「食べる」をとことん楽しんじゃお♪

「見せる食育」がモットーの親子cookingを主催しています。
頑張り過ぎない、のんびり種蒔き育児の記録など。

同室保育での講座

2009-06-22 | 食育ちっくな一コマ
この1~2年、お子さんと一緒に講座を受ける「同室保育」型で講座をさせていただく機会が、何度かありました。

これは、私の希望でもありました。

未就園児の頃は、とにかく保育されることを拒絶していた息子二人。

不定期ながら、保育園に預けられていた兄くんはまだましでしたが、弟くんにいたっては、最初から最後まで泣き通しだわ、暴れるわで、お迎えのとき、昏睡しきった保育士さんの顔を見るのが、本当に申し訳なかったことを覚えています。

だから、お子さんと一緒にいながら、話ができる「同室保育」は、私の理想でした。


でも、実際やってみると問題も...。

やはり、子どもにかまってしまって話を聞く状況を維持するのが難しい。

私が考えたのは、小グループでの座談会方式。
各グループに、スタッフを配置して、一人ずつ話をしてもらい、メモを取り、私が全グループへ回って回答していくという方法でした。

スタッフがまとめてくれることで、話が簡潔になり、回答もしやすかったのですが、それでも、歩き始めのお子さん連れの方など、どうしても、輪に入りきれない方が出てしまいました。


先週の離乳食講座で、いつもの通り、「15組程度なので、後半の座談会は、ふたつのグループに分けたいと思うので・・・」と、担任のスタッフに言うと、

「できれば一つのグループでお願いしたい」

という答えが返ってきました。


時間的にも、全員の話を聞けるか心配だったし、何より、子どもたちがもたないだろうと思ってしまったのですが、スタッフの考えは違っていました。


子どもたちは、なるべくお母さんから離れるように、スタッフが誘導するので、私には、なるべくお母さんだけをぎゅっと集めて、話をして欲しい。
お母さんたちに耳を傾けさせるだけじゃなく、話すチャンスを作ってあげて欲しいと...。


目からウロコでした。


いくら少人数にしたとしても、子どもが手元にいたら、注意は子どもにいってしまう。
だから、お母さんも子どもも、それぞれの気配を感じながらも、手元からはなるべく離して、講座に集中できる環境を作る。

今回は、お父さん参加も多かったので、これまでに比べて、圧倒的に子守の人手が多かったことも大きかったからこそ...とも言えるのですが、本当に、一人一人の話を、みんながじっくり耳を傾け、私も、じっくりとお話しすることができました。


親子で遊びに来ているわけではない
話を聞くため、悩みを解消するためにきているのだから、そこが何よりも優先されなくてはいけない
その上で、お子さんの負担にもならないために、スタッフにどう動いてもらうのか

う~む! 勉強になりました!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