金星太郎日記

教室は宇宙船 どこへだって行ける けやきのこずえに続く青空… 谷川俊太郎の詩より 

大根おいしかったよ

2006年12月17日 22時37分28秒 | Weblog

フレンドリードッジボールの活動の後、お母さんたちがお料理してくれた「大根の煮物」をみんなでいただいた。

子どもたちは、
「おいしい、おいしい・・・。」
と、言いながらほお張っていた。


りんごの差し入れもあった。ミツがたっぷり入った新鮮で貴重なりんごを味わうことができた。
お忙しい中を保護者の皆様が、こうして子どもたちのために自主的に温かい支援活動をしてくれるのは、本当にうれしいことだ。<o:p></o:p>

「子どもたちが大根を食べてくれるか、正直言って不安でした。」
ママさんキッズのおひとりが語ってくれた。
家では好き嫌いがあっても、友だちと大好きなドッジボールを楽しんだ後は、格別においしく食べられるのかもしれない。<o:p></o:p>

「ごちそうさまでした!」
子どもたちは口々にお礼を言って帰って行った。

平成14年に低学年ドッジボールクラブを設立して5年目を迎えている。高学年対象の「ドッジ愛好会」とは一味ちがう「楽しみのドッジボール」の輪が広がってきた。
毎週土曜日を楽しみに待っている子どもたちが多いのもうれしいことだ。
最初はラインの意味がわからず、味方にボールを当ててしまったり、外野同士でボールを取り合ってケンカになったりして、なかなか試合がうまくできなかった1年生。
半年以上過ぎた今はパスを回して縦攻撃や横攻撃ができ、5パスの意味も分かってきた。
少年たちの心と体の成長を長い目で見てあげることが必要だと思う。そのためには保護者とよく話し合うことが欠かせない。<o:p></o:p>

「○○くん、投げ方が上手になりましたね。おうちでキャッチボールやっているのですか?」
「ガマンできるようになって来ましたね。元気の良いあいさつもうれしいです。」
良いことや伸びているところを保護者に知らせるようにしている。

「親子で取り組むドッジボール生活」
これがキャッチフレーズ。
低学年の子どもたちが数年後にどんな結果を出してくれるのか、今から楽しみである。<o:p></o:p>

2006,12,16<o:p></o:p>


ドッジは出会い

2006年12月03日 22時09分47秒 | Weblog

ドッジボールは出会いである。

今日の練習試合で、子どもたちに是非とも紹介したい人がいた。
それは2000年JA県大会男子の部優勝監督のロン先生である。
開始式で当時のビデオを上映し、その趣旨を説明した。<o:p></o:p>

「一人一人を見れば、けして運動能力は高くない選手ばかり・・・、でも、チームとしてまとまれば、エネルギーが湧いてきて、すごい力を発揮する。」
トレードマークの紅白帽と体操服のスタイルで練習し、大会にも出場し、教室の後ろには数々の賞状やトロフィーが並ぶ。そしてJA杯でついに県制覇した野沢小学校「ロン」チームの活躍はほんとうにさわやかだった。
当時、クラスチームの全盛期を象徴するひとこまだった。<o:p></o:p>

今はクラスチームが公式大会で勝ち上がる機会はきわめて少ない。クラブチームが練習量の豊富さと県外遠征などの経験を積んで、それなりに力をつけてきているからである。
しかし、時代は変わってもドッジボールの精神は普遍・・・。小さな身体でも個性と能力を生かして工夫すれば大活躍できるのが、ドッジボールの面白いところだ。
大柄な選手が力に任せて投球しても勝てるわけではない。やはりチームプレーが真価を問われる。<o:p></o:p>

この日のロン先生は子どもたちを前に、「感謝」という言葉を使った。チームの友だちへの感謝。監督やチームスタッフへの感謝。家族への感謝。そして、大会や練習試合で関わる他のチームの選手への感謝。
人と人の出会いを通して「感謝」の心を広げることで少年たちは大人へと成長するのである。<o:p></o:p>

季節は木枯らしが吹く本格的な冬のおとずれだが、今日の体育館は少年少女たちと(万年)青年監督・コーチたちの熱気で暖かく感じたのは、・・・私だけだろうか?!<o:p></o:p>

2006,12,2<o:p></o:p>