菊地製図センター:CAD製図.データ入出力.各種図面コンサルタント.トレースのご案内

共に一歩ずつ! 仙台の復興の為に持てる力でお手伝い 工事・調査で図面が必要なら何なりとご相談下さい!!お待ちしております

残暑お見舞い 申し上げます

2012-08-18 17:44:03 | Weblog
 ともに 前へ!       毎日厳しい暑さが続いて居ります                     皆様お変わりなくお過ごしでしょうか? 早いもので、震災からもう1年半の歳月が 流れようとして居りま 仙台は まだまだ復興途上にあり 厳しい生活をされて居られ方も多数居られます 我社も、お仕事を通じて 少しでも復興のお役に立つことを願い 補修工事の為の足場の図面や 各種図面を手掛けてました        これからも 共に前へと努力致してまいる所存でございます             くれぐれも皆様 お身体ご自愛のうえお過ごし下さいませ!!            皆様の復興えを 心よりお祈り申し上げます!!!

オリンピックなど

2012-08-02 14:34:33 | Weblog
暑い日が続いています。そんな中、29日には「関東・東北・北海道少年剣道大会」が利府のセキスイハイムスーパーアリーナ(旧グランディ21)-カタカナ語は長くていけない。その点漢字だと短縮できて表記に便利なんだが…-で2年ぶりに行われました。
中学校が男子104校、女子76校、小学生が90クラブと広い会場一杯に熱戦が繰り広げられ、しかし冷房が効いていてこれは助かりました。
ちょっと気になることがありました。県外の中学の女子チームなのですが、ベスト16、ベスト8と勝ち進んできたその試合、先鋒、次鋒の選手がまつたく戦う姿勢を見せないのです。一本も技を出さない。防御に徹して引き分けに持ち込むのですな。
おそらく監督の指示に違いないのですが、これは剣道精神に反するので、思い余って審判も一度反則を採ったのですが、勝敗を決するまでにはなりませんでした。わたしは審判主任をしていたので、指導力を発揮するよう指示したのですが、敵もさるもの、うまいこと逃げ回って反則を2度受ける(反則2度で一本)ことはありませんでした。
わたしはこの選手が気の毒に思い、表情を見ていましたが、当然のこと、さえないものでした。結局試合に勝って喜んでいるのは監督だけではないでしょうか。なんのための剣道修行なんだかと思います。

オリンピックでも周囲の期待を受けて、上位に優位に進むための引き分け狙い、はなはだしいのは負けるための試合が行われて、それはいくらなんでも失格になったそうですが、勝ち負けにこだわると実につまらないことになります。
柔道の勝ちにこだわる見苦しい試合内容については、日本国内の武道精神の伝統を重んじる立場から随分批判されてきました。
柔道連盟も色々苦心してルールを見直しているようですが、スポーツゲームとして取り組んでいる海外の選手には当たり前の、ルールに則っていれば、何でもするしそれが良い選手となれば、いくらルールをいじっても根本が違っています。

ただ、海外から日本の武道を学ぼうと考える人達は我々以上にその精神を重要と考えています。しかしいざ、オリンピックのようなことになれば周囲がゆるさないのでしょうし、相手に反則をしむける、あるいは力任せに殆んどレスリングのようなポイント狙いに徹するというのは国際スポーツ界の伝統としてはむしろ当然といえます。

昔、鈴木大拙という人が「禅」精神を世界に広めようと努力し、多くの人々から評価もされたのですが、さて実践となればそう簡単に考え方が変わるものではないのですね。

正しいと考えることを形に顕して実践することは、これからの時代難しいことになりました。ことに日本では国論が分裂しています。