「食べる」をとことん楽しんじゃお♪

「見せる食育」がモットーの親子cookingを主催しています。
頑張り過ぎない、のんびり種蒔き育児の記録など。

食育が大きらい

2008-01-28 | 食育ちっくな一コマ
書いたのは、昨年11月に実施した「お話の世界を食べちゃおう!」を企画してくださったOさん。

歯に衣着せぬ論調に、時にドキドキしながら、でも、見栄とかプライドで隠してしまっている本音を見せ付けられるようでハッとすることもあります。

このタイトルのせいか、
「気を落ち着けて読んでね」とか、
「大丈夫?落ち込んでない?」とか、
「読まないほうがいいかもよ」などと、
心配して電話してくれた方も、何人かいたのでした。

一緒にお仕事した間柄の方のコメント...私のことでも書かれているのか?と、ドキドキしながら読み進めていきました。

ご本人の許可をいただいたので、概要ををupさせていただきます。

------------------------------------------

自称「家事の中で、メニュー考えて、料理を作って、後片付けすることがもっとも苦痛」な主婦Oさん。

いくつかの食育講演会に出席するが、どれも「食品添加物の害」「野菜中心手作り中心の食事のすすめ」「家族みんなで食卓を囲もう」と口をそろえる。
しかし、会場からは「職場を出て保育園に迎えにいって自宅に着くのは9時。ヘトヘトの状態で、スーパーのカット野菜を買うこと、外食することがいけないというのか。深夜帰宅の夫とどうやって家族団らんしろというのか」と切実に訴える人もいた。
講演会に参加する男性陣は、実際には家族の食事を作ったこともないか、作るだけで片付けない気楽な趣味程度なのに、講演を聴いて、ウンウンうなずいているのがまた腹立たしい。
そんな人たちに「食育」と説教されるなんて!
孤食が悲惨というけれど、共稼ぎ、シングルマザー・ファザーには、子育て不安をあおる以外何者でもないのではないか!
「食育」で、家庭を追い詰める前に、異常な日本の労働環境を変えて、家庭に大人を帰す方が先だろう。

-------------------------------------------

どう思われますか?

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
難しいですよね~ (ゆゆた)
2008-01-28 21:21:29
「こうやらなければいけない!」「してはいけない~~」
などの強い考え方に拒否反応を持つ私です。
食育は大事だと思うけど~。
家族の形も、食事の形も100人いたら~100通りですよね~。

同じものを食べても、美味しい楽しいと感じる子もいれば~
ただおなかを満たすためだけ!!という子もいますよね。

本当に難しいですね。
うちの子達には、インスタントでも孤食でも
どんな食事でも美味しく楽しく味わって食べる事の出来る子に
育って欲しいです。

ちなみにうちも~お父さんは夜遅いことが多いので~
子供達だけで先に食べることが多いです。



ゆゆたさん! (keke)
2008-01-29 09:55:28
まったくもって、私も同感です!!

わたしも、「これは身体にいいから食べる」「これは身体に悪いから食べない」というのではなく、何でも楽しんで食べられる子に育って欲しいと思っています!

美味しく楽しく味わって食べる

いい言葉ですね。

家族揃うのが毎日じゃなくても、子どもの記憶に残る食卓が1日でもあれば、孤食じゃないと思います。

何が1番大切か (みあるか)
2008-01-29 10:05:39
今時、夕飯を学習塾で食べるという子もいますよね。そうするしか時間に余裕が無い場合、この学歴社会の世の中で、家族と食卓を囲めないなら学習塾通い断固否定!と言えますか?安全な野菜中心手作り弁当を持たせればOKですか?

食育中心に考えるなら、きっとそれでも×ですよね…

食育だけを中心に物事を考え実践すると、他のことが破綻する可能性もありそうです。

今、再生紙の偽装問題が取り沙汰されていますね。

古紙を再利用することで森林資源は守られるけど、パルプから新たに紙を作るよりも古紙から再生紙を作る方がはるかに多くのCO2を出すんだそうですよ。

どちらが一方だけが正しくて、どちら一方だけが間違っていると言い切れないと思います。

森林を必要量守りつつ、CO2もなるべく出さない全体としてのバランスが大事。でも、作る側は会社の利益を優先するし、買う側も使い易さや値段を重視する。

人によって大事な物はそれぞれ違うんだと思います。

食育だって同じじゃないでしょうか。

共働きしなければ食べて行けない家庭が、食事を作り一緒に食べるためだけに仕事をやめたら、待っているのは健やかなるものだけでしょうか?

