8月の月例練習会が、17日午後1時半から豊島区勤労福祉会館で行われました。この日うだるような暑さの中、参加した17人は猛暑を物ともせず2時間の練習に汗を流しました。
基本的には、どこの部分を圧すときも「力が抜けた状態で圧せる」ことを勉強しているのですが、これは言葉でいうほど簡単ではありません。ひとつ一つ階段を上るように、あせらず上手になっていきたいと思っています。先に目標があるというのは、嬉しいことだと思います。「これでいい」と思ったら上達は止まります。技術者ですから一生勉強だと思って励んでいきたいというのが私の思いです。
研究会ではここ数か月、二分脊椎症の治療を意識して、「全身指圧を施術しながら、特に腹部を緩める」ことをメインに勉強してきました。腹部の緩み即、頚部の緩みに関わるので、どうしても頸部に対して細かい練習をしたいと思います。前頸部、横頸部、後頚部と細々とした注意点を説明してデモンストレーション、その後二人一組で練習しました。
研究会の練習会で頸部(前頸部)の練習をすると特に皆さんの熱心さを感じます。この日の練習は、「頸部をもっと上手に圧すことで指圧の効果が高くなるように(特に腹部の緩みに期待したい)・・・」という予定で始まったのですが、「頸部」の練習だけで終始してしまった方も多く、来月からはもう少し工夫したいと思います。よろしくお願いします。