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訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

久間防衛大臣辞任彼是(あれこれ)

2007年07月03日 23時56分58秒 | Weblog
【筆者記】
久間章生防衛相(66)は本日午後、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に米国の原爆投下について「しょうがない」と発言した問題の責任を取り、防衛相を辞任する考えを伝え、首相も了承しました。
久間氏は、午後4時半過ぎの記者会見で「私の不用意な発言であり、反省をしているところであります。安倍総理も一生懸命、頑張っておられて戦後レジュームからの脱却ということでいろいろな改革を推し進めている時に今度の選挙で足をひっぱるようなことになってはいけないと、そう言う気持ちになりましてこの際はきっぱりと私の不用意な発言が安倍総理にマイナスにならないようにということ、もうなっていると思いますが私自身、身を引く決意を致しました。」と辞任の理由を述べ、あらためて関係各位に陳謝しました。
自らの発言が29日投開票の参院選に影響を与える事態を考慮し、これ以上、閣僚にとどまることは安倍政権と与党に迷惑をかけると判断したものとみられるますが、大臣が言われるようにもう既にマイナスになっています。
しかし、久間防衛大臣はもともと、長崎県の出身であり、核軍拡反対、核廃絶という信念は持っている人です、これは調べればわかりますが今回の大臣としての発言で「誤解」を招いたことにけじめをつけたのでしょう。やはり現職閣僚の発言は重いんです。
「我が国は世界で唯一の被爆国で核兵器廃絶へのリーダー国として使命・責任・役割がある」などと今まで言われ続けられてきました。そしてそのような核廃絶に向けた運動も国内外で展開をされて来たことは事実です。しかし今まで被爆国としてどれだけの使命感が持っていたでしょうか、また、その運動が核保有を望もうとする国に対してどれだけの力を示してきたでしょうか、また結果として核保有国を減らしてきたでしょうか。
日本は戦後、60年間、日米同盟を堅持し、一度も戦争を経験しておりません、戦後、不戦を誓い、平和を維持してきました。しかし、東西冷戦の中で軍事的に米国に守られているという遠慮からなのか、米国の無差別焼夷弾攻撃や原爆投下について国際法違反だとする議論をしてきたでしょうか。
何かこの問題をタブー視してきませんでしたか。誰が落としたのか、疲弊し破産寸前の国家に対して致命傷ともいえる民間人殺戮をしたのは誰でしょうか。それを議論し追求してきたことはあるでしょうか、全国民が平和真理党になり、今まで国民は日本が悪い、侵略戦争をしたのは日本だとして全てを反省し認めてきました。いわゆる総自虐国民の誕生です。それを利用してきたのが朝鮮人であり支那人なのです、戦後の平和待望イデオロギーは全ての日本人を物言えぬ国民にしてしまいました。
日本人は米国の政治的意図を持った占領政策で、それに同調した一部のマスコミ、自虐主義者、左巻きなどのプロパガンダを鵜呑みにし、日米開戦に至った経緯や日本が降伏寸前の状態であったにもかかわらず、戦後のソ連に対する戦略上の理由から原爆の威力を人体実験する為に投下した事実について、検証したことがあるのでしょうか。
昭和二十三年(1948年)の第二回平和祭(後の原爆慰霊祭)において、来賓の英連邦軍総司令官ロバートソン中将はこのように演説しました。
「広島や長崎が受けた懲罰は、戦争遂行の途上において受けるべき、日本全体への報復の一部である」と言いました。
原爆投下は報復や懲罰だと連合国が堂々と言っていたのです。しかし何を言われても現在まで日本は、いや日本人は彼らに沈黙を通してきました。