デジタルに0 or 1でなくていいんだと思います。

確かに『食育』というものは、やらないよりは、やった方がいいものだと思います。

けど、何を置いても1番大事!かどうかは各自が判断し決めればいい。

推進する側は、それでもやった方がいいと言うなら、『やれ!』『やらなきゃダメ!』と押し付け不安を煽るよりは、『こんな風に取り入れると簡単だよ』『これくらいなら、出来るんじゃない?』的に、皆がもっと『やれそうだな』とか『やってみたい』と思わせるような施策を打ち出すべきじゃないのかな~。

本文より長いコメント書くな!ですよね~(笑)失礼f^_^;
ありがとう (Oことちょめ)
2008-01-30 00:27:12
ど~も! 書いた本人です。アップしてくださってありがとう!
今までのコラムの中で最も風当たりが強かったと思います。日々悩み頑張っているおかあさんたちの気持ちを代弁したつもりだったのに、ナンで食育そのものを批判しているように取られるかなあ、と、己が文章力のなさを痛感していた次第。しかし、当のままとんカンタン食育担当大臣(?)に、このように採りあげていただいて、本当にうれしいです。

私の母は今で言うこの「食育」に大変に熱心で、幼稚園時代の私のお弁当は低農薬の玄米ご飯でした。おかずは豆腐の白和えとかインゲンのゴマあえ、肉は身体に良くないから魚ばっかりでした。友だちの弁当箱に入っていた真っかっかのウィンナーがどれだけうらやましかったか! 砂糖も身体によくないからほとんどダメ。私カルピスって、ず~っと酸っぱい飲み物だと思っていました。友だちが遊びに来て紅茶を出したとき、ウチには茶色い砂糖しかなくて、それを友だちにからかわれて本当に恥ずかしかった。

で、私はおしゃべりで生意気な子どもだったから、家で仕込まれた知識をよそのお家でしゃべるワケですよ。お誕生会のケーキのアンジェリカやチェリーの色が毒だとか、これは身体に悪いとか。「もうお家に来ないで」と言われたこともあります。

そういう経験があるものですから、自分の子どもには、食べ物のコダワリを押し付けるのは絶対にやめようと決心しました。
もっとも偏食があまりにひどくて、押し付けようにも押し付けられませんが・・・。

娘の友だちにも食の安全にこだわる家庭のお子さんがいましたが、ウチに遊びに来てポテトチップやチョコレートを出すと食べる食べる。皿を抱え込んでもくもくと。「そうだろう、油や塩分、砂糖、身体が脳みそが欲するんだよね~」と自由にさせておきました。


美味しく楽しく味わって食べる

本当にその通りだと、私も思います。

みあるかさんへ (keke)
2008-01-30 21:26:13
そう、要するに伝え方なんですよね~!!
これが○、これが×と、白黒つけすぎてる!

私も、「食べ物なんて、何でもOK、いつ何食べてもいいんだよ~♪」と、言っている訳ではないのですが...そんな誤解をされる可能性もある。

このテーマを取り上げて、自分の文章力のなさと、伝えたいことをまとめることの難しさをつくづく実感しています。
だからこそ、ブログという手段があるんですけどね!
コツコツと、伝えていけるよう頑張りマス。
ちょめさんへ (keke)
2008-01-30 21:34:51
コメントありがとうございます!!

意外な幼少期!
私も似たような経験を持っています。
やはり度を越えてはいけないということですよね。


文章って、本当に難しいですね。
こんかいupした私の文章で、私の意図が、本当に伝わっているのか...とても心配です。
まじめに食生活に取り組んでいる人を否定しているつもりはないですが、そう捉えられてしまうのでは...何度も書き直しをして、随分長い間、下書き保存箱に埋もれていました。
でも、upしなければ、誰にも何も伝わらないですよね。

今回の反応は、私もビックリでした!

でも、こうして、いろんな意見が交錯した、そのきっかけを作ったコラムは、やっぱり意味のあるものだったと思います。

次回も、みんなをドキドキハラハラ(?)、そして、じっくりと考えさせるコラム楽しみにしています♪

コメントを投稿