風の声

想いつくまま

握手もなく終わった最終TV討論

2016年10月20日 | 日記
また同じような罵り合いが繰り返されたアメリカ大統領選挙のTV討論。

「どちらが嫌いか」を争っている選挙になっているとはいえ、あまりにも見苦しい。
これでアメリカのトップを選ぶのだとすれば国民はなんて不幸なんだろう。
と、思いながらTV討論を観ていた。

「日本を守ってやっているのだから日本にカネを出させるべきだ」と、またウソを吐いていたトランプ。
日本に駐留するアメリカ軍は、日本を守るために駐留しているわけではない。
アメリカの世界戦略上、アメリカのために必要だから日本に基地をおいているだけだ。

それなのに日本は「思いやり予算」として2,000億円も負担している。
その額は、米兵1人当たり1,500万円にもなる。
日本以外の国の米軍基地は、アメリカが土地使用料を出しているのに、日本だけは真逆。

自国の大統領選挙だから、アメリカ流に罵り合いも好きに勝手にやればいい。
だが、他国に対してウソをついて、国民をダマして反感を煽り、票集めをする手口は許されない。

最終のTV討論となったのに、握手もせずに終わった二人。
醜い選挙で感情的に分断されているアメリカ、選挙後が心配だ。








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