倶知安のキャンプ場で、ファミキャンから『Ho』という雑誌を貰う。
前々から知ってはいたけど、雑誌買ってタダ風呂に入る趣味はなかったので、今回初めてクーポンで
岩内のタダ温泉に入った。
可もなし不可もなし、まあそんなもんでしょうって感じ。
倶知安から長万部を経由して、亀田半島の付け根にある大船河川公園にテントを張る。
だれもいないキャンプ場で、近くの魚屋から買ったツブ貝とガヤの海の幸で、酔っぱらう。
天気が良くて暑いが、日陰に入ると寒い位で、北海道に来たことを実感する。
翌日はバイクに乗って恵山の付け根にある水無海浜温泉に行く。
夏休みで家族連れが多く、温泉は子供プール状態になっていたが、すっぽんぽんになって温泉に浸かる。
裸になった瞬間、子供達が遠巻きに避けて温泉に隙間ができたのには、笑ってしまった。
子供にしてみれば、素っ裸の変態オヤジにしか見えないのだろう。
貸切キャンプ場に戻り、酔っぱらって寝てしまう。
夜中に目が覚めて空を見ると、星がグジャグジャに見えて星座にならない。
天の川が本当に川のように天を二分して流れる様は、感動的に美しい。
8月11日、駒ケ岳に登る。
噴火の可能性があるそうで、入山規制があり途中までしか登れないが、山頂から見る大沼は箱庭のように奇麗で
一緒に登った40代のお姉さんとも会話がはずみ、良い感じで下山したが、携帯を持たない悲しさか、『じゃあまた』の
一言でお別れしてしまった。
今日のキャンプ場も寂しく2張りだけ、夏休み本番というのに、旅人達はどこにいるのだろうか。
夜中に起きると今夜も満天の星空、30分に20個位流れ星が流れる。ペルセウス流星群の季節になった。
8月13日週末のキャンプ場はそこそこにファミキャンがテントを張りにぎやかになる。
お盆の週末はキャンプするより、家で家族と過ごすらしいい。
キャンプ場の横を流れる川で釣りをする。
ホテルの排水より上流には岩魚がいるそうで、釣りながら川をさかのぼる。
いきなり30cmを越える岩魚が釣れてしまい、本気になって釣りをして大小4匹の岩魚を釣りあげる。
尺岩魚のお腹には卵が入っていて、私に釣られなければ卵を産んで子孫を残せたのに。
お母さん岩魚はよっぽどお腹が空いていたのだろうと複雑な思いをする。
今度から大きな岩魚はリリースすることにする。
大きな魚は焼くにも困るし、食べても小さなヤマメの方が美味しい気がする。
8月14日お盆の日曜日、回りをにぎやかなファミキャンに囲まれる。
早々にバイクで函館へ遊びに行くが、別に見て回る所もなく函館山に登る訳でもなく、ただブラブラ町を走る。
久々に大勢の観光客を見て、函館のどこが良いのか疑問に思いながら、夕飯の買い出しをしてキャンプ場に戻る。
回りはファミキャンに囲まれて子供達が走り回り、覚悟を決めて酔っぱらって寝てしまうが、思いのほか躾の良いキャンパー達で
あれだけの人が寝てるとは、思えない位の静な夜でした。函館のファミキャンは優秀です。
8月15日、居心地の良いキャンプ場で別にもっと連泊しても良いのだけど、1月の滞在予定の半分を過ぎて2か所しか
移動していないのも勿体ないので6連泊を機に移動する。
函館経由で日本海側の江差の下、上の国消防署前の公園を目指す。
途中、函館の釣り具屋でエサのブドウ虫とルアー竿を買い、国道沿いに見える川で釣りをしながら移動するが、
ウグイしか釣れず、海でもルアーには何も釣れず、まあそんなもんかと思いながら上の国に到着する。
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