兵庫県内の自殺者が年間1300人を超える水準

2010-02-24 15:17:30 | うつ病
1998年以降、兵庫県内の自殺者が年間1300人を超える水準で推移している事態を受け、県が、自殺対策に専門的に取り組む「室」の設置などを含む体制強化を検討していることが23日、分かった。同日の県会本会議の代表質問で、井戸敏三知事が「来年度の組織改正に向けて検討を進めている」と明らかにした。県によると、自殺対策専門の「室」が設置されれば、都道府県で初のケースになるという。


 全国の自殺者は2009年まで12年連続で年間3万人を超えている。県内でも98年に急増して1400人を超えて以降、1300人を下回ったのは2008年しかない。

 県は昨年、16年までに県内の自殺者を千人以下に減らすことを目標にした「自殺対策推進本部」(本部長=井戸知事)を発足。また、県会で審議中の10年度当初予算案にも、自殺対策に取り組む市町への補助制度拡充や相談体制強化-などを盛り込み、県政の主要施策として取り組む姿勢を打ち出している。

 この日の代表質問では、藤井訓博県議(民主党・県民連合)が「全庁挙げて取り組む施策の拠点として、課や室など専門部署を設けるべき」と指摘。これに対し、井戸知事は「(自殺対策の)推進主体のさらなる体制強化が必要と考えている」と答弁し、専門部署設置に向けた検討を進めていることを明らかにした。

(小森準平)

(2010/02/24 06:30)神戸新聞

うつ病患者
参考になるサイトのご紹介
○うつ病について
http://www.sayonara-utsu.com




うつ病と障害年金

2010-02-21 21:32:41 | 日記
うつ病で障害年金が受給できることはすでに多くの方がご存知のことと思います。無料相談でもうつ病のご相談が多いです。現代病です。

うつ病は、治る病気とされていますが、中にはなかなか治らなくって
繰り返す方も多いようです。予後もよくないと医師が判断され、労働能力や日常生活能力も制限されているなら、障害年金の可能性があります。

余談になりますが、(1ヶ月以上も前の話で恐縮です。)2009年2月22日(日曜日)に放送された『NHKスペシャル 常識が変わる うつ病治療最前線』を見ました。番組内で出された『医者選び、ここに注意』という内容がありましたのでご紹介させていただきます。

○ 薬の処方や副作用について説明しない
○ いきなり3種類以上の抗うつ薬を出す
○ 薬がどんどん増える
○ 薬について質問すると不機嫌になる
○ 薬以外の対応法を知らないようだ

うつ関連のサイト、ご参考まで。サプリメント紹介もあります。
http://www.sayonara-utsu.com

薬は症状軽減のみ!!食事など生活の改善+気分転換を

2010-02-16 16:22:56 | 日記
悲しくなったりイライラが続き、寝つきが悪く眠りも浅い状態と見受けられますが、軽度うつ病にかかっている可能性があります。うつ状態とうつ病の区別には厳密なものはなく、うつ状態が高度かつ継続的なものになり日常生活に大きな影響が表れるようになると、うつ病と診断されるのが通例です。

病院では、うつ病やうつ状態の方に対して「抗うつ剤」という薬が処方されます。イライラ感や不眠などうつ病の症状は、個人差は大きいものの、抗うつ剤の服用によって大半のケースで軽減します。その効果の早さから、うつ病が治ったかという錯覚を覚えることさえあります。

しかし薬を飲んでも病状が良くならず、薬の量が増えていくというのはよく聞く話ですが、薬の役割りを考えればそれも当然と言えます。Q&Aで何回も強調していますが、薬には今ある症状を軽減させる効果はあっても、病気を根本的に改善させ治癒させる力はないのです。

うつ病に限らず、病気には必ず原因というものがあります。うつ病の場合は過度のストレスや過労、過去のトラウマや喪失体験、環境の急激な変化、食生活や栄養バランスの乱れ、それに低体温などが挙げられますが、何か思い当たるものはあるでしょうか。

