お正月休みに茂木健一郎著「セレンディピティの時代」と言う本を読んだ。
「セレンディピティ」とは、「偶然の幸運に出会う能力」のこと。
・幸せとは、放出されたドーパミンの総量で決まる
・ドーパミンは、「決まりきったこと」がきらい。予測されたことだとあまり、ドーパミンは放出されない。
・偶然の幸運に出会うためには、いろいろ行動してみることが大切。
よく自己啓発書に行動が大事と書いてあるが、脳科学的に説明されて、なるほどと思う。
一番、心に残ったのは、「可能無限」のくだり。
若い時は、「必ず次の日がある」と思っているから、あたかも「無限」を手にしているかのように勘違いしてしまう。この場合の「無限」は、実際の「無限」=「実無限」ではなく、本当は有限かもしれないが、必ず「次」があるように感じられるという意味での「可能無限」である。
若くないのに、私もそう。いつか時間ができた時にやりたいと思っていることがたくさんある。
自分の残り時間をちゃんと考えなくちゃと改めて思った次第。「生きていること」と「自分の思う通りに行動できること」は違う。行動できる今、やりたいことをやってみよう!(ゆ)