A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

触覚で感じる春という季節

2007-03-28 19:52:11 | つれづれ
 4月最終週。日曜日の雨をこえたら若干暖かくなった。通勤始動時の気温に関し、5度とか7度とか、とにかく1桁の表示だったのが、10度とか11度とか、ときには15度とかの表示がされるようになった。

 真冬の防寒着を若干薄物のジャケットに変える分にそう違いはないのだが、グローブが春物に変わるのは操作性の面で著しい違いがある。
 僕の冬装備は革グローブの下にインナーグローブをつけるという2枚重ねだ。これが1枚になると、スロットルから伝わってくる振動~エンジンの鼓動であったり路面の状況であったりが、よりダイレクトになる。

 また操作自体も、より繊細に、デリケートな操作ができるようになる。温かくなったためにチョークレバーを引かずに暖機運転をしたエンジンの、走りがけの不安定さを細かいスロットル操作と半クラッチで乗り切るのだ。(きちんと暖機運転をすれば何の問題もないのだけどね)

 ライダーは、オートバイを介することによって、こんな季節感を、いわば触覚で感じる季節感を味わうこともできるのである。

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