タラら々日記 漢方の薬眞堂

何故か学生時代のあだ名はタラ。
薬剤師として、国際中医専門員として日々の暮らしの中での事を書いています。

書寫山圓教寺を歩く

2015-09-30 | 最近の話題

20日神戸で中医学の大会で勉強した翌日は書寫山圓教寺に行ってきました。

圓教寺は性空上人が開いたお寺で西の比叡山と称される天台宗のお寺です。

このところ白州正子さんの『わたしの百人一首」という本を読んでいますが、その中にまだ16才くらいの和泉式部が人生の闇路にまよい性空上人に和歌を送った事が書いてあります。

  くらきよりくらき道にぞ入りぬべき  はるかに照らせ山の端の月

百人一首にでてくる歌は

  あらざらむこの世のほかの想い出に今ひとたびの逢うこともがな・

というものですが、せめてあの世の想い出にもう一度お目にかかりたいとむせび泣くようにおわっているのが美しいと白州さんは評しています。

紫式部は和泉式部の事をよく思っていなかった事がかかれていますが、性空上人は紫式部や和泉式部の時代の人なんですね。

ロープウエイで上ると境内は広く山道です。

 さあロープウエイで出発

 ここから歩いてまず摩尼殿をめざします。

こころ慈悲の鐘をついてからすすみます。

これは弁慶のおてだまなんだって。

弁慶は子供時代ここで修行したんだそうです。

 摩尼殿到着!高い!

 

 こんなに高い立地だから黒田官兵衛は豊臣秀吉に此処に陣をはるように進言したんだな。

 

 

 大講堂・食堂・常行堂の3つの堂がそろっている

 

 

あっつ!あそこに何かいる!

 

 

もう 帰り道です。

 

 よく歩きました。

 


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