秋晴れ

どう、と、いうことのない景色ですが、秋晴れのある日、梅田川の風景です。セイタカアワダチソウの黄色の群れが美しく、向こうには白雲の下に泉ヶ岳が見えます。川面では魚が跳ねていました。
秋も深まりつつあり、イモ煮会のシーズンは終わりを迎え、街路樹も色づいてきました。
収穫の秋ですが、新米に舌鼓を打ちつつ、中学生の新人戦は過ぎ、今週末は高校の新人戦でした。高校の剣道部員の減少は心配なところですが、いつものように教え子達の成長、活躍に目を見張り嬉しく思いました。彼らも私を見つけて声を掛けてくれます。彼らとて全て勝てるわけでもなく、私には現指導者とはまた違う評価をしてもらいたく思うのでしょう。
秋になって、毎週のように剣道大会の審判を引き受けていましたが、勝ちきる剣道をするのは稽古量は勿論ですが、のびのびと運動能力を発揮できるような心の持ちようが必要です。指導者の苦心するところでしょう。しかしまた、正しい基本に則った剣道を自分のものにするのが大事なことは言うまでもないことで、彼らにとってその心構えを養うことが最も必要なことと思います。
出来る出来ないではなく、正しいことに心を向ける態度姿勢が大事なのです。若い彼らがこれからの冬の期間をしっかり稽古ができて、実りのあるものにして欲しいものです。