「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

姫路城を見学、城崎温泉に足をのばす

2010年08月25日 | 私の趣味
 先日、神戸まで指圧の出張治療に行った折、その機会を利用して姫路と城崎にそれぞれ1泊してきました。

 以前、某財団の理事長さんの要請で神戸まで治療に行っていることをお伝えしました。今回の神戸出張は芦屋在住の別の方で、東証・大証の一部上場会社の創立者です。

 ただ、私は自分の治療所に来られる患者さんの治療、NPO法人の練習会(月例練習会、川越練習会、チャレンジ指圧教室など)でとうてい時間が取れませんので、神戸出張は定休を充てて出かけていました。ですから、どうしても月に1回、などということになってしまいます。
 今回は、「時間を作って1度来ますから、継続治療をご希望でしたらこちらまでお出かけ下さい」ということで、お盆休みを使って行ってきました。ただこの方は80歳を超えておられるので、こちらまで来られるには身体がきついかも、という心配は残るのですが…。

 さて、御報告が遅くなってしまいましたが、姫路・城崎の様子を、写真を見ていただきながらごく簡単に振り返ります。

 姫路城 
 
 兵庫県は初めてです。夫は姫路市(当時は飾磨郡)の生れですから、子供のころは何回も姫路城に行ったそうです。今回同行してもらったのですが、実に50年ぶりとのこと。景色も道も(当然ですが)すべて記憶の通りだ、と嬉しそうでした。

 このお城は国宝・世界文化遺産に指定されているそうです。日本を代表する名城で、その姿が白鷺が羽を広げて舞っているように見えることから、白鷺(しらさぎ)城の別名があることぐらいは知っていました。
 しかし現実にその姿を見て回ってみると、敷地の広大さ、城郭の壮大さ、姿の優美さ、どれをとっても日本一の名城との感を深くしました。地元の方は音読みで「はくろじょう」と言っていたようです。

 また、姫路駅前から姫路城までは「(幅員)50メートル道路」と呼ばれる道が続いています。これは昭和27年に工事が決まりその後施工されたそうですが、片側4車線(8車線道路)、歩道もずいぶん広く取ってあります。50数年前にこんなに立派な道路をつくったことに驚きました。

 この日の宿泊はホテル日航姫路。駅のすぐ前ですが、地元の人は「駅前」と言わず「駅裏」というようです。あるいはお城の反対側になるからでしょうか。夜は15階のバーラウンジで、ゆっくり「ハーフ&ハーフ」をいただきました。「夜間飛行」という素敵な名前のラウンジです。
 



 姫路城(上)と、「国宝・世界文化遺産」と記した石碑。

 城崎温泉

 次の日は城崎温泉に出かけました。

 志賀直哉、与謝野鉄幹・晶子夫妻をはじめ、文人墨客にも愛された地ですが、私はこれまで訪れたことがありません。この温泉町は、「ゆかたの似あう街」を標榜し、宿泊客は全員ゆかたで街へ繰り出します。昔の温泉町のいいところが、そのまま残っているように思えました。

 しかも街へ出て、人の多さにはしばし呆然といったところでした。混雑しすぎて、歩くもままならない状態なのです。
 射的場も2~3軒ありました。珍しさも手伝ってやってみようとしたのですが、店の外まで列を作って待っているのを見てあきらめました。

 あまりの人出に、「いつもこんなに大勢ですか」と地元の何人かに聞いてみました。
「お盆が過ぎると少しは減りますが、冬の松葉ガニの季節はもっと大勢いらっしゃいますよ」
 冬でも浴衣に半纏で街に出て、寒くなるとその辺のお湯に浸かって暖をとるのだとか。

 忙中閑有りといいますが、いずれにしても有意義なお盆休みになりました。


 「城崎温泉駅」の看板。
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