月山自動車道から出羽三山を眺めても、山登りを思うと中々足が向きませんでしたが、精進料理に惹かれて羽黒山詣でに行ってきました。
今年は、羽黒山午年御縁年で、10月末まで出羽三山の開祖、蜂子皇子の御尊像を拝観できるんですね。
なんと、140年ぶり明治以降初めての開扉(かいひ)ということで、次の開扉の予定は全くないそう。有難く拝観させていただきました。
参拝のあと、蜂子皇子について少し調べました。
蜂子皇子は、第32代崇峻天皇の子供で従兄弟には聖徳太子がいるという飛鳥時代の皇族です。
お父さんの崇峻天皇が蘇我馬子(ソガノウマコ)に暗殺されたため、馬子から逃れるため京都の由良から船で北へ向かい、聖徳太子からすすめられた霊山のある出羽(山形の由良)にたどり着きました。
霊山へは3本足のカラス、八咫烏(ヤタガラス)が導きます。山での難行苦行の修行の末、蜂子皇子は羽黒山を開山します。その後、月山、湯殿山も開山させ、出羽三山となります。
蜂子皇子はまた、鶴岡に五穀(米、麦、あわ、豆、きび)をもたらし、農耕を教え、産業を興し、治病の法を教えます。
出羽三山には、凄い歴史があったんですね~‼️
出羽三山を開山したのが聖徳太子の従兄弟で第32代天皇の皇子だったなんて、知りませんでした
八咫烏は、JFAの日本代表チームのマークに起用されているそうです。
また、蜂子皇子のお墓は東北で唯一、宮内庁管理のお墓なんだそうです。
精進料理が目的で登った羽黒山でしたが、歴史ロマンに感動して、グルメレポートは霞んでしまいましたが、精進料理、掛け値なしに美味しかったですよー❗️
国宝 五重塔
なが~い石段、、、筋肉痛必至‼️
蜂子神社
本殿
本殿の茅葺き屋根、見事な日本の伝統の技‼️
精進料理は予約制です‼️
秋はキノコづくし