浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

10月の月例練習会、深部まで届く圧を考える

2013年10月09日 | 基本指圧研究会の報告

 早いものでついちょっと前まで暑い暑いと思っていたのに、めっきり秋めいて過ごしやすくなりました。10月6日13時30分から、豊島区勤労福祉会館で10月度月例練習会が開催されました。前回の練習会から、2週間しか経っていないので練習はできたのでしょうか? 気になりながらの勉強会です。

 前回は、「余分な力が抜けた状態で圧す」 から、「まず圧して、その後、無駄な力が抜けるように工夫」 して、少しでも上手になりたいと練習を披露しました。今月は、同じ練習を再度突っ込んで、まず「圧す指が深部まで入った処で、再度力が抜けて圧せる」 方法を練習しました。

 
臨床の場での基本指圧の難しさは、意外に本人はまじめに一生懸命圧しているのですが、実は力が入っているのか、抜けないのか、中途半端などっち付かずの圧で圧しているのを目にすることがよくあります。
 
まず、「深部まで指が入る → 再度全身の力を抜いて圧す」。
 研究会のEくんが、自分の鼠頸部で説明してくれました。見方、考え方の方向を変えてみるとまた違うものが見えてきませんか。全てを上達の糧にしたいものです。


 
次に日本指圧専門学校同窓会の、「平成25年度第2回実技研修会」開催のお知らせを掲載いたします。

 日  時     平成25年11月3日(日・祝)
  12時~16時15分
 場  所     日本指圧専門学校 4階実技室
   第1講座  「臨床指圧の色々講座」  川原善次郎会長  12:00~14:00
   第2講座  「医業の為の基本指圧」  鈴木林三副会長  14:1516:15 
  申し込み締め切りは平成25年10月25日(金)。ただし、定員になり次第締め切るということです。