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平成ちびまる子 =リーダーの条件?の巻=

2012-02-22 15:20:20 | 子供と向き合う
キリカの小学校では・・・
クラスの中で様々な活動をしていく中、『かかり』に分けてグループ活動をしていく。
ま、その決め方は、担任の先生によって違ったみたいで、
今まで様々なやり方があったみたいだが、
ただ『かかり』が決まってから『リーダー』を選出する・・のは同じだったみたい。

ところが、今回は「『リーダー』を先に決めます」・・・ト、先生が言ったそうだ。

担任の先生は、4月に転任してきた50代?の女性なのだが、
よく『思いつき』で話をするらしい。
しかも『ころころ変わって』『わけわからへん』と、キリカがぼやいていた(苦笑)
他の子ども達も(子どもから話を聞いた親も)困ったもんだ・・
と、思っているみたいだが、
ワタシはまぁ、そういうのもキリカにとってイイ経験なんちゃう?
と、思ってしまう。
だって、
社会に出てから出会う上司や先輩が、
すべて絵に描いたようなスバラシイ人達ばかりであるワケないし。
よほど困った展開にならない限り、口を出すつもりはない。
自分の事は棚に上げて、先生にばかり完璧を望む(要求?)する親はどうかと思う。
それはあるイミ子どもに対して過保護なような気がするけどなぁ・・

あら、脱線しました・・話を元に戻すと、
先生は・・・

リーダーになりたい人が、まず立候補する。
立候補した人が適していないと思ったら、理由を発言してもかまわない。
最終、多数決で決める。

という、説明をしたそうだ。

で、どうなったか・・・
オソロシイ展開となってしまった。

数人が立候補したそうなのだが、『えっ~~!!』というメンバーが三人。
このままリーダーになってもらっては困る!とばかりに、
ヨウシャ無しの発言が・・・

「Aくんは、よく遅刻するし忘れ物も多いのでリーダーに適さないと思います」
「Bさんは、自分の都合が悪くなるとすぐにスネて泣き出すので、
リーダーに適さないと思います」
「Cさんは自分の意見が通らないとスグ怒りだすので、リーダーに適さないと思います」
などなど・・・

これタブンだけど、公に悪口を言っているつもりではなく、
『リーダーになられたら困る・・』という切実でストレートな意見なのだろう。
先生に対してでもモノ申す男の子以外は、かなり勇気を出して発言してたみたい。

で、このモノ申す男の子→Tは、キリカとも気が合う(?)みたいなのだが、
なんとコノ時、
席が近くだったTとキリカはジャンケンでどちらが言うか決めたみたい(苦笑)
で、2回共Tが負けた・・・
キリカのマブダチAは、連絡ノートのコトで先生に叱られた直後だったらしく、
めずらしく参戦はしなかったそうだ(笑)

「Mは?」とワタシが聞くと・・・(M→コノ子もモノ申す男の子)
「入ってナイ。だって席がなれてたもん」だって。

ほか、モノ申すメンバーにはS(男の子)がいて、
彼はたぶんクラスで一番勉強ができると思うのだが(スポーツも出来るらしい)
先生に対して「オカシイ」と思ったコトは、もうバンバン発言するそうだ。

「先生なぁ・・聞こえへんフリするねんで」とキリカが言っていた(苦笑)

この話は長くなるので、また別の機会に・・・

キリカは、
他のそう思っている子ども達(リーダーになられては困る・・)が、
『モノ申さない』コトについて、さらっと言った。

「あとでめんどくさくなりそうなコトは、言わへんねん」

なるほど・・・

この話も長くなるので、また別の機会に・・・

だけど、まぁね・・今回、言われた方はタマラナイでしょ・・
ソノ子のコトがキライな理由ではなく、リーダーに適さない理由でも。
半泣きになっていた男の子もいたそうだ。
ただ・・・Cさんはスゴかった!

「Cさんは自分の意見が通らないとスグ怒りだすので、リーダーに適さないと思います」
と言われてスグに、
「そういう時には周りの人が言ってくれれば、ちゃんと出来ると思います!」
と、反論したのだ。
あ、あっぱれ!・・・

で、この収拾がつかなくなった状況を先生はどうしたか・・・
キリカ曰く「逆ギレして怒りだしてん」

「みんな!相手の気持ちをもっと考えて発言しなさい!!」

いやいや・・そう発言しても構わないって言うたん先生やん・・・
と突っ込みたいトコロだろうが・・

とりあえずその日はソノママ中止になったそうだが、
翌日改めて立候補を募っても、誰も手を挙げなかったみたいだ。
うーーーーん、なていうオチ・・・

しかも、そのまま何もなかったコトになってしまい、
仕方がナイので、その後決まった『かかり』の中で自主的にリーダーを決めたらしい。
それと、キリカ曰く・・
「イイことも一つあったで、Bさんがちょっと変わったわ」だって。

さて、その話を聞いたあとでワタシはキリカに言った。

「ママは、まず先生があやまらなあかんかったと思うわ」

主旨はどうであれ、
結果、立候補した子ども達を傷つけてしまうコトになったのなら、
タネをまいてしまった先生が、ゴメンナサイでしょ。
そこから、仕切り直せばイイと思う。

ところが、先生は今まで一度もあやまったコトがないそうだ。
やれやれ・・・

だけど、コノパターン結構多いみたい。
大人は子どもにあやまらない。

この話も長くなるので、また別の機会に・・・

話を元にもどすと・・・
「『今、リーダーに適さない子』がリーダーになれなかったら、
『今、リーダーに適している子』ばっかりが、リーダーになるけど、
それでイイんかな?」
と、問題提議をしておいた。

よくリーダーがまわってきて辟易しているキリカには、
頭のイタイ問題だろう・・・

ワタシがもし先生やったら・・・
せっかくの機会やし、上記の問題提起と、
みんなで『リーダーの条件』について話し合う。
で、その結果を紙にまとめて貼りだし(三つくらいね)
リーダーをやりたい子が練習できるような環境をサポートするけどな・・・

リーダーになりたい!という気持ちを、大切に育てたいわ。

そう・・今、PTAの図書実行委員長が見つけられなくて・・・
凹んでいます(大泣)
諸事情はモチロンあると思うが、
リーダーはカンベンしてください!というトコロだろうか・・

あぁ・・・だけど、他人事みたいな反応に虚しさがつのる。
ダレカはやらなあかんねんし・・・

ワタシはPTA活動を義務だとは思っていないし、
仕事と家族を優先するべきだと考えている。
で、そのために必要なのが『効率化』と『ワークシェアリング』だと思い、
システム化を図ってきたのだが、
そうするにはある程度の人数が欲しいねんなぁ・・(泣)
どうしましょかね・・・

この話も長くなるので、また別の機会に・・・

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