エッセイブログ~すべらない話し~

 私のまわりでおこる様々な出来事。恋あり、笑あり、涙あり、人生ブログ。

チューリップ。

2008年04月15日 | エッセイ (2008)
 アルバイトをしていると春らしいこんな放送が聞こえてきた。
 美しい女性がいて、三人の男の人から告白された。
 その女性は相手のことを想いやり、どの人にするか決める事が出来ず、断れずに妖精に頼んで、一輪の花にしてもらった。
 その花がチューリップらしい。
 それから花言葉が愛になった。
 良い話に感動した。相手の事をそこまで考える女性は素敵だなと思う。
 だからあんなにチューリップは可愛くて、みんなから愛されているのかもしれない。

 私もチューリップに恋をしよう。

手紙。

2008年04月15日 | エッセイ (2008)
 先日、テレビの手紙というタイトルで芥川龍之介が後に妻になる文さんに送った手紙の紹介をしていた。
 私の心を射ったので書いておく。
「もらいたい理由は一つあるだけです。文さんが好きです。昔からずっと好きでした。世間から見れば私のしている事は、小説家で、一番金にならない商売です。銭もありません。それでもよかったら来てください。もう一度言います。もらいたい理由は一つしかありません。私は文さんが好きです。それだけです。」
 多分こんな感じだったと思うがやはり人間は忘れるものである。
 あの雲の糸や羅生門などを書いた人がこのような情熱的なラブレターを書いていたことが私をワクワクさせたし、嬉しかった。
 人はやはり恋をしなくちゃならないと思ったのである。
 ただ一言好きです。その言葉だけで生きられるような気がする。
 私はこの一言が中々言えないのである。