浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

手応え掴んだ1年、新年はナンバの講座から

2008年12月02日 | 基本指圧研究会の報告
  11月度月例練習会が、30日(日)午後1時半から3時半までの2時間、豊島区勤労福祉会館で開催されました。本年最後の練習会です。新たな工夫を取り入れた「指作り」の紹介と、スクワットで左右の足のバランスの取り方を工夫して、立ち位置を決定する練習法を紹介しました。 
  そのなかで、このスクワットの足の動きが肩甲下部を圧す足の構えの感覚とイコールであることを、実演を交えて説明しました。実際にその感覚を体験してもらい、それを踏まえての肩甲下部の練習に繋げることにチャレンジしました。  

  長年基本の圧し方を学び続けているメンバーは、説明を感覚で受け止めることができます。“話が通じる人たちが共に学んでいるのは、なんと楽しいことか”と、改めて感動に近いものを感じました。 
  無駄な力が抜けた状態で圧す、ということがどういうものであるかを、なんとか伝えたいと一生懸命頑張ってみても、理解していただけない場合もあります。 
  ただただ根気よくやるしかないのです。しかしこの日、まだ日の浅い方が、自分の感覚と向かい合うコツを掴んだのではないか、との手応えがありました。動きはまだかなりぎこちないのですが、このまま練習を続ければ、どんどんよくなると思える手応えです。今年最後の練習会で大変嬉しい出来事でした。  

  総体的には、今年1年も上達に結び付く練習ができたと感じています。ありがとうございました。少し早目ですが、皆さまよいお年をお迎えください。 
 
  新年は1月18日(日)の午前9時半から2時間、矢野龍彦先生と長谷川智先生を迎え、古(いにしえ)の日本人の動き「ナンバ」を学びます。この会では3回目の講座です。どうぞお楽しみに!