中国 言論統制を強化

　　　　　　　　　　　　　　　　　　第10期全国人民代表大会
【筆者記】
卒業を控えた土木建築工学科５年の中谷歩さん（２０）＝当時＝が、同級生に殺害される事件があった山口県周南市の徳山工業高専で１３日、卒業式が開かれました。中谷歩さんの両親が式に出席されたそうです、式終了後に校長が両親に「卒業証書」を授与したそうです。中谷歩さんは公式には除籍されていましたが、「一緒に卒業したい」という声が同級生から上がり、ご両親も「みんなと一緒に卒業させてやりたい」と希望され、校長が特別に卒業証書の作成を決めたそうです。
なんともやるせない気持ちです、子供のいない卒業式に出席するお父さんやお母さんはどんな気持ちだったでしょうか、他人の私でもやるせない気持ちでいっぱいです、本当にくやしく無念です、あまりにも今の子供たちはＩＱよりＥＱを鍛えなおさなければ大変なことになるでしょう、感情をコントロールできる力、、単純なる教科書だけの知能指数でなく、心の知能指数（前頭葉指揮強化）を鍛えなおさなければいけません。あえて自殺をした犯人の名前は伏せましょう、しかしこんなに多くの方を不幸のどん底に突き落とした事件、これからもずっとご両親はこの苦しみに耐えていかなければいけない人生が待っています、ましてや犯人の両親は針のむしろに座って生きていかなければいけない、もうこんな事件はこりごりです。この事件を考えた時、小さいときから徹底した道徳教育、家族教育が必要だと思った事件はありませんでした。この中谷歩さん事件は昨年9月7日投稿しました

さて話は本題に入ります。北京発１３日のロイターによれば中国政府は、ブログを含むインターネット上での情報発信に対し検閲を強化する方針をあらためて発しました。インターネットを使って思想や政治見解などを主張するブロガーなどが増えているため、国家新聞出版総署は現在、取り締まり強化のための規則を作成中だという。
同紙によれば、担当の所長が１２日、全国人民代表大会（全人代）で「インターネットが猛烈なスピードで発展している時代においては、政府の監視および管理政策と手段があらためて試されることを認識しなければならない」と言明。課題の１つとしてブロガー対策を挙げました。
ただ「人民の表現の自由は完全に守られる」としているがこれはとんでもない言論の自由を押さえ込むネット規制です。
中国のブログサイトの数は昨年９月時点で３４００万サイトに達し、４年前に比べ３０倍に増えています。
情報管理、言論統制、そして情報操作が今の中国共産党の体制を維持させていると言っても過言ではありません。つまりかろうじて共産党の独裁体制をの崩壊を防いでいるんです。今の若者は天安門事件を知りません、約6000万以上といわれるパソコンの使用者の大半が35歳以下なんです、この世代は「ポスト天安門」と言いますが特殊な愛国教育を受けてきた若者で江沢民の「愛国無罪」を訴える連中です、まさしく赤に染まった、愛国を訴えれば何をやっても許される、共産党に都合のよい世代といっていい、したがってこの規制をあまり深刻に受け入れることが出来ない連中と言っていいと思います、ですからネットの管理規制もさして彼らは疑問を覚えない、「反日」が全てであり、公安指導のデモでも何も疑問を感じない連中がほとんどだと言っていいと思います。
中国政府つまり共産党からすれば政権を確保し続けるだめの第一条件はインターネットのの支配です、それには規制を強化し激しい言論統制を続けなければならない、世界から非民主的だといわれようがそんなことはお構いなしです。そんなものに耳を傾ける指導者なんて誰一人としていません。
情報を管理し、ネットカフェを規制し、中国に害をもたらす邪悪な思想や潮流を封殺してしまえば永遠に共産党独裁政権は続くと思っているんです。
これこそ中国流「ファイアウォール」と言っていいのではないでしょうか、民主化などを求めるホームページやブログは全て閉鎖です、国家的な批判ブログなど、それを書いた人間は公安から追われる身となり、同時にアクセスの手段も封じられてしまう、まさしくやりたい放題とはこのことです。
そして一番怖いのは共産党情報部が国家批判ブログをインターネット上に流し、そのコメント欄にアクセスし国家批判を投稿した者に対して一網打尽に逮捕することです、まさに言論封殺の定置網と言ったところでしょうか、このやり方はもうすでに始まっています。だからこそ発信者のわからないネットカフェを規制しているんです。
中国は国家情報部や公安によってインターネットを管理し、意に添わない内容のものは無条件に有害サイトとして、犯罪として取り締まることが出来ます、そして問題はこのような管理体制に協力しているのがヤフーチャイナとグーグルです、今や米国企業は言論弾圧を行う共産党の片棒を担ぎ、チャイナマネーをかき集める亡国企業に成り下がりました。
つくづく日本はいいですよ、好きなように政府を批判し、政治家なんてまるで裸の王様です、規範なき言葉狩りや誹謗中傷は当たり前、本当に幸せだと思いませんか、左翼の皆さん。中国に行けばはりつけ獄門ですよ、感謝しなければいけません。であるならば自分のためにも中国を批判すべきだと思います。
中国最高人民検察院（最高検）は１３日、開会中の全国人民代表大会（全人代＝国会）で活動報告を行い、２００６年に収賄や横領など汚職事件で立件した公務員は４万４１人に達したことなどを明らかにしました。
中国経済にとって汚職は当たり前、賄賂で成り立ってきた金の亡者中国、今や一気に今までの放漫な国家経営のツケが津波のように押し寄せてきました、それを隠し反日に目をそらさせる中国共産党、国家崩壊は徐々に近づいています。

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