【本７冊目－2016】クドリャフカの順番

米澤穂信さんの『クドリャフカの順番』を読みました。


こちら、古典部シリーズの３作目です。

↓前作の感想はこちら。
2016年1月17日　【本２冊目－2016】愚者のエンドロール
2016年1月13日　【本１冊目－2016】氷菓


待望の文化祭が始まった。

だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。

手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。

部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。

盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲－。

この事件を解決して古典部の知名度を上げよう！

目指すは文集の完売だ！！

盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。



このシリーズ、だんだんはまってきました。

登場人物の自分なりのイメージが固まってきたので、読みやすくなってきたのも大きいでしょう。


この作品のおもしろいところは、別々のストーリーが徐々につながっていくところです。

文集の完売を目指すストーリーに、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な物々交換の話、そして謎の盗難事件。

いろんな仕掛けがしてあるので、飽きることなく、楽しく読めました。


次の作品も読みます。