The Road of Uzbekistan.

JICA青年海外協力隊
平成23年度1次隊/青少年活動/ウズベキスタン

氷柱。

2011年11月29日 | 第四章.活動前半。
本当に寒い。 予報がどこまで正しいのかはわからないけど、 -6℃まで気温が下がっているらしい。 家の窓にできる氷柱もどんどん大きくなる!! この氷柱がどこまで大きくなるか見るのが最近のちょっとした楽しみ。 雪が降って、真っ白で、道路もカチカチ…。 道を走る車も滑ってる…。 この国ではスノータイヤなんて、めんどくさくてつけない人がほとんどらしい。 この時期のタクシー . . . 本文を読む

仲間。

2011年11月25日 | 第四章.活動前半。
絵を書いたり、紙で何かを作ったりするときに、 日本的な感覚で考えると、ちょっとくらい間違っても、見本と違っても、 人の助けを借りずに、子どもが自分で作った物、オリジナルな物、が良いと思う。 でも、ウズベキスタンはちょっと違うらしい。 完璧な物、きれいな物、見本とまったく同じものが正解。それが一番良い。 そんな価値観がある。 だから、白紙と色鉛筆をわたして、見本もなしに、 「自由に絵を書いて . . . 本文を読む

同じ青少年活動。

2011年11月24日 | 第四章.活動前半。
先週、他の隊員の活動で日本文化祭というものがあって見に行ってきた。 青少年活動隊員2名の活動先と日本語教師隊員1名の大学が共同で企画したものだ。 ウズベク人が太鼓やソーラン節、日本文化を発表していて素晴らしいなと思った。 企画した2名の青少年活動隊員の活動先もスゴイ!! 設備も資金も物資も恵まれている。日本の文化センターに負けないくらいだ。 ここで学ぶ生徒も、お金を払ってまでして、 . . . 本文を読む

カウンターパート復活!!

2011年11月23日 | 第四章.活動前半。
カウンターパート(同僚)復活。 二ヶ月ぶりに出勤してきた。 頼もしい仲間だ。 久しぶりの出勤てこともあり、 今日はほとんど仕事もせず職場の他の仲間と楽しそうに話し込んでいたけど・・・。 そして、今日は僕にプレゼントをくれた。 「トゥン」というウズベク人の男性が冬に着る伝統的な着物だ。 着ると首から膝の下まで、覆われて暖かい。 寒い冬を乗りきるためにありがたく使わせてもらおう!! 九月 . . . 本文を読む

笑顔の約束。

2011年11月22日 | 第四章.活動前半。
僕の活動先の病棟には、重症患児専用の部屋がある。 専用と言っても、他の部屋と同じで中にはベッドしかない。 症状が重い子どもを他の子どもとわけているだけだ。 最近、この部屋にいる子どもに呼ばれて、毎日通っている。 この子は、病気と薬の影響で体力が落ちて、自分一人で立つことも、歩くこともできない。 長い時間座っていることも難しい。 それでも、自分で歩く練習をしろ、とドクターには言われ、 無理 . . . 本文を読む

窓の横で。

2011年11月21日 | 第四章.活動前半。
今日も病室に行くと、机はないから、 窓の横の小さなスペースを使って、子どもと一緒におりがみ。 各病室に机があることなんて贅沢だ。 イスがあっただけありがたい。 今日は電気もつかなかったし、外からの光で明るいしちょうどいい。 いろいろ物がなくても、なんとかなるもんだ。 . . . 本文を読む

物がないならないなりに。

2011年11月17日 | 第四章.活動前半。
これは、何から作ったかわかるだろうか? これは、活動先の子どもが自分の使い終わった、点滴のチューブをペンの針に編んで、 注射器を切ってキャップにして、作ったボールペンだ。 僕にひとつプレゼントしてくれた。 子どもは物がないならないなりに、あるもので何かしようといろいろ考える。 まさか使い終わった点滴を使うとは想像もしなかった。 使い終わった点滴がおもちゃになっていることは問題だけど、 . . . 本文を読む

やさしさに支えられて。

2011年11月16日 | 第四章.活動前半。
ウズベキスタンでは、「一人暮らし」というのはすごい珍しい。 家族と一緒に住んでいるのが一般的だ。 活動先の病院ではいつも子どものお母さんたちから 「ひとり暮らしは大変じゃないか?」 「何か困ってないか?」 「ごはんはちゃんと食べてるか?」 「ウズベク人と結婚したらいいじゃないか!!」 などなど、心配の言葉をかけてくれる。 そして、いろんな人がちょっとずつ食べ物をくれる。 今日もらっ . . . 本文を読む

おまじない!?

2011年11月15日 | 第四章.活動前半。
活動先で病室に行くと、 ときどき白い煙がたちこめているときがある。 お香のような白い何かを部屋で焚いている。 ちょっと息苦しい。 もちろん中にはお母さんたちも子どもいる。 たまにむせてる子どもいるくらいだ。 いくら聞いても、これが何なのか、はっきりしたことは未だにわからないけど、 これで病気がよくなるらしい。 おまじない!? みたいなものらしい。 . . . 本文を読む

こころを落ち着けて。

2011年11月14日 | 第四章.活動前半。
活動先では 9月に突然長期休みに入った同僚はいまだに戻らず… 相変わらず、活動先の病院では僕一人でたくさんの子どもたちを相手にしている。 小さな部屋に、1歳から15歳くらいの子が時間もバラバラ、やりたいこともバラバラでやってくる。 おりがみでつるの作り方を教えていると、 突然、横から 「紙飛行機折ってくれ!!」 「日本語のゲームしたい!!」 「外へ行かないの?」 「ヨーヨーやりたい! . . . 本文を読む

つるで恩返し。

2011年11月13日 | 第四章.活動前半。
病棟に同じ歳の看護師さんがいる。 日本にすごい興味を持っていて、たまに日本語を教えたりもしている。 子どもにたいしてもすごい優しくてイイ人。 僕が料理が苦手なことを知っていて、 よく、ごはんを作って来てくれる!! もちろんウズベクの味だけど本当においしい! 何がお礼をしたいと思って、日本から持ってきた千代紙でつるを折ってプレゼントした。 それをすごい喜んで大切に持って帰っ . . . 本文を読む

遺跡の街、ウルゲンチ・ヒヴァへ。

2011年11月12日 | 番外編.旅の思い出。
遺跡の街、ウルゲンチ・ヒヴァへ。 タシケントから西へ750km。ウルゲンチへ。 ウルゲンチには「カラ」という都城跡がたくさん残っている。 一日目はその遺跡まわり。 「トプラク・カラ」 「クワット・カラ」 「アヤズ・カラ」へ。 何もない砂漠の中に現れる都城遺跡はなんとも言えない魅力がある。 観光地化されていなくて、そのまま残っているし、他に観光客もいない。 静かに、昔ここに人が住んで生活 . . . 本文を読む

試練の冬。

2011年11月11日 | 第四章.活動前半。
11月になってあっという間に冬へ。 雪が降って積もったり、寒い日で-4℃まで下がったり・・・。 あの暑かった夏はどこへいってしまったのか・・・。 雨も毎日のように降る。 家の前の道は舗装されていないこともあって、 あっという間にとんでもない大きさの水たまりができてしまった・・・。 水たまりというか小さな川みたいだ。 追い打ちをかけるように 最近、停電が多くなって電気が使えない時 . . . 本文を読む