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■いつまで食べられる?

2005年02月08日 | 巷の話題
日本生活協同組合が先月発表した 生活データNEWS 「消費期限・賞味期限」 に関するアンケート結果、という話が先日新聞に書かれていたので、さっそく生協のサイトを見てみました。

食品を買う際、なるべく先の期限日付が書いてある商品、裏を返せば製造日から日が浅い商品をピックアップ、 つまり 「2月20日迄」 「2月25日迄」と2種類並んでいたら、「2月25日迄」 の方を陳列棚の奥から取り出す…くらいのことは誰しもしますよね。 それ以上「消費期限」 と 「賞味期限」 の違いなんて考えてみたこともありませんでした。

生協のアンケートによると、
「消費期限」 は安全に食べられる期限であり、期限をすぎたものは食中毒のおそれがあるので食べないほうがよい。
品質が落ちるのが早い食品に表示されている。
「賞味期限」 は美味しく食べられる期限であり、期限をすぎたらすぐに食べられなくなるわけではない。
品質劣化が比較的穏やかな食品に表示されている。
と解説されていました。
そして「消費期限」 の意味をきちんと知っていた人は 36% しかいないそうです。

まっ、言われてみれば生鮮品やコンビニ惣菜などは、 その日のうちに食べてしまう、1日たったら加熱し直すなど、 食中毒を起こさないように誰しも何らかの対処をしていますよね。


消費者の誤解が多いのは、《 常温で長期保存可能な食品を開封後はどう保存し、どのくらいで食べきるか 》 についてだそうです。 「開封後要冷蔵」と書いてあっても、
メイプルシロップは(ハチミツとの類似性のため)常温保存できると誤解されやすい。
しょうゆのように伝統的に常温保存せれてきた商品は、今でも常温保存をしてしまう人が多い。
切り餅のような個包袋が大袋に入っている商品は、大袋開封後も個包袋があるから大丈夫と誤解されやすいとのこと。

また 「開封後お早めにお召し上がりください」 という表記では人によって解釈がまちまちで、例えば めんつゆストレート の場合、2~3週間以内に使い切ると答えた人が26%で最も多いという結果のようです。

電化製品などは、PL法によって (あったりまえのことまで) こと細かい注意書きがしてありますが、食品の賞味期限、開封後の扱いについても、もっと具体的にわかりやすい表示をしてもらいたいですね。

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