フレンドリードッジボールの活動の後、お母さんたちがお料理してくれた「大根の煮物」をみんなでいただいた。
子どもたちは、
「おいしい、おいしい・・・。」
と、言いながらほお張っていた。
りんごの差し入れもあった。ミツがたっぷり入った新鮮で貴重なりんごを味わうことができた。
お忙しい中を保護者の皆様が、こうして子どもたちのために自主的に温かい支援活動をしてくれるのは、本当にうれしいことだ。<o:p></o:p>
「子どもたちが大根を食べてくれるか、正直言って不安でした。」
ママさんキッズのおひとりが語ってくれた。
家では好き嫌いがあっても、友だちと大好きなドッジボールを楽しんだ後は、格別においしく食べられるのかもしれない。<o:p></o:p>
「ごちそうさまでした!」
子どもたちは口々にお礼を言って帰って行った。
平成14年に低学年ドッジボールクラブを設立して5年目を迎えている。高学年対象の「ドッジ愛好会」とは一味ちがう「楽しみのドッジボール」の輪が広がってきた。
毎週土曜日を楽しみに待っている子どもたちが多いのもうれしいことだ。
最初はラインの意味がわからず、味方にボールを当ててしまったり、外野同士でボールを取り合ってケンカになったりして、なかなか試合がうまくできなかった1年生。
半年以上過ぎた今はパスを回して縦攻撃や横攻撃ができ、5パスの意味も分かってきた。
少年たちの心と体の成長を長い目で見てあげることが必要だと思う。そのためには保護者とよく話し合うことが欠かせない。<o:p></o:p>
「○○くん、投げ方が上手になりましたね。おうちでキャッチボールやっているのですか?」
「ガマンできるようになって来ましたね。元気の良いあいさつもうれしいです。」
良いことや伸びているところを保護者に知らせるようにしている。
「親子で取り組むドッジボール生活」
これがキャッチフレーズ。
低学年の子どもたちが数年後にどんな結果を出してくれるのか、今から楽しみである。<o:p></o:p>
2006,12,16<o:p></o:p>