一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

朝吹真理子 第144回芥川龍之介賞(平成22年度下半期)

2013年07月29日 | 芥川賞

朝吹 真理子1984年12月19日 - )は、日本小説家

東京都出身。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。近世歌舞伎を専攻し、修士論文のテーマは鶴屋南北

吉増剛造を囲む会にてスピーチしたところ、それを聞いていた編集者から小説を書くよう熱心に勧められた。それをきっかけに、小説家としてのデビュー作「流跡」を「新潮2009年10月号に発表、2010年堀江敏幸の選考で20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。2011年、「きことわ」(新潮9月号)で、第144回芥川龍之介賞(平成22年度下半期)受賞。

大学院で修士号を取得したあとは、博士課程には進学せず、専業の作家として活動している。

Asabuki