萱葺きだより

三方だより改め 萱葺きだよりとして
ブログ始めます。
新米萱葺き職人の日々を、いつ更新できるか今から不安です。

8月31日 金 晴れ  余市~フェリー

2012年08月31日 22時27分07秒 | Weblog

朝8時、余市を出発。

ここから出発すると、絶対に積丹半島へ行ってしまう。

余市から札幌観光へ行くルートは私の頭の中にも財布にもない。

所持金5000円では風俗にも行けない。

積丹のカムイ岬に行くがあいにくの曇空で、積丹ブルーの海では無い。

第一、あの駐車場に車が数台しか停まっていない、さみしい。

積丹から余市に引き返し、余市の裏側からキロロ方面へ

ここらは、椎名誠の別荘があるところ。

あんな日記みたいな小説で良く本が売れるものだと感心するが、今はブログやフェースブックで勝手なことを発言できるので、椎名の本も以前ほど売れないと私は思う。

赤井川温泉に入り、R393でキロロを経由し、小樽に戻る。

その昔はキロロはスキーでめっちゃ有名だったけど、最近はさびれてしまい廃墟のよう。

若者はお金も仕事も無いのです。

小樽の市場でオデン、さしみを買い、フェリー乗り場に夜6時到着。

乗船夜9時30分、バイクは200台くらい、みな大きなバイクで原付は私だけ。

ビックバイクは間違いなしオッサンと言うかジイ様で若者がいない。

夜0時30分、ジイ様を乗せてフェリーは舞鶴に向けて出航した。

私の北海道も8月から9月に変わる今日で終わりとなった。

52日間 ありがとう。

 


明日で9月というのに

2012年08月31日 14時51分09秒 | Weblog

8月も今日で終わり。

皆様、暑い夏をお過ごしのことと思います。

私はまだ北海道におります。

残金5千円、今日は小樽の山奥、キロロ付近の温泉に入っております。

休憩室にPCが置いてあったので、ブログをUPしております。

今日はカムイ岬を見てきましたが、天気が悪く積丹ブルーとはいえない海でした。

今夜のフェリーで帰ります。

9月からは心を入れ替えて働きますので、ご勘弁してください。

北海道のブログはそのうち遡って50日分UPしますので、気長にお待ちください。

多分、UPすると思いますが、もしかして・・・・。


8月30日 木  晴れ  浜益~余市

2012年08月30日 22時07分57秒 | Weblog

夜中に同宿の男のメール着信音で何度か起こされる。

なんで、携帯持っていないのに人の携帯の着信音で起こされるのか訳わかんない。

本人は酔っ払って、ずーーーと鳴りっぱなし。

こんなことなら庭でテント張って寝たほうが3倍良かった。

まあ、そんな不本意な智美ハウスを午後3時出発、今夜のフェリーで帰る予定。

小樽16時着。搭乗券を発券してもらう際に、明日の2等は満席ですよね??確認すると

200席近く空いてますが・・・・・・。

なにーーー!!!!本当なら31日予約したのに満席って言うから30日に繰り上げしたのに。

あの名鉄観光、500円も取って、ことごとく、人をばかにしている。

何回、名鉄観光へ行ったと思う、あの春光台のキャンプ場から。

しかも、なんで北海道に名鉄観光があるんだ。名古屋できしめん食って出直してこい!!

そんな訳で、1日余計に北海道滞在となり、小樽には気の利いたキャンプ場が無いので、1月前上陸したときに泊まった、余市道の駅で野宿とする。

なんか、つい最近来た気がするけど、50日も前のこと。

8月も終わり、余市の道の駅もテントが少なく、シーズンが終わった感じが伝わる。

(注意;余市 道の駅はキャンプ場ではありません。仕方なくテントを張る場合、夕方6時以降、朝は8時過ぎには撤収しましょう、当然ですが、ゴミはコンビニまで)

 

 

 


8月29日  水  晴れ  旭川~浜益

2012年08月29日 21時43分13秒 | Weblog

昨日旅行会社で取ったフェリーのチケット、どうもおかしい。

新日本海フェリーでは昔の2等が無くなって、全席ベットになってしまい、以前の2等寝台と今回新しくできた寝台の区別がはっきりできていない。

旅行会社で取ったチケットは以前の2等寝台で、申し込みした2等とは1クラスランクが上で当然料金も高い。

そんな贅沢なチケットはいらない。申し込み用紙には2等って書いてあるのになんでそんな席を500円の手数料を取ってまで間違って予約するんだ、旭川の名鉄観光!!