こんなことまで言われ、我々被害者の側が原爆を投下し残虐行為をした米国戦争犯罪国にひれ伏して、過ちは繰り返しませんなどと、なぜ卑屈な謝罪をいつまで続けるのでしょうか。そして謝罪することにより原爆投下で亡くなられた多くの方々はどのような思いでいることでしょうか。少なくても我々は亡くなられた人に対して恥ずかしいと思ったことはありませんか。それでも卑劣な原爆投下で多くの方が亡くなられたのは米国ではなくて日本の責任だというのでしょうか。それとも今までずっと黙って来たのは日本人に罰が当たったと思っているのでしょうか。
だからこそ、あの広島の平和公園にある碑文には「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませんから」とあやふやにしていませんか。
言っておくが世界のジャーナリストが原爆投下を二十世紀最大のニュースとして一位に選んだのは、核兵器の使用が人類史上、希にみる残虐な行為であり、 米国が犯した最大の過ちだったからです。
我々日本人の中で平和運動家、偏向マスコミなどはこれまで原爆の被害を訴え核兵器の廃絶を主張しても、広島、長崎原爆による数十万人の虐殺について、アメリカの責任を決して追求をしませんでした。だからといって平和運動が悪いとは言っていません、運動は必要です。しかし一方で真実の追求をしてこなかったのではないでしょうか。
非戦闘員の無差別大量虐殺の戦争責任つまり犯罪を日本人が負い、加害者ではなく、日本人が我々民族の犠牲者に謝罪するとする理由が、私には到底理解できません。これこそ、米国が押し付けた夢想平和イデオロギーであり、戦後レジュームのなにものでもありません。
だからこそ、広島の平和公園にある碑文は「過ち」を犯した主語が不在である如く、残虐行為の責任さえも不在なのです。
私は決して久間防衛大臣の「大臣としての発言」について弁護する気はありませんが、しかし、今まで国民は無言の中で自虐的であるがゆえに、「しょうがない、戦争に負けたから」そのような気持ちを持っていたのではないでしょうか。ただ平和を祈るだけではなく、米国が正義や人道主義に基づき原爆投下を正しかったと考えるのであれば別だが、世界の歴史的観点から日本人は今一度、真剣に米国のマンハッタン計画での原爆投下について考えるべきだ。
先日、安倍氏と小沢氏との党首討論がありました。その中で小沢氏は広島・長崎への米軍の原爆投下を「しょうがない」とした久間氏の発言について「国務大臣として、不見識、不適当な発言」と批判し、「原爆投下は無差別攻撃の最たるもの。米国に謝罪を求めないのか」と安倍総理にたたみ掛けました。
この男はなんと言う馬鹿なのでしょうか、まったく戦略的な外交政策など持っていませんね。60年も経って今まで日本政府は米国に謝罪要求をして来たでしょうか、恥知らずの朝鮮人ならいざ知らず、捏造売春婦問題じゃあるまいし、いくら事実であっても、もう遅いんですよ。
今更、政治家が言うべきものではない、このような謝罪運動は少なくても国民の声として全体から出てくるものでなければいけないんです、それを後押しするのが政治家なんです。その降って沸いたような話を日本の総理に対して米国に謝罪を求めろという、この不認識さは政治家として不適任といわざるを得ない。
突然、米国に対し火に油を注ぐ、ような外交政策。このような国際感覚も備わっていない男が民主党の代表なんです。これでは絶対に政権は取れません。日本が潰れてしまいますよ。

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12 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (akira)
2007-07-04 07:11:09
管理人様おはようございます。久間さんはイラク戦争批判のときに解任するべきだったと思います。この一番大事なときに足を引っ張ってはね。小沢さんは野党という外野席に移ってから無責任なことばかり言いますね。自民党時代は靖国参拝は当然だという発言をしていたのに、反対のことを言うし。でも与党になれば何も言えなくなるような根性の方のような気がします。昔は期待していましたが。
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Unknown (ニッチ)
2007-07-04 09:16:45
久間氏の発言は、一部歴史認識に誤りがあり、また選挙前の重要なタイミングということもあって、
安倍首相の足を引っ張りたくてしかたないマスコミ・野党に絶好の好餌を与えた、ということでマイナスでしたね。
それでも「原爆投下」という歴史認識をもう一度日本人に問いかけた、という点ではある意味『すごい問題提起』だったとは思います。
このような、今まで日本人すべてが『タブー視』して、誰もがあいまいにしてきたポイントを、久間氏ははからずも見事に刺してくれた。
だからこそ、ヒステリックな報道となり、野党も「これを選挙の道具にしてやれ」と飛びついたのでしょう。
ところが、民主党は選挙に利用することに夢中になるあまり、当初大変なドジを踏んだ。
テレビでいつもはサヨク的発言を繰り返す連中が、堂々と「原爆投下は明らかなアメリカの戦争犯罪ですよ!」と口をきわめてののしったのである。
さすがに途中から自分達のやってきた運動との矛盾点に気づいたのか、ひたすら「被爆者の方々の感情を傷つける」という一点のみに絞り始めたが(笑)
彼らに問いたい。
もしも被爆者の悲しみを本当に理解するなら、
「過ちはくり返しませぬから」の文言を
「アメリカには、二度と過ちを繰り返させませんから」と訂正するくらいの勇気があるのか、と。
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慰霊碑では御霊は救われない。 (merlin)
2007-07-04 10:53:29
日本では古来から、恨みを呑み辛酸をなめた悲しい御霊は、お社で祭ってお祈りしてきた。
 どうして原爆の犠牲者だけ、お墓のような慰霊碑で済ませてしまったのだろうか?
 
