何とも身の縮こまる映画を見ました。
こちらの映画、実話をもとにしています。
1974年、ワールド・トレード・センターのビルの間にロープをかけて綱渡りをした人がいたのです。
その人物の名はフィリップ・プティ。
何とも無謀で命知らずな挑戦にどうして挑もうとしたのか。
その軌跡を追った映画となっています。
3Dで上映されていて、ビルの屋上から下を見たときの迫力も然ることながら、実際にこんなことをした人がいると想像したら余計に恐ろしくなりました。
実は最初、綱渡りに至るまでのシーンの長さに対して、実際に綱渡りするシーンは短くて「意外とあっさりだな」とちょっと拍子抜けしたんですけど…
…それが1回だけじゃなかったんです。
往復を始めたのです。
しかも、戻る先には警察がいておとなしく捕まるのかと思ったら、また戻るという…
なんかもう、開いた口がふさがらない状態でした。
「1回渡ったらもういいじゃない!」と思ってハラハラしていました。
こんなに手に汗握る映画も久しぶりでした。