that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

Ponte Nuovo

2012年03月16日 | なんとなくアレなやつ
新橋にある、ナポリタンで有名なこの店。



今さらですけど、新橋って意味だったんですね。
気付くのがだいぶ遅かった。

ちなみに、ここのナポリタン、確かに美味しいです。
(まずいナポリタンってあんまり出くわしたこと無いけど)


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2012年03月15日 | 本・映画・音楽レビュー
相変わらずイタリア歴史の本ばかり読んでいる節はありますが、たまにはフィクションだって読むんです。
というわけで、寸評。

下町ロケット(池井戸潤)

すごく大雑把に言うと、町工場の社長がロケットを飛ばすことを夢見る的な話です。

どちらかと言うと東野圭吾みたいに、作品内の舞台装置や仕掛けが凝っていたかなあ、という印象。元銀行員ということもあって、そこらへんのディテールにはこだわりがある印象。

ただ、ご都合主義的というか、まあ、これは好みの話になっちゃいますけど、もうちょっと生々しい毒っぽいのが混ざっていた方が個人的には良かったかなあと。ちょっと小ざっぱりしてたような気がしないでも無い。

あと、どうでも良いけど、元気ロケッツ思い出した。

元気ロケッツ - HEAVENLY STAR HD




望遠ニッポン見聞録(ヤマザキマリ)

テルマエ・ロマエ描いてる人のエッセー集みたいなアレ。

文体が自由でとても良い。というか、自由過ぎてオチが無い場合もある。
そういう何ものにも束縛されない文体って、今まであるようで無かったような気がする。

ただ、こういう文章ってアリなんだなと。
ブログ書いてると「オチをどうするか」という強迫観念が多少なりとも存在している。

その点ヤマザキマリはオチ云々は気にせず「書きたいことを書いている」という印象を受ける。
そういう意味では、救われたというか、「ああ、良いんだ、もっと自由で」って思ったり思わなかったり。

とか言っている時点ですごく不自由。

頑張れ、自分。


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玉子屋的な肉屋

2012年03月14日 | なんとなくアレなやつ
この何を売っているのかが分からないっぷりが絶妙で好きです。



ちなみに、全然関係無いけど、禁煙始めました。

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久々の桜前線上昇中

2012年03月01日 | なんとなくアレなやつ
いやね、先日、髪を切ったんですよ。
で、「寒いんであんまり短くしないでください」って言ったんですけどね、短くされたんですよ。

「この寒空の中、こんなに髪短くしたら風邪ひいちゃうぜ!」っていうほど短くは無いんですけどね。
でも、そこそこ短い的なサムシング。

ただね、もう、昔から当拙ブログ読まれている皆さんは分かってると思いますけどね、頭髪前線がヤバイんですよ。
こう、そり込み入れてるわけじゃないんですけど、ナチュラルそり込みがね、頭頂部をえぐり始めているというか、シャープなカーブを描いているというか、「お前は全盛期の工藤の決め球か!」というか。

ハゲるつもり毛頭無かったんですけど、それでも何とか自分をハゲ増しながら頑張りたいと思います。
(このオチ、かなり久しぶり)


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Optimus Princeps

2012年02月28日 | ラテン語の備忘録
再びラテン語の話で恐縮です。

ローマ帝国の五賢帝の一人として、マルクス・ウルピウス・トラヤヌスというローマ皇帝がいた。
(塩野七生の「ローマ人の物語」では "トライアヌス" と呼ばれている)

この皇帝、その善政や人望の厚さから "Optimus Princeps(至高の皇帝)" と呼ばれていた。

というわけで、今日はこの "Optimus Princeps" について。



まずは "princeps" から。

本来的には「皇帝」ではなく「第一人者」という意味になる。
そもそもローマ帝国というのは(一応、建前上は)民主主義国家であり、皇帝による独裁は(一部、非常時における例外を除いては)なかった。
そういうこともあって、皇帝はあくまでも市民の代表者であり、その意味では「独裁者(dictator)」ではなく「第一人者(princeps)」であったのだ。

ということを踏まえて「第一人者」の語源は以下の通り。

Primus(第一の) + ceps(captより)

以前にも書いたが、この "ceps" は "Capt" を語源としている。
意味としては「頭」や「頭を獲る」や、単に「獲得する」。

派生した言葉は、captain, chief, capture, capital, receive, conceptなど。

すなわち、Princepsは「第一の地位を獲得した人」ということになる。



そして "Optimus"。

語源は「選ぶ・好む」を意味する "optare" から来ており、転じて "Optimus" は「最も良い」という意味になっている。
言わずもがな、"Optimistic" などがこれを語源にしている。
Optimistic って単に「楽観的」だと思っていたけれども、本来的には「自分の精神を最も良い状態にする」ってことなのかもしれない。

一方で、英語にあたる "better" はラテン語では "melior" という。
知らなかったのだけれども、"meliorate(改善する)" という英語の表現があるらしい。

さて、そうなると英語にあたる "good" が何かも気になってくる。
これは本当にビックリだったのだが、ラテン語では "bonus"。

現代での「ボーナス」は「やったぜ!ボーナスゲットだぜ!スーツ新調するぜ!」という非日常的な良さがあるけれども、もしかするとこの時代は「うん、まあ、良いですよね」ぐらいの軽い日常的な「良い」だったのかもしれない。適当に言ってるけど。

なお、ついでにビックリだったのが、この "bonus" から派生して、イタリア語の "buono" になっていること。
当然、フランス語の "bon" や スペイン語の "bien" もここから来ている。

で、ここまで調べたら「良い」だけじゃなくて「悪い」の方も調べなくちゃいけないのだけれども、長くなってきたので割愛すると:
bad: malus
worse: peior
worst: pessimus

悲観的っていうのは精神的に最悪の状態なんだよって話なんでしょうね。

以上、すごく尻すぼみな感じですが、終わり。


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