遊びをせんとや

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連休中に読んだ本

2024-05-05 07:00:17 | ブックリスト
ゴールデンウィーク、王道 こどもの日。
快晴。気持ちいい朝である。
連日、予定を入れないを守って、ランチ会の次の日は完全休業。
でも午前中に理事会の仕事を少し片づけたり、午後からはアマプラで「ルイス」を観たり、読書。

図書館で本を借りるのが日常になって全く、書籍を買わなくなった。

最近、お茶のお稽古に行き出したのでそこで勧められた本。
「大切なことはすべて茶道が教えてくれる。」石川雅俊著

図書館でさっそく借りて読んでみた。
著者本人は現代人のメンタルヘルスを診るお医者様?かな?
大学の先生でもある。
副題にあるに「ストレスだらけの社会へ生きる人たちへ」というように茶道がストレスの緩和になるという。

読んでみると、美術教育が現代の職業人に求められているように精神性を体感する茶道の考え方を学ぶことは意味があるという。
スティーブ・ジョブスが禅宗を得度した話や岡倉天心の「茶の本」や新渡戸稲造の「武士道」ルース・ベネディクトの「菊と刀」も出て来る。スティーム教育にも触れられていて要するに今までの「沢山、安く作ったら売れる」という経済の原則が崩れているのではっきり目に見えない人の気持ちやそこから生まれる行動を根拠とした精神性や何が美しいか、何が善いのかが自ずと解るという美意識などを磨くことが大切であるということであろう。
今まで私が美術教育に関する本を読んできた内容と重なるところが多く、興味深い。
まだ最後まで読んでいないが、なぜ私が茶道をやろうとしたかがおぼろげながら自覚できた。
頑張ろう。でも正座がつらい。

もう一冊は新聞で触れられていたので「深呼吸の必要」長田弘著

長田弘の詩集である。
もう、とっくの昔に忘れていた、「今なんとなく大人になったな」という瞬間を少し思い出させてくれるような言葉の数々。
巻末の著者年譜を読むと、私の大好きなジョン・バーニンガムの絵本の訳者でもある。びっくり。
時間はあるのに何となく気ぜわしい私の毎日。じっくり味わうには十分ではなかったが、次に予約が入っているので一度返却。

朝から久しぶりにお赤飯を炊いた。我が家の場合はもち米1に白米2の割合であまりもっちりしないおこわである。
息子の弁当も作らないとあかんし、何となくこどもの日を祝いたかったのかな?


昨日の晩御飯はキャロットラぺとトマト、お刺身の残りのサラダ。豆腐、蓮根、セロリの葉のお味噌汁。
チキンのグリル。ジャガバター。

チキンが最高に美味しかった。やっぱり、お肉は十分室温に戻して焼くのが一番。








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