12月31日（金）
今日は大晦日です。なんだか新年を何時間後に迎えるという実感がないまま・・・
時間だけが過ぎているような感覚です。
さて、今年も残すところわずかとなりました。振り返れば今年も新型コロナウイルス中心の
生活であったかの様に思います。白寿苑でも入居者の皆様には貴重なお時間に制限を設けさせていただき、
行事も思うように行えず、ストレスばかりが蓄積されるような生活を送らざるをえない状況でした。
そんな中でも、小さなことで共に笑顔になり、幸せを感じてきました。励まし支えなければいけない私たち職員が
入居者様に励まされ明日を生きる力さえ頂くような場面もありました。このコロナ禍の中、もちろん窮屈で苦痛に感じる事の方が多いのですが、人と人との大切な繋がりのようなものを感じさせていただく機会になっているのも事実です。本当に大切なものは何か、しっかり見つめなおすきっかけにもなりました。とはいえ、一日でも早く、皆様が何も気にせず大切なご家族と会い、手を取り合って語り合うことのできる世の中になることを心から願っています。私たち職員は精一杯対応させていただいていますが、出来ることには限りがあり、ご家族様の存在にはかないません。そんなご家族様にも面会の制限などではご迷惑をおかけし、またご理解いただき感謝しかございません。どうか皆様が少しでも笑顔で、幸せな新年を迎えられますように願うばかりです。本年は本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
