遊びをせんとや

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高校時代のお友達とそのお母さまの着物

2024-05-06 06:40:12 | 着物
高校時代の友達が実家のわりと近くで医師として開業している。
1ヵ月前くらいに「そろそろ着物を整理したいので、見に来て。」というラインをもらっていたので、いそいそと出かける。
駅まで車で迎えに来てくれた。
昨年の11月に会って以来だからほぼ半年ぶり。

連休は息子さんがお孫さんを