8月5日網走の呼人で一緒になったオーストラリアから来たトレボアとアドレス交換して
京都に来たら泊めてあげると言ったのを律儀に信じてはるばる北海道から9月12日に篠山に来てしまった。
もちろん歓迎するのだけど、嫁さんは一人でホテルに泊まると言い出す始末。
なだめすかして1泊民泊する。
トレボアは日本語を話さず英語だけ。
こちらに来ると聞いてから英会話のCDを聞いたり、文法の本を読んだりしたけど1時間で止めてしまった。なるようになると思う、たぶん。
携帯を持たない私と日本語を話さないトレボアが、自転車で篠山の自宅に来れるのは凄いことだと思う。
再会した時のトレボアの安心した顔が忘れられない。
玄関に入るとそのまま風呂場へ直行し洗濯機をフル稼働させる。
後で聞いたのだけど、風呂は1月ぶりなんだって、普段は水道の水をかぶっているらしい。
シュラフも洗い難民キャンプの受け入れ状態。
私の屋根のお客様である日本刀の職人のところへ見学に行き、日本刀を触って喜んでいた。
やたら忍者忍者と言っていたのは伊賀上野で忍者屋敷に行ったらしい。(たぶんそう言っている気がした)
片言の英語なので言いたいことが言えず苦労するが、夕食を食べ飲みながらいろんな話をする。
政治やオーストラリアのこと、数学のこと(トレボアは高校の数学の先生)、カズの家は小さいけどGOODだと
やたら小さいと言う。まあオーストラリアの家から見れば小屋のようだとは思うけど。
風呂に2回も入れて、子供が使っていた2段ベットに寝てもらいたぶん2月ぶりに屋根の下で寝てもらった。
いつもは公園で寝て、早朝撤収しているそうで、日本は安全だと言っていた。都会の公園で寝るのは勇気がいる。
翌日、雨で出発を後らして昼すぎに福知山にむけて出発していった。
牛乳を飲むのは1月ぶりだという言葉が印象に残った。(多分そう言ったと思う。)
なんだ、このハゲ頭集団は!!!
翌日
現場へ材料を運ぶため、福知山の西を走っていたら国道9号を走るトレボアを発見。
偶然ってあるんだと思うけど、この感激を言葉にできない。
サプライズと繰り返して叫ぶだけで、会話にならない。