一例を挙げると、砂糖など甘い食品の過剰摂取は反応性低血糖を、ビタミン、ミネラル、アミノ酸の不足は神経伝達物質の欠乏を各々招き、神経機能を阻害してうつ病の悪化要因となります。36℃以下の低体温や睡眠不足はそれに拍車をかけます。このQ&Aやコラムで頻繁に詳述していますので、参考になさって下さい。

それと並んで、仕事や家事以外の趣味やリラクゼーションも充実させましょう。30代の男女のうつ病は、大なり小なり仕事のストレスが原因しています。主婦の場合には家事や子育てが加わります。少なくとも休日くらいは仕事や日常の雑事を忘れて、心から楽しめる趣味やスポーツ、ボランティア活動などで心を入れ替えましょう。

いいサイトのおすすめ

2010-02-04 20:46:12 | 日記
ネットニュースに流れた「新型うつ病」という単語に、ネットでも大きな反響があった。

香奈絵です。よろしくお願いします。

「新型うつ病」、これまで一般的に「うつ」とされていた症状と異なり、うつ症状が現れるのは職場にいるときだけ、帰宅後や休日には元気になってしまうという。
数年前にも、「職場うつ病」ということばで語られた症状によく似ているが、かつては「怠けぐせ」や「甘え」で片付けられていた症状が、改めて「病気」と呼ばれ始めたことに、多くの人が戸惑っているようだ。




ブログでも、「怠け/甘え」、「症状を理解すべき」、あるいは「社会環境に原因があるのでは?」とさまざまな意見が飛び交っている。

では、頑張っていきましょうね!

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自殺者増える 失業・うつ病の総合対策を

2010-02-01 11:41:04 | 日記
警察庁によると2009年の全国の自殺者数は3万2753人で前年より504人増加し、12年連続で3万人を超えた。県内は過去最悪の406人に上り、前年比69人の増加数は全国で3番目に多く、危機的な状況だ。
 09年の県内の交通事故死者数47人の9倍近い人数だ。県内で毎年400人前後が自ら命を絶つ現実はあまりに痛ましい。県は10年度予算案に「自殺対策緊急強化事業」費7400万円余を計上しており、有効な施策を求めたい。
 自殺者数は景気や失業との連動が指摘されている。全国ではリーマン・ショック直後の08年10月に前月比で1割以上急増して以後、高い数字が続いている。
 09年の国内平均の完全失業率は5・1%と前年より1・1ポイント上昇し2年連続で悪化した。不況が長引くとさらに自殺者増が懸念され、雇用・失業対策を含めた総合的な防止施策が必要だ。
 政府は不況を背景にしたうつ病自殺者の急増を憂慮し昨年、内閣府に自殺問題の「緊急戦略チーム」を設置した。ハローワークに精神保健の専門家を配置する総合相談を都道府県に広げる方針だ。
 また自殺者の多くがうつ病を要因としていることを重視し、厚生労働省は「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を設置した。世界各国の中でも突出して多い若年自殺者を含め、対策を強化することにしている。
 県内も従来、自殺者の動機はうつ病を含む「健康問題」が最も多く、県は2月からテレビなどで「睡眠キャンペーン」を展開する。うつ病の初期症状の「不眠」に着目し、うつへの気付きを促して早期発見と治療を呼び掛けることにしている。
 心の悩みや失業、金銭問題などさまざまな相談を受け、適切な助言を行うセーフティーネットの整備が必要だ。保健所など県の機関や身近な市町村、医療機関、民間の相談窓口を充実させ、いつでも気軽に相談に応じる態勢を築いてほしい。
 県は自殺対策緊急強化事業でこうした市町村、民間の相談業務や人材育成を補助するほか、本年度から「多重債務と心の相談」という形で、複合的な要因に対応する相談活動を強化している。
 関係機関が連携し、早期に予兆を把握し対処することで自殺者が出ない社会の構築が急がれる。



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