先日、書店でDVD購入。
写真のとおり石原裕次郎シアター、”夜霧も今夜もありがとう”
である。前回紹介の”嵐を呼ぶ男”から時過ぎるは何年であろうか、
今回の”夜霧”の裕次郎さんは、もうただイカしたお兄さんだけの
存在ではない。
重厚な演技をもこなせる俳優さん・・・
かつては名うての航海士、故あって船を降り、
ナイトレストランの支配人収まっているが、
勿論ただの支配人何かではない。
「逃し屋」。海外へ逃亡を余儀なくされる
不幸な人たちを助ける心優しき支配人役。
しかし、浅丘ルリ子さんとの絡みがなんとも・・
共演の浅丘ルリ子さん、
彼女が裕次郎さん演じるナイトレストラン・支配人の元婚約者。 婚約した際、
その日、その時、タクシーで彼の元に向かう道中、花屋さんで
花を買わなければ、タクシーを降りなければ・・・
人一人の人生てのは数奇な運命に己を弄ばれる・・・
いや、実際そうでしょう。
しかし思い出されるのは何年か前に浅丘さんの自叙伝”RURIKO”の中でのお言葉、
「少しばかり自分の不運、運の悪さを嘆き、言い訳にしているような男は大嫌い・・」
ちょっと、頭を殴られた思いでした。
この私、以後戒めにしてます。
しかし表紙の写真、ちょっと怒ってますかな。
目の前に言い訳ばかりしている男がおわするのか。
スクリーンの中では、可憐、瞑らな瞳から
はらりと真珠のような涙をよく流していていなさった。
まぁ、人生てやつは人様々、
違ってきて当たり前、要はそれをどう受け止め、
努力し、どのように己の人生を全うするか・・これが人生、生きることの醍醐味・・・・
と思う今日、この頃です。
この映画初めて観るは３０年程前、２０代前半でしたか、
テレビ放映を録画して初めて観ましたか？
当時はそんな感情・感激は受けませんでしたが、
年を取ったと思わずにはいられませんが、しかし・・・
石原裕次郎シアター・・・次なるは、
あの裕次郎記念館閉館、
寂しい話もあるこの頃ですが、
次回は”赤いハンカチ”でも購入しましょうか。
どうでもいいが、この曲、カラオケ、この私も歌えます、
もちろん”夜霧も今夜もありがとう”も何とか・・
しかし浅丘ルリ子さんのこのCMいいですな、
隣に載せてもらいたいものです。
えっ？いい男しか乗れない？・・・・
https://www.youtube.com/watch?v=khS2PaCjzAg