ケアマネ★DH華子の花道

歯科衛生士から不動産やコンサルティングの仕事を経て、ケアマネに転身した華子の奮闘記。

地域包括たらいまわし・・・

2018年03月31日 | ケアマネ
更新・・・久しぶりです。


早いもので、もう4月ですね。桜も今が満開です。




ケアマネの仕事を始めて・・・約2ケ月が経過しました。



すでにベテランケアマネのように案件をさくさくと消化しておりますが・・・



先日、あっと驚く事が立て続けに発生しました。



この業界(介護の業界?福祉の業界?)というのは・・・本当に一般企業ではありえない常識でまわっている気がします。



この「つぶやき」は後日として・・・本日のお題は「包括たらいまわし」




この地域包括というわれる場所は・・・介護について困った方が相談される窓口のこと。


それぞれのエリアで「〇〇包括地域支援センター」なんていう名前がついています。



皆さんご存知ですか?



先日の事、住所はA町。(これ同じ、市内のお話ですよ・・・)


退院後、B町に住もうかな。という事で・・・B町の地域包括から棒居宅事務所に支援依頼がきました。


その方は「要支援」の認定を受けた方でしたので、管轄はそれぞれの地域包括が窓口です。



で・・・B町エリアの地域包括から依頼を受けた私は、依頼者と面談し、B町包括が担当という登録を介護保険課に登録を済ませました。



ところが・・・・B町の施設が気にいらず、いったん「白紙」に戻り


そこから、C町にある施設に入所しようという事になりました。となると管轄はC町エリアの包括です。


当然ですが・・・B町包括から依頼を受けた私の契約も終了です。



利用者は病院のソーシャルワーカーと相談しながら手続きをしておりましたが・・・


C町の施設に決定しましたということであれば、B町包括は「はい契約は白紙です。今の契約書は破棄します」と依頼者に通告してぶつり。


当然・・・担当ケアマネも白紙です。


誰が担当になるかわかりませんと回答しケアマネも白紙に。




何枚もの契約書やら重要事項やら個人情報同意書ならと書類を書いたけれど・・・


ただの一言「契約書は破棄します。うちの管轄ではありません」と、突き放して終了。




ではどこの包括がお世話するの?


誰が担当ケアマネになってくださるの?とまた一からスタート。




住所地での管轄でもありませんと・・・


改たに居住する場所であれば、C町が包括でしょと・・・


包括たらいまわし。



退院まじかの時期にきて・・・


本日、やっと担当包括は決まりましたが・・・



ここに至るまでの経緯においても・・・担当ケアマネは?と。これもまたごたごたとひと悶着ありました。




ご依頼者のご希望と指名により、私が担当ケアマネ継続となりましたが・・・




また、次も驚き。


棒包括から・・・担当ケアマネに依頼書を出すのは・・・人事異動の関係があるので・・・


4月1日以降でないと・・書類が出せませんときましたよ。



利用者に人事異動なんて関係ない事ですし。


退院は5日とはいっても、ベッドも何もない場所に入所するため…福祉用具の特殊寝台は必須です。


介護用品を導入するためにはプランが必要です。


担当者会議も必要です。


午前中退院なのに当日ベッドを搬入しても間に合いませんよ‥前日にはスタンバイしてあげとかなきゃ・・・と。



本当にすべてお役所仕事。ほんと・・・「ばっかじゃない?」と思うばかりの出来事です。



支援するのが包括のはずなのに・・とても疑問符が飛び交う行動と処理に開いた口もふさがりません。

新人ケアマネ奮闘記

2018年03月04日 | ケアマネ
「新人ケアマネ奮闘記」・・・なんだか、興味をひきそうな標題ですか?


はい、私・・・平成30年1月1日付けで入社しまして。

前職は、マンション管理士(コンサルタント業)⇒その前は、宅地建物取引士(不動産業)⇒そのはるか前は「歯科衛生士」


で・・・その間、歯科で「ホワイトニング」に興味があった時は

本業と本業とつなぎの間のほんの瞬間・・・アルバイトに精を出し自分のホワイトニングにトライしたり。


ケアマネ業をする前は・・本業がお休みの土日に、認知症への対応方法を学習すべく。

また、各施設がどうでどんな感じの人が生活しているのかを垣間見るために、訪問歯科に精を出しとしておりました。


まあ・・その瞬間の学習効果も高く。

もう長い間、ケアマネをしているようでございます。


受け持ち件数も、当初9件が、1ケ月の間に倍数の18件までなりました。



でも・・・ケアマネとはいうものの。本当、文章作成のための人みたいですよね。

まずは、事務処理能力。(何度も書きますが・・・パソコン使えない方はブーブーです。)

で、文章をさらさらと書けない方もたぶん苦労されます。

その次に重要なのは、フットワークとコミュニケーション能力かもしれません。



まあ、幸いにしてまだまだ困難事例にぶち当たっておりませんが・・・。


デモ、べベテランのケアマネさんにお聞きしても「困難事例は異なるよ」と。

確かに、それぞれの感受性の違い。対応能力の違いによっては異なるでしょう。



まあ、しかっり休もうと思えば・・・土日お休みできますしとう感じです。

その代わり、資料し自宅に持ち帰り・・・仕事がたまらないように、入力作業はつつがなく行いますが。


本当に、書類・書類です。たまらない様に。たませないように、さくさくと処理するのがコツです。


というのが・・・新人ケアマネ、2月完了の感想かな。

来週から生保の方、受け持ちます。事前に、ケースワーカーの本読んでみました。

その本によれば、ケースワーカーの受け持ち件数50件から60件らしい。

(その本、ちよっと古かったから・・・今はどうなのでしょうかね?)


調べてみました・・・【追記】

ケースワーカーの数は、市の福祉事務所ではCW一人につき80世帯、

町村を管轄する郡(都道府県)の福祉事務所では65世帯と、社会福祉法で定められているそうです。


ケアマネもそうですが・・・ケースワーカーも人によって

まったく動かないといわれるのが理解できます・・。こんな数持っていたら

本当のケアなので無理と思いませんか?


ケアマネの上限35件といいますが・・・

実際、35件なんて受け持つと細かいケアなんて抜け落ちてしまいますよ。きっと・・・そう思います。