 「過ちは繰り返しませぬから」という自虐史観、「原爆許すまじ」という反米の怨念。自然な感情ではあるが、未来に向けては不毛な怨念だ。怨念を閉じ込め、不要な感情を除いた、建設的でプラグマティックな思考へと進むためには、お社が必要だと思う。
 お墓だけでは、怨念の処遇が上手くいかない不思議の国、それが日本。
 久間騒動に対する、マスコミなどのヒステリックな言動を見るにつけ、この国の原爆犠牲者に対する慰霊方法は、一考の余地があると思うようになった。
 
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Unknown (hj)
2007-07-04 12:11:18
左翼の連中は今回の件で大騒ぎしてますが、しかし連中は「共産圏の核はきれいな核」と言っていた基地外ですし、現在も中国様の核は全く批判しませんよね。
こんな連中に他人を批判する資格はない。
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なーんかスッキリしません。 (我理礼於)
2007-07-04 14:35:52
kazuさん こんにちは。

さっそくですが、今回の久間大臣の辞任劇はなーんかスッキリしないんですが、気のせいですかねえ?
例えば、

1.久間大臣の感覚 
2.安倍さんの態度 
3.公明に言われて動いた自民 
4.我々右側にいる愛国・憂国者達の久間大臣をかば  う弁論(かばうのは当然なんですが) 
5.野党の久間大臣に対する非難論 
6. 被爆者及び関係者の要望 
7.小池新大臣の起用

スッキリしない主なものなんですが、
それでは私だったらどうしたらスッキリしたかと申しますと、

1.安倍首相による電光石火久間防衛大臣の罷免
2.及び安倍首相による防衛大臣の暫定兼務 
  
政治の裏側の複雑な絡みを知りませんので、鼻で笑われてしまいますかねえ。
返信する
続:なーんかすっきりしません。 (我理礼於)
2007-07-04 15:41:55
「災い転じて福と成す」と言うことわざを私は常に「災い転じさせて福にする」ではないかと思っております。

確かに今回の件は安倍さんにとって痛い災いです。選挙の直前で駄目押しのマイナスアピール全開とも思われます。

しかし物事にミス・事故はセットですね。ミス・事故のみを評価とする業界はろくな業界ではありませんね。

ミス・事故に迅速にどのような対処をしたかが正当な評価および真価となり、実際「出来る人間」として尊敬されますね。

そうです今回は安倍さんが真に安倍首相となれる絶好のチャンスだったんです。マイナスアピールをプラスアピールに変えられる絶好のチャンスだったんです。

ミス・事故はうまーく対処(パフォーマンス)すれば被害の何倍何十倍返しのグッド評価と尊敬を受けます。

しかし安倍さんは出来る首相になれたのにまたもや動かなかったですね。

選挙直前の最後のチャンスに最後の最後に的確に動いて逆風をぶっ飛ばして欲しかったです。
返信する
Unknown (管理人)
2007-07-04 21:59:21
(akira)さん、こんばんわ。コメントありがとうございます。
そうですね、久間さんはあの時、辞任をしていればよかったのかも知れませんが、いろいろな与野党のかけ引きもありますので難しいですね。ただ安倍氏の組閣は最初から亡くなった松岡さんにしても非常に危険だと思っていました。久間防衛大臣が就任挨拶の記者会見で「実は私はそんなになりたくなかった」と言ってんですよ、覚えていますか、今回の選挙は本当に大変だと思いますが、現況での政治家の発言と選挙後の政治家の発言をよく覚えておいてくださいね。
言ったことが違ってきます、特に桝添をよく監視してください、力もないのに今、注目をあびている憲法審査会だけの役員で今は生意気なことを言っていますが彼は自民党の危険人物ですよ。

