萱葺きだより

三方だより改め 萱葺きだよりとして
ブログ始めます。
新米萱葺き職人の日々を、いつ更新できるか今から不安です。

おまけ 

2017年10月03日 09時57分02秒 | Weblog

8月5日網走の呼人で一緒になったオーストラリアから来たトレボアとアドレス交換して

京都に来たら泊めてあげると言ったのを律儀に信じてはるばる北海道から9月12日に篠山に来てしまった。

もちろん歓迎するのだけど、嫁さんは一人でホテルに泊まると言い出す始末。

なだめすかして1泊民泊する。

トレボアは日本語を話さず英語だけ。

こちらに来ると聞いてから英会話のCDを聞いたり、文法の本を読んだりしたけど1時間で止めてしまった。なるようになると思う、たぶん。

携帯を持たない私と日本語を話さないトレボアが、自転車で篠山の自宅に来れるのは凄いことだと思う。

再会した時のトレボアの安心した顔が忘れられない。

玄関に入るとそのまま風呂場へ直行し洗濯機をフル稼働させる。

後で聞いたのだけど、風呂は1月ぶりなんだって、普段は水道の水をかぶっているらしい。

シュラフも洗い難民キャンプの受け入れ状態。

私の屋根のお客様である日本刀の職人のところへ見学に行き、日本刀を触って喜んでいた。

 

やたら忍者忍者と言っていたのは伊賀上野で忍者屋敷に行ったらしい。(たぶんそう言っている気がした)

片言の英語なので言いたいことが言えず苦労するが、夕食を食べ飲みながらいろんな話をする。

政治やオーストラリアのこと、数学のこと(トレボアは高校の数学の先生)、カズの家は小さいけどGOODだと

やたら小さいと言う。まあオーストラリアの家から見れば小屋のようだとは思うけど。

風呂に2回も入れて、子供が使っていた2段ベットに寝てもらいたぶん2月ぶりに屋根の下で寝てもらった。

いつもは公園で寝て、早朝撤収しているそうで、日本は安全だと言っていた。都会の公園で寝るのは勇気がいる。

翌日、雨で出発を後らして昼すぎに福知山にむけて出発していった。

牛乳を飲むのは1月ぶりだという言葉が印象に残った。(多分そう言ったと思う。)

 

なんだ、このハゲ頭集団は!!!

 

翌日

現場へ材料を運ぶため、福知山の西を走っていたら国道9号を走るトレボアを発見。

偶然ってあるんだと思うけど、この感激を言葉にできない。

サプライズと繰り返して叫ぶだけで、会話にならない。

 


8月28日 岩見沢 29日倶知安 30日小樽

2017年10月03日 09時20分14秒 | Weblog

30日ぶりに岩見沢へ帰ってきた。

テント3張り、静かな北村になっていた。

温泉で体重を計ると5K痩せていた、まずまずの減量。

家に電話すると、9月3日から村のお祭りなので、それまでには絶対帰ってこいとの命令。

一気に帰るモードになってしまった。

今夜は雨になる予報でタープを張って、雨に備えバンガローで爺様と少し飲んで寝る。

若者がいない!!!

29日朝6時ラジオを聞いていると北海道上空を北朝鮮からミサイルが通過したとのこと。

まあ、北朝鮮の意向もわからないではないが、人騒がせな国である。

北村はいつも連泊するのだけど、帰るモードに入った今、1泊で小樽に行きフェリーのチケットを確保して倶知安で余生を過ごすことになる。

テントを撤収したころから雨が降り、小樽で31日のフェリーを確保し、倶知安まで走る。

昼3時すぎ、雨の倶知安に到着する、テント5張り長期滞在の匂いがするテントばかり。

夕方住民が戻ってきてびっくり、ウッチーがいる、他にも顔見知りが数人。やっぱり倶知安は貧乏人が集まる。

皆で飲んで楽しく酔っぱらう。

30日 昨夜の宴会で明日晴れたら羊蹄山に登ることになっていて、2日酔いの体に鞭打って羊蹄山に酔うて登る。

ここで、カレンダーが1日狂っていてもう1泊のつもりが、テント撤収し今夜のフェリーに乗る思考回路になってしまった。

酔っているのだから仕方ないが、フェリーのチケットを見ればわかるものを・・・。

 

相変わらずハードな山登りで、要諦山を8時間かけて制覇し、膝も足もガクガクになってワイズ温泉でさっぱりする。

この時点で今夜のフェリーに乗ることを信じて疑わない私は、小樽まで行きキッチン野沢で最後の宴会をするつもりで店に行く。

大将が良い人で、ターミナルから送迎してくれて車はフェリー乗り場、私は最後の宴会を小樽で楽しむ。

家に電話して、明日には帰るからと言うと明後日ではないか?と聞いてくる。

カレンダーを見てチケットを見ると確かに明日31日乗船のチケットになっている。

深夜0時をまたぐ乗船時間は日付けを狂わしてしまう。

仕方ないので、タクシーでフェリー乗り場へ帰り、チケットを本日乗船日に変更して1日損をした北海道47日間があっけなく終了した。

 


8月27日~28日 羽幌

2017年10月03日 09時06分46秒 | Weblog

朝日公園では昨夜地域のイベントがあったようで、繁栄の残骸のようなキャンプサイトになっていた。

たぶん、昨夜から延々と飲んでいるのだろうと思える人達と2日目の飲み会に混ざって飲ましてもらう。

一緒になったバイク2人とイベント主催家族と深夜までいろんな話をして飲む。

28日 朝からテント撤収し、イベントのかたずけを手伝う。

本来、私達がいなかったらイベントの撤収はどうやったのか、延々と2,3日かけてしたのだろうか?

