安倍自民党三役 決定 少子化担当には山谷エリ子をぜひ！

中川秀氏の人脈に期待…「安倍自民」三役決定
2006年 9月25日 (月) 12:43「朝日コム引用」

　自民党の安倍総裁が２５日、新たな幹事長に中川秀直政調会長（森派）の起用を決めたのは、来年の参院選をにらみ、中川秀直氏が持つ党内外の幅広い人脈を生かした挙党体制を構築する狙いがある。
　中川昭一農相（伊吹派）の政調会長、丹羽雄哉・元厚相（丹羽・古賀派）の総務会長などとあわせ、総裁選で安倍氏を派閥単位で支持した各派への「論功行賞」の意味合いもあるようだ。逆に、自主投票とした津島派、山崎派は三役ポストから外れた。
　安倍氏の人事は小泉首相と同様、直前まで漏れることはなく、「安倍流」も「小泉流」の秘密主義を踏襲した格好となった。
　中川秀直氏は、安倍氏がもっとも頼りとする人物の一人だ。中川秀直氏は２５日朝、都内の宿舎で記者団に対し、「幹事長と内々聞いている。（朝）電話をいただいた」と語った。だが、事前の非公式な調整ですでに固まっていたとみられ、中川氏はこれまでも安倍氏と密接に連絡を取り合い、党内情勢を伝えたり、助言したりしてきたという。「引用ここまで」

【筆者記】
安倍自民党三役が決定した、党内融和を基本にした老・壮・青のバランス人事としてこれからの日本を占う重要なポストである、まさか伊吹派（旧亀井派）の中川昭チャンが政調会長になるとは思わなかった、彼は1953年生まれで自民党では一番の若手である、ちょっと酒癖が悪い（これは失礼、苦笑）が政治的頭脳と抜群の判断力は切れ実があり、しっかりした思想を持ち将来の首相候補であり、安倍氏とは外交問題で非情に似通っている、しかしこれには少し驚いた。この抜擢は将来の自民党の流れが分かるものとして重要なポイントを握っている気がしてならない。
彼は北海道11区選出の当選８回で経済産業大臣、農林水産大臣を歴任し、各国との自由貿易協定交渉で合意に導くなど貿易の自由化を加速させるなどして貿易や産業政策、それに農業政策の推進に力を尽くて来た、また拉致事件の超党派の議員連盟の会長を務め、安倍氏と共に、北朝鮮問題に積極的に取り組んできたのである、お互いにはっきり意見を述べる安倍氏とはよく似た思想的盟友である。これはいい人事ではないだろうか。
総務会長の丹羽雄哉氏は丹羽・古賀派（旧加藤派）のトップで穏健な人だ、あまり野心がないといってもいい性格で、茨城県選出の当選１０回で平成４年と１１年には厚生大臣を歴任したが現在は自民党社会保障制度調査会長を勤めている、改革路線堅持派であり、特に医療・年金・介護等の社会保障政策に力を入れて来たベテラン議員である、いい抜擢ではないだろうか。
幹事長に中川秀直政調会長（森派）の起用した、おれはどうもこの男は好きではない、特に過去には女性問題でゴシップを流し、政治家としてどうも疑問なのだがただ交友の幅は広く、党内のまとめ役として考えればいい人事ではないだろうか。
まぁもっとも頼れる側近そして身内を起用したと思う。さて明日の夕方にかけて閣僚の発表である、以前にも書いたがぜひ山谷エリ子氏を閣僚にしてほしいなぁ、しかし青木のとっさんが図々しくごり押しで決めた２名枠での参院議員なので無理かもしれない。幹事長代理には石原伸晃、国会対策委員長は民主党の絡みで二階俊博、これは順当ではないだろうか。
予想は麻生太郎は外務大臣留任、これは間違いないと思うが総務は創価学会の冬柴、これは総務かも知れない、不満はあるが公明党の一名枠があるのでこれは仕方が無い、防衛庁は額賀氏留任、補佐官は中山恭子氏、もしかすると官房長官は塩崎恭久氏か　官房副長官は世耕かな、山本有二氏は論功行賞として国土交通　小渕優子氏はサプライズで女性の票集め、環境か？　高市早苗は教育か？　尾身幸次は？　町村は外務大臣か？
そしてサプライズは無所属の平沼赳夫氏、しかし現職組が納得しないし党内から不調和音が生まれてくるだろう、しかし造反組みの復党にも呼び水となる、何と言っても安倍氏の先輩格としての親分だ、これから自民党への復党があれば将来の首相候補であると思う、さてどうなるのか、期待したい。

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