木場潟再生プロジェクト

木場潟の水質浄化と生態系の再生を目標に結成しました。協力していただけるメンバーを募集しています。

ニホンイシガメ

2018年06月23日 | Weblog
昨日のテレビや今日の朝刊でも紹介されたが、
およそ40年ぶりで、木場潟で二ホンイシガメが見つかった。
5月から網カゴや専用のカメの捕獲器をつかって
カメの調査を行っているが、そのさなかに、イシガメが一匹かかった。

ほとんどが、例のミシシッピアカミミガメだが
たまにスッポンなども入ったりするが、イシガメは初めて。
比較的きれいな水を好むカメなので、想定していなかった。
先日、偶然「マシジミ」が見つかり、話題になったばかり。
木場潟の水環境が良くなっている証拠ではないかと思う。

湖沼の水質の評価は、COD(科学的酸素要求量)という指数、
簡単な言うと、水中の酸素量で行われるが、単に数字で
評価されてよいか、かねがね疑問に思っている。
確かに、全国ワースト2位になった平成2年は、「12}だったが、
現在「7}前後で推移していて良化はしているが、
取り巻く水環境の変化が、生物及ぼす影響が大きいのでは。

6年ほど前から、絶滅した水草の復活を目標に、木場潟の東側
を中心に植栽を続けていて、現在6000平方メートルまで広がった。
舟小屋周辺は、アサザでビッシリになっている。
引き続き面積を増やして行くが、水生昆虫や魚類などの発見も
期待できるかも知れない。