運動会テントは2人では絶対に倒せないと思うのだけど。

まあ、次回訪ねる友人ができたことは、何よりの成果であるし、第一暇なので別に苦でもない。

餞別に焼酎をもらい、12時羽幌を出発し岩見沢を目指す。

 


8月25日~26日 初山別

2017年10月03日 08時26分21秒 | Weblog

天気の良くなった稚内から、オロロンラインを南下する。

真っ直ぐな道、右手に海、左手には笹の丘陵が延々と続く。

30年前、向かい風と雨の中、泣きながら自転車で走ったこの道もわずか1時間で通過してしまう。

感動の  の字も無い。

 

天塩、遠別と南下し、初山別でテントを張る。

ここは初めてのキャンプ場で噂ではよく聞くキャンプ場だが、風が強い。

何も風を遮る物がなく、タープを張るのを断念し、普段張らない張り綱も張ってテントを設営する。

 

夜、隣の天文台で星を見るが、星が大きく見えるだけで、PCで画像を見るほうが良く見えるが、それを言っては

おしまいです。

日本一周を徒歩でする浩之君と少し飲んで寝る。

 

26日 相変わらず風が強くテントが揺れる。

炊事も外ではできず、テントの中でコンロを使う。

あたりが急に暗くなって、雷が鳴ってすごい風と大雨でテントが左右に揺すられる。

外に置いていたコンテナBOXの蓋が飛んで、BOXが水没してしまう。

あんな風、生まれて初めての体験で、生きた心地がしなかった。

30分荒れ狂ったあと、嘘のような青空が広がる。何だったのだろうか?

バイクを降ろす気にもならず、港へ釣りに行くが本当に何も釣れず4時ごろからビールを飲んで寝てしまう。

夕方6時、突然の大雨で目が覚めて風も強くなり、ワイルドなキャンプ場でした。

ハーレーのバイク乗りと一緒に飲んで、彼は風が強いので建物の影で寝るとのこと。

さすが、日本一周する旅人はどこでも寝る。

27日 一晩中大風と大雨。

朝は嘘のように晴れて、テントを乾かして撤収する。

稚内で一緒になったエドワード達が偶然やってきて再会を喜ぶ。

初山別川の上流まで車で行き、ゲートからバイクでさらに奥まで走り釣りをする。

林道が去年の台風で崩壊して行き止まりになる。

だれもいない河原で釣りをするが、小さなアマゴが5匹くらい。

あたりは熊が出そうで、周囲を見回しながらおっかなびっくり釣りをする。

羽幌まで走り、昼間っから温泉に入り、2時間サウナと温泉を堪能して朝日公園にテントを張る。

 

 

 


8月22日~24日 稚内森林公園

2017年10月03日 07時42分26秒 | Weblog

稚内に向かう途中、サロベツにある豊富石油温泉によって朝風呂を楽しむ。

JR豊富駅に近い温泉には以前入ったことがあるのだけど、本家の豊富温泉は国道から外れているので今まで

機会がなく、初体験。

感想は、汚れる為に入る温泉!!えらい目にあってしまった。

普通風呂でも石油のにおいがして、ボイラーで沸かす田舎の風呂で、石油が漏れている感じ。

風呂場全体が灯油のにおいがして気持ち悪くなる。

よせば良いのに、湯治用風呂にも挑戦したが、石油まみれで全身硫黄色になり体中がヌルヌルベトベトで

石油の匂いに酔ってしまった。

10回以上石鹸で洗っても石油は取れず、体から灯油の匂いがする。

アトピーに効くそうで、患者の人達が真剣な表情で石油に浸かっている。

健康な体に感謝した、内容の濃い温泉でした。(2度と行かないけど・・・。)

稚内森林公園に3時到着。

お盆も終わり、テントもまばらで寂しいキャンプ場でした。

チャリ2人と一緒に晩飯を食って少し飲んで寝る。

青年たちよ、立派な社会人になるのだよ!!

23日快晴で、一緒になったカブ乗りと裏山に登り、利尻富士を見るが雲にかくてれパッとしない。

最北端の宗谷岬まで走り、最北端給油記念品をもらう。

宗谷岬の記念碑が無人になる時があり、記念写真を撮る。

いつも人だかりがして、記念写真の順番待ちをしているのに、もう夏が終わったことを実感する。

カブ乗りと岬で別れて、宗谷丘陵の林道を走り寄り道をしてキャンプ場に4時過ぎに戻り、バイク乗り3人と夜9時ごろまで一緒に飲んで酔っ払う。

24日雨、テントを張った場所が一部低くなっていて、水たまりができてしまった。

テントとタープを移動するが、もっと最初に注意しておけばよかった。

午後から雨もやみ、稚内港にチカを釣りに行くが、釣れていないみたいで魚屋でイカを買って刺身で食う。

今年はイカが不漁のようで、1ぱい270円もする。

夜、隣のヨーロッパから来たチャリ3人と一緒に飲んで9時には寝る。

25日雨、天気予報では午後から天気は回復するらしい。

3人のチャリはこれから鹿児島まで走るそうで、今稚内だから実走5K位か。

メチャクチャな英語に付き合ってもらい感謝。エドワード、完走してね。

午後になってテントも乾き、ゴミも捨てれる居心地の良い稚内を後にする。