどに。体に戻りたくない、戻れないなどの苦情は一切受け付けておりませんので悪しからず。


Dream Theater / Six Degrees Of Inner Turbulence


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お体ご自愛くださいませ

2009年08月27日 | カノリンヌ

最近ニュース見てて思ったんだけど、いつから「豚インフルエンザ」ではなく「新型インフルエンザ」になったの?

あれかな、響きがイマイチ神妙さに欠けるからかな。「ブタ」っていうだけで、なんだかスゴく馬鹿にしてるような感じがしますからね。だいたい日常では「この豚野郎!」「メス豚が!」「金髪豚野郎」の3パターンくらいしか使いませんもんね。

そんなおり、ボスも先述していたとおりキスケスリィも風邪にやられました。豚インフルではなく、ブー太郎インフル。イメージ的には、黒の全身タイツを着込んだ何万というブー太郎が、槍持って「ワーッ」つって血管を走り回ってる感じ。何かハラ立つ。なかなかしぶとくて全滅しないでやんの。またハラ立つ。

マスク神話が崩壊した今、いくら「新型インフルではないんで~」つってマスク越しにバリバリの鼻声で言われたところで、食べる時はマスクはずすし皆と同じ皿を嘗め回したフォークで突つくわけで。アホかと。お前自体を煮沸消毒してやろうかと。

ほんとにね、仕方ない事は分かっております。健康管理出来なかった私が悪いのです。野菜が高値なのも私が悪いのです。衆院選で民主が圧勝したとしても、4年先には収入の15%の納税が待っているというのも、全て私が悪いんです。

そう思って殊勝に生きております。そんな私です。神様、早く風邪を治してください。


立川志の輔 / 両耳のやけど4「井戸の茶碗」


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大渋滞

2009年08月14日 | カノリンヌ

かれこれ10年以上、盆も正月もない生活をしております。
テレビ関係の仕事だったものですから仕方ないにしろ、盆になったらテレビも再放送ばっかにしろよと思いつつ、普通に出勤していたわけで。

でもって、辞めたら辞めたで盆どころか曜日もあまり関係なくなって、こうなってくると休みに何するとか、そういう事も頭から消し飛ぶものです。お陰で渋滞に巻き込まれたり、お盆料金なんてものを払わされずに済んでるわけですが、家族がいる人などは「今年はどこにも行かないからな」てなことも言いにくいのではないかと。ご苦労様です。

渋滞と言えば20年ほど前のゴールデンウィークに、家族(母と妹と私)で車を運転して九州まで行った事がありました。それはもう見事な大渋滞にハマりましたよ。あまりにも車が動かなくて、退屈しきった人達が道路脇をブラブラ歩いてました。その、歩いた人に追い抜かれるくらいの渋滞でした。

で、高速を降りたのは大阪を出発してから48時間後。まる2日車に乗りっぱなしですよ!?マジで修行かと思った。なんか小さい箱の中に閉じ込められてお経とか萎え続けるやつを思い出した。もう即身仏なりかけ。

当時は高速道路も今程あちこちに延びてなかったし、車を利用する人も多かったためにあれだけ混雑してしまったのでしょうが、たぶんあれだな、あの渋滞で離婚した夫婦は120組以上いたんじゃないかな。

とにかく何時間もサービスエリアにすら近づけないし、近付いてもサービスエリア内に入るために数時間。ここで一番困るのがトイレです。常にトイレの事を考えている。トイレに恋したかってくらい。

しかも、高速を降りるあたりにはサービスエリアがなくて、刻一刻と迫り来る限界と闘いながら、私達親子3人は脂汗をたらしつつ尻をもじもじさせながら、瞬きもせずトイレを探しておりました。

すると、高速の料金所脇の薄暗い場所に地味に設置されたトイレが!!もうね、砂漠でオアシスを見つけた気持ちってこういう感じなんだろうなーと。そうなったらとにかくトイレしか見えない。トイレ・マイ・ラブ!そういう思いの人は他にも大勢いました。そして、その殆どがアイドルを見つけた女子のように、一目散にトイレめがけて走っていました。

普段は、料金所のオッサンくらいしか利用者がいないだろうこのトイレ。こんなに脚光を浴びてドギマギしてるんじゃないかと思った。思いつつ、もちろん私達も車を止めるのもそこそこにトイレへと駆け出しました。こんなにもトイレが愛おしく思えた事はあったでしょうか。四方八方からトイレめがけて走っている女性達の、ひっ迫しつつも安堵の色をたたえた表情は、いまだに忘れる事ができません。

どこか、共通の苦しみを乗り越えた同志的な、戦友をたたえ合うような、とはいえ内容がトイレであるためにちょっと照れくさい感じ。そんな笑いを口の端にしのばせながら、ちょっと譲り合ったりしながらトイレ前の長蛇の列に並んだ私達は、とうとう長い闘いに勝ったのです!ウォーッ!

そんな感動にひたる間もなく、ずっと私達を待っている祖母と叔母に公衆電話から電話をすると、酷く怒ってました。何時間(何日)待たせるのかと。まぁ、向うは大渋滞の内容も修羅場も知らないし、携帯なんて便利な物も無かったワケですから、ひどく心配していたのでしょう。

なんだか、敵と死闘を繰り広げ世界を滅亡から救ったヒーローがヨレヨレになって帰宅したら、嫁に「何してたのよ、このダメリーマン!」とか言われる場面を想像しながら、やっと祖母の家に辿り着いたのは真夜中過ぎ。そんな時間でも出前やってる久留米のラーメンをとってもらい、豚骨スープをすすりながら、やっと九州に来たなぁなんて思いながら、気が付いたら深い眠りについていたのでした。


Black Clouds & Silver Linings / Dream Theater


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