(ニッチ)さん、いつもコメントいただき本当にありがとうございます。
このような重要な選挙をひかえて、どうかしてますよ、このおじいちゃんは。
あの、性格はいい人だと思うんですよ、つまり田舎のおじいちゃんなんです。
しかし、あまりにも安倍政権に傷をつけましたね。松岡大臣自殺と来て今回の大臣としての軽率発言はあまりにもイメージが悪すぎますよね。
いやーーーがっくりですよ。
民主党や特に社民党は記者会見なんてやれないでしょうね、一度福島瑞穂に質問をしてみればボロを出すかも知れませんね。

(merlin)さん、こんばんわ。いつもお世話様です。
今日のコメントは参考になりました。要はメモリアルパークから神社ですか、これはすごい、全然、気がつきませんでした、一度真剣に考えてみたいと思います、これは大きな問題提起になるかも知れませんよね。

(hj)さん こんばんわ。
おっしゃるとおりですね左巻きは中国の核については何も批判をしません。
辻元清美ははっきりと国の為に働いているのではなく、国家解体の為に政治家になったと宣言をしています、そのようなものがこの国を歪めているのです。

(我理礼於)さん、こんばんわ。コメントありがとうございます。
お気持ち察し申しあげます。気のせいですかねえ?ですか、私も実は本当に心底からがっくりしているんですよ。
本当に情けない限りです、久間防衛大臣も口が軽い。
我理礼於さんの心がすっきり内閣はそうじゃなかったですね、小池氏だそうですね、もう7月7日、七夕ですね、きらびやかなタンザクをつけた七夕が柳の木のようにしだれかかっているような感じです、ちゃんと提灯に灯がともるのでしょうか、心配です。
でも、安倍総理は着実にそして強引にやっているんですよ、その点からみれば実績は小泉政権より動いていますよ。しかし見栄えが悪いと同時につきがありませんね、でも若いてですから必ずチャンスがやってきます、小泉さんも最初はこのようなふれふれの状態でした、流れが変わったのは北朝鮮問題です。
今回の選挙は政権選挙ではありませんから、チャンスはあると思います。ただ何でもマトモにとり、腹の中で絵を描くことが出来ない、つまり裏がないのが玉にキズなんですよね。
でも私は安倍氏を応援します。今、安倍氏の後は、誰もいませんよ。
麻生さんは総裁のことより派閥の強化が必要です。
いつもコメントありがとうございます。
返信する
お邪魔します。 (せ~ちん)
2007-07-05 00:55:02
トラックバック失礼致します。

久間章生防衛相に対する見解、
お見事です。
安倍ちゃんを応援してあげたいのですが、
力不足かもしれませんね。
でも色々調べた結果、
力不足ではなく、
敵が巨大すぎることに気づきました。。

力をつけてもらわなくちゃあ。
返信する
Unknown (やまとおのこ)
2007-07-05 01:17:51
二度読み三度目はコピーしました、また読み返したい
ほど良い文章でした、変なコメントで申し訳ない。
でも良かった。

私が生まれた昭和二十三年、第二回平和祭での英連邦
軍総司令官ロバートソン中将の演説がそのようなものであったとは、いかにも情けない。
返信する
小沢一郎氏について (せ~ちん)
2007-07-05 01:43:28
今回の展開で謎な部分があります。

米国での慰安婦批判上院決議前

突然
久間防衛大臣の原爆発言(演出かもしれません)

歴史上初の発言による辞任(演出かもしれません)

小沢一郎氏の米国批判追及(演出かもしれません)

国内反米世論、米国の原爆弁解会見

どこからどこまでが繋がっていて、
どこが敵対的であり、
今後慰安婦決議はどうなるのか?
憶測ではありますが、可能性は否定できません。

全てが日本のために動いた時、
小沢一郎氏は国益のために動いたことにもなります。
敬服に値するのかもしれません、
巨悪だったらすみませんw


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