Vol.14024緊急挿入の、安倍首相が国会で答弁した「朝日は安倍政権打倒が社是」の記事は、確か似たような文書が有ったはず、と探してやっと見つけた。月刊雑誌WiLLの2013年12月号百田尚樹氏の「安部晋三論」に書いてあった。
同誌33ページ左下、文芸評論家の小川榮太郎は著作「約束の日」(幻冬舎文庫)で、朝日新聞の主筆である若宮啓文が政治評論家の三宅久之氏に向かって「安倍叩きはうちの社是です」と言ったと書いている。
これを安倍首相は参議院の予算委員会でテレビの前で堂々と発言し、喝采を浴びた。さらに同雑誌で「ちなみに平成25年に朝日新聞を退社した若宮は翌月、韓国の大学教授に就任した」らしい。とんでもない奴だ。
雑誌WiLL12月号の百田尚樹氏「安部晋三論」(写真クリックで拡大)
百田尚樹氏は時々「たかじんのそこまで言って委員会」に出ていたので、その風貌からすぐに覚えた。「海賊と呼ばれた男」で2013年本屋大賞を受賞したが、飄々とした言動に何とも思わなかった。
ところが「Vol.14024 相次ぐ朝日の売国記事」の一番下でも取り上げたが、百田氏が東京都知事選で田母神氏を応援した、のには驚いた。
田母神氏は人間として、軍人として立派な人だ。多くの著書を買ったり、図書館で借りて読んだ。自叙伝も読んで知っている。尊敬できる人だ。
いかんせん、元航空幕僚長の肩書は今の日本が容易に受け入れられる物ではない。その人を百田氏が応援した。そういう人物かと先の「安部晋三論」を一気に読んだ。そういう人だった。
私は基本的に歴史以外の小説は読まない。時間のムダと思っている。その私が百田氏を読んでみようかという気になり、図書館を検索すると、どの著書も3ヶ月以上予約で満杯。
買ってまで、と言う踏ん切りは付かないが、中古のブックオフで注意して探したい。それほど心地よい「安部晋三論」だった。
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