新日本海フェリーも悪い、訳わかんないツーリストAとかSとか横文字にするから、1等2等3等とアホにもわかる区分にして欲しい。

そんな訳で、朝8時30分、開店前の旅行会社を叩き起こし、多分課長と思われる社員に大クレームし、やっと安いチケットを手に入れた。

課長とやり合っているころ、私に誤発券した女が出社してきたけど、謝りもせずカウンターにも現れず、舐めているのか名鉄観光 旭川支店、お前なんか名鉄のトレードマークの小熊に食われてしまえ!!

このチケット騒動はさらに後日談があるので、お楽しみに。

それで、今日のお宿は北海道から帰る時にしか泊まらない、智美ハウスで1泊。

智美ハウス、料理は美味いし、適当な放置プレイもいい感じで、親戚の家に泊まる感じがなかなか良い。

はずだったけど、同宿になった岡山の知り合いが、よく喋って話しの内容が低俗でTVを夜までつけっぱなしで酒を飲む、ここ近年で最低な智美ハウスでした。

つまんない客泊めるなら、来年はこないぞ!!  TVはいらない!!!!


8月28日  火 晴れ  チミケップ~旭川

2012年08月28日 21時20分57秒 | Weblog

チミケップの夜は漆黒の夜空に満天の星。

これだけの密度で星が見れたのは、チミケップだけ。

ただ、木々に囲まれたテントサイトなので、空が開けているのは湖方面だけ。

でも、気持ち悪いほどの星と隣に熊がいそうでかなり怖かった。

朝、湖は霧に囲まれ、日が昇るにつれてどんどん霧が流れて消えていく。

チミケップは北海道でも特一級のロケーションを持つキャンプ場だけど、有名になっておバカなファミキャンが来ない事を祈る。

まあ、あのダートだから普通の車は来ないかも。(バイクとチャリの旅人以外、来てはいけません。マナーの無いキャンパーは熊に食われます!)

食材が無いので1泊で移動する。

訓子府からJRの廃線を見ながら西へ、畑はそこらじゅう玉ねぎだらけ。あたり一面玉ねぎだらけ。

玉ねぎを掘る農機具がサンダーバートに出るジェットモグラみたいで尖がってかっこいい。

R39北見国道へ出て石北峠を越えて層雲峡を見学し、旭川へ到着。

もう小樽までわずか、私の北海道もあと数日で終わりとなる。

今日は旭川の春光台公園のキャンプ場に泊まる。

でかい、設備が良い、近くに風呂もスーパーもある、しかも無料!!

旭川ってなんて素敵な町なんだろうか、こんなに旅人に大判振る舞いして財政は大丈夫なのか心配になる。

夜は隣のテントと一緒に飲み会する。余ったジンギスカンをそのまた隣の女子テントに差し入れしたけど、音信不通!!まあ300円の撒き餌では食いついてこないすれた都会のキャンパーでした。(おまえ達は釣堀のへらフナか!!)

(これから後、デジカメ電池切れで写真はありません)

 


8月27日  月  晴れ  鶴居~チミケップ

2012年08月26日 20時57分22秒 | Weblog

夜は雨、夜中3時過ぎまでバーベキューサイトでは旅人が語り合っていた。

静かな夜なので、話の内容がテントまで聞こえてくる。

他のキャンプ場ではうるさいと怒鳴るパターンだけど、鶴居のキャンプ場はそれを納得して

テントを張っているので怒る訳にはいかないし、話の内容が旅人の話で聞いていて、なんか青臭いというか青春してる感じがしてとても良い。

煩かったら耳栓して寝れば良いのだから。

一生懸命勉強して、社会に疲れて旅に出る若者、ずーーーーーーーーと旅してる若者、毎年ここで数日キャンプする為に働いてやっと鶴居に来た若者、年齢は様々だけど夢を抱いて夢を語り、自分の心を開く旅人。

やっぱり鶴居は北海道の聖地のような気がする。

朝は霧。今日は天気が良くなる。

鶴居に連泊すると、北海道から戻れなくなる気がするので、決断して出発する。

鶴居朝9時出発。鶴居の住民は『行ってらっしゃい』と言って見送ってくれる。

そういえば、鶴居に到着した時は『おかえりなさい!!』だった。

R240まりも国道を阿寒湖へ北上、雌阿寒岳1499m阿寒富士1476mが異様な姿で目の前に迫ってくる。

阿寒湖のコンビニで米2k買う。ここで2kの米は重いしかさ張る。あと数日の北海道で2kの米はさすがに食えない。

少し走ったらセイコマがあった。ここなら1kの米があったのに残念!!

相生道の駅で豆腐と厚揚げを買って、チミケップまでダートを走る。

今回、最高に楽しみにしていたキャンプ場。

午後3時到着。

きれいすぎる、美しすぎる、心洗われる超ハイグレードな無料キャンプ場。

いたるところに『熊に注意』の看板。

こんな素敵なキャンプ場だったら、熊に食われても惜しくない(絶対ウソ!痛いのはいや!)

夕日が山の向こうに沈んでいく、湖にはそこらじゅうで魚が跳ねる音がする。

 

 


8月26日 日 雨  鶴居

2012年08月26日 20時28分15秒 | Weblog

夜半から雨、朝も雨が降っている。

無理すれば、出発できそうな天気だけど、テントやタープが濡れているし

急いで何処かへ行く用事もなので、連泊モードに突入。

鶴居のキャンプ場は常駐者が多く、夏の初めから冬の初めまでキャンプ場に住んでいる人が

多い。

そんな訳で、天気が悪い日に出発することは、彼らから見ればお気の毒にしか見えない

忙しい旅人、雨の日に移動する奴は北海道初心者か親の葬式で急いでいる位にしか見えない。

旅人のプロと言うか、ホームレスと旅人のボーダーラインにいる人がかなりいる。

そんな鶴居キャンプ場の東屋には私設図書館があり、コンテナ4箱に本がいっぱい。

旅人が持ってきて置いていった本、BOOKOFFで100円で買って捨てた本など結構いろんなジャンルが揃っている。

雨の日曜日、田辺聖子のすみれサンが出る本と、洋書で航空機が空軍のミサイルに打ち落とされても空港に帰還する本2冊を一気に読む。

潜水艦と飛行機物は好きだけど、ちょっと設定に無理があるので、バンバンはしょって読む。

空港の直前までレーダーに感知されないって、無理だろうに。

そんな詰めがあまい小説も洋書だから許してあげよう。

すみれサンの小説は過去、NHKのドラマで見た気がするが、田辺聖子の実話としたら、あの容姿でそれは無いだろう・・・。小説だからね。

梅ちゃん先生も終わってがっくり(ここだけ10月のリアルなブログ、今日の蕎麦はうまかった)

リバース;;;;

午後3時過ぎから温泉に入り、そのまま飲み会に突入。

夕方5時から夜中の10時まで延々と濃い鶴居キャンプ場で、濃い飲み会でした。

今日の夕食、鍋(白菜、豆腐、鶏肉、春雨、パスタ、乾麺ウドン

(味付け→味ポン→醤油→バター→味噌)

各自がいろんな食材を持ち寄り、その都度味が変わる、女心と鶴居の鍋  でした。

最後に何も無くなったので、小麦粉を団子にして団子汁にして食ったけど、色んな味がしみて不思議に美味しかった。

小麦粉500g完売しました。

 

 


8月25日 土 晴れ  中標津~鶴居

2012年08月25日 18時51分50秒 | Weblog

中標津は大きな街で、店も車も多い。

見たことある全国展開している店も多いし、おねえちゃんがいっぱい歩いている。

鹿ではなくて女の子が歩くという景色は久々。

スーパーで買い物して、レジの女の子に、今日はお祭りなの??って聞く。

人多いね、熊も来るの?って聞いたら、時々って。何て素敵なレジの子だろうか、て言うか

女の子と会話するの何日ぶりだろうか。

今日は雨か曇、何も見えないって解っているけどお約束の開陽台に行く。しかし何も見えず。

養老牛の奥にあるから松の湯に行く。

ここは去年初めてたどり着けた温泉で、過去3回場所がわからなかった秘湯。

いつまで道路工事をしているんだ、微妙に舗装区間が変わっていて温泉入り口の景色が変わっていて、行き過ぎてしまう。

からまつの湯は無料温泉ではトップクラスでキレイな温泉で、隣に川が流れ、湯にのぼせると川に入ってリセットできる。

ジイ様ばかりと思っていたら、お姉さまが一人、入る気まんまんで起こしになる。

あまりジロジロみるのでひいてしまい足だけつけて帰っていった、残念でした。

摩周湖は奇跡的に中島が見えてしまい、連続4年見ちゃいました。これじゃ出世しない。

神の子池では砂利道を必死に走っていると後ろから観光バスが、こんな狭い道にバスが来るかと思いながら、避ける道幅もなくカブの後ろにバスを控えて、砂埃だらけで神の子池に到着。

まあ、あんなもんだろう。バスで見にくるような池ではない。

3時過ぎ、鶴居キャンプ場に到着。今年も熱いキャンパーと言うか住民がいっぱい。

しかも週末とあって、難民キャンプの様な悲惨な個性の強いキャンプ場でした。

Aコープでホヤを買った。めっちゃ美味かったけど、翌日も同じ値段で同じホヤを売っていた。

ホヤって賞味期限無いのか、私が買ったホヤは何日目のホヤだったのだろうか?

 


8月24日 金  晴れ/曇  野付~中標津

2012年08月24日 18時20分58秒 | Weblog

ポー川の屋根は、結構傷んでいて道具も無いので、直すに直されない。

バイクのブーツかサンダルしか無いので、屋根にも登れず、地下足袋を購入するところから始まる。

多分、標津の雑貨屋さんで地下足袋が売れたのは10年ぶりの快挙ではないだろうか?

田舎の雑貨屋に地下足袋が置いてあるのも、びっくりだけど。

普通、1000円位の地下足袋が2000円弱の定価で売っていた。

あの雑貨屋、今年の確定申告で2000円の在庫処分できて良かったんじゃないかな。

屋根はあそこもここも、末期癌患者のようで数日で直すことは難しい。

へたに直して、来年葺き替え要りませんって言われても困ってしまう。

目につく箇所だけの応急処置で勘弁してもらう。

午後3時過ぎ、ポー川を出発。気温15度位、寒い。

写真は北海道で唯一、高そうな食事をした風景、あまりの美味さに箸を持つ手がケイレンしてしまった。ただシャケのアラ汁はかなりしょっぱい。

せっかくなので野付半島の先端まで走ると、稚内で一緒になった名古屋のそうめん屋に出会う。

無理言って一緒にキャンプしてもらい、中標津の森林公園まで走る。

200円有料キャンプ場で、管理人不在かと思いきあ、帰るところに出くわし、しっかり徴収される。

雨が降りそうな天気なので、バーベキューサイトにテントをつっこみ、近所のアルカリ温泉で全身ヌルヌルに溶けてしまった。

足の水虫がみごとにツルツルになってしまった。

恐るべきアルカリ性、宇宙戦艦ヤマトがアルカリの海に着水し、第3ブリッジが溶け落ちるのを想像するが、私の知ん棒は溶けることなく若干細く短くなった程度でツルツル温泉を後にした。

夜はイカゲソとホルモンの鍋。夜9時隣のテントサイトから『うるさい、何時だと思ってる!!』苦情が来るが、時計を見て9時前ですと答えてそのまま宴会を続行する。

9時ってお前、老人かよ・・・・。

案の定、苦情言った本人は朝4時前にゴソゴソしていた。

北海道人って不思議。


8月23日 木 晴れ  網走~野付

2012年08月23日 21時14分19秒 | Weblog

呼人浦のキャンプ場は湖に面していて、夕日がめっちゃキレイで有名な無料キャンプ場。

昨夜は風が強く、夜中に2度タープのペグが抜けて起こされてしまった。

夜、星がウジャウジャ見えて気持ち悪かった。

今日はポー川まで走って、仕事の打ち合わせをしなければいけない。

朝8時網走を出発。天気が良く半袖のTシャツで走っても寒くない。

女満別の丘陵地帯を走り、遠くに知床の山を見る。

美瑛、富良野の丘陵もきれいだけど、なんか観光客を意識した畑で美しすぎる。

その点、女満別は観光客が見る訳でもない畑が丘を越えて連なっている。

美瑛のように、変なレストランや店が無いので、北海道らしい気がする。

R244で超川温泉(無人 200円)に入る。3日ぶりの風呂で他にだれもいない温泉に

ゆっくり浸かる、とても幸せ。

野付のポー川へ午後3時過ぎ到着。顔見知りになった学芸員や管理人と再会を喜ぶ。

今日の夕食、鳥肉+ジャガイモ+焼きウドン  とても美味。

オホーツクも南下して根室に近くなると、急に気温が下がる。

今日は風が強い。タープが飛びそうになるが、酔ってしまい起きれないで寝てしまう。