橋本純信住職 十輪院の追悼法要に感謝したい

　　　　　　　　　　　　　　　　　チベット犠牲者追悼で法要＝奈良の十輪院　
橋本純信住職「チベットで住民虐殺や仏教弾圧が繰り返されたことは、同じ仏教徒として痛恨の念を禁じえない」

【筆者記】
今月の６日から訪問していた胡錦濤主席が昨日、帰国を前に最後の訪問地として奈良を訪問し、飛鳥時代に建立された世界最古の木造建築である斑鳩の法隆寺と中国の高僧鑑真和尚ゆかりの寺、西の京、唐招提寺を訪れ、住職より歓迎を受けました。
そして記者団に対して「関西と中国の交流は歴史的にも密接な関係で今後も交流拡大を望む」と述べた上で双方の協力で日本訪問を円満に成功のうちに終えることが出来た」と述べ、訪日の成果を強調したということです。
その後、大阪門真市の松下電器の工場視察を行い、５日間の日程を終えて帰国の途につきました。
しかし、今回の胡錦濤訪問はチベット問題を封印し、日本の経済協力、技術支援そしてオリンピック支援のお願いに来ただけと言っていい。そしてそれがまんまと成功したのです。後進国が先進国から支援を要求するのは当然ですが日本が中国から得るものは技術泥棒、毒入り食品と犯罪者の輸入そして環境汚染そして安価な労働力だけだ。つまり戦略的互恵関係とは中国のためにあるとと言うことです。
挙句に頭を下げて税金まで出してパンダをお願いし、恩まで売られ、その有償の恩を売られて有り難く思っているのが日本の総理大臣と媚中議員つまり後々の自分の利益を考えて、他人に恩を施しておくものです。これが中国のパンダ外交なのです。
この連中はいつも中国から恩を仇で返されていることに何の不信感も持ち合わせていないバカな連中です。
産経新聞によれば『福田康夫首相は９日、官邸で中国の中国中央テレビのインタビューを受け、雄雌のパンダ２頭の有償貸与に疑問の声があることに関し「メディアの一部でいろんなことを言う人がいるが、これはごくごく少数派。ほとんどはかわいいパンダを見たいと思っており、手放しで喜んでいる」と強調した』と言うから驚きだ、こんな嘘をよくもつけるものですよ。
このな動物は白浜に行けばいっぱいいるよ。なんと言っても税金の無駄だ。何度も言うが思考停止したかわいそうなバカ総理大臣ですよ。
今回の胡錦濤訪問はまさしく中国が持つ内部矛盾をいかに隠すかと言う大きな目的がありました。その片棒を担いだのが福田政権と言っていいのではないでしょうか。
さて訪日最終日も奈良県の寺などの周辺ではチベット問題で中国に抗議のデモが相次ぎ、特に西ノ京の唐招提寺ではチベットの自由を求める多くの人たちが集まり、中国の人権弾圧に対して抗議の声を上げています。
そして今回のチベット民族の弾圧で亡くなられた犠牲者の追悼法要が奈良の十輪院で営まれました。
橋本住職がお経を唱えた後も参列者も焼香してチベット弾圧で中国共産党政府に虐殺された人たちを供養したということです。
十輪院の橋本純信住職は「同じ仏教徒としてチベット仏教が弾圧されていますから亡くなられた方には追悼の気持ちを捧げた」と述べています。
関係者によれば橋本住職は法隆寺と唐招提寺に対して抗議の意思を表明するように依頼する手紙を送っていたそうですが双方の寺が大歓迎したと言うことは聞き入れてもらえなかったのでしょう。
橋本住職は同じ仏教徒として無念でならなかったのでしょう、その気持ちが痛いほどわかります。
このようにまるで虫けらのように同じ仏教徒が弾圧を受け、多くの僧侶が殺された現実を法隆寺や唐招提寺はどのように考えているのでしょうか。
先月の２６日に奈良の東大寺で全国から集まった僧侶らが世界平和を祈願する２０周年であるとひろの「仏法興隆花まつり千僧法要」があり、その中で十輪院の橋本純信住職はチベット問題について「同じ仏教徒として看過できない。人権抑圧や信教の自由の束縛は許されない」とずっと訴えて来ました。
その法要には、約１５０人の僧侶らが参加したそうですが、その中で「平和の祭典であるべきオリンピックの開催国で犠牲者が出たことに深く悲しみを覚える」との文章を読み上げ、１日も早い平和的な解決を呼び掛けておりましたが結果的に双方の寺には抗議すら聞き入れてもらえなかったと言うことですよね。
あの聖火リレーを辞退した善光寺でもチベット暴動の犠牲者追悼法要が営まれた現実をどのように考えているのか一時聞いてみたいものです。
また、胡錦濤と会談をした創価学会の池田大作。このおっさんは同じ仏教徒としてチベット仏教徒のことをなんと考えているのだろうか。日蓮宗か何宗かは知らないが池田をリーダーとするこの創価学会と言う組織は仏教徒の集まりではないのであろう。だいたい、チベット大虐殺の張本人と仲良く握手をするくらいだから異常と言うか、単なるエセ宗教家、ただ盲目の集団を騙し、金を集めているに過ぎない。
本当に自分が宗教家だと言うのであれば、宗教を弾圧する胡錦濤とにこやかに会談などできるはずがない。またこのエセ宗教が公明党との絡みがあるのにも関わらず、ぬけぬけと政治に介入し共産党のトップと会談するとは恥さらしにもほどがあると言うもんだ。少しは信教の自由と人権を思う橋本純信住職の爪の垢でも煎じて飲んだらどうか。恥ずかしくはないのか。

さて、輩者は別として、先月より、中国のチベット弾圧に対しずっと抗議を続けてこられた橋本純信住職の信教の自由そして人権を大切にされる真なる行動に対し、心から支持をするとともに感謝の意を表したいと思います。
十輪院は奈良県奈良市十輪院町にある真言宗醍醐派の寺院だそうです。
同じ仏教徒としてチベット仏教も大切にする十輪院、橋本純信住職。皆さん、一度訪ねられたらいかがですか。
十輪院のアクセス
JR大和路線奈良駅・近鉄奈良駅より奈良交通バス（天理駅行）「福智院町」下車、徒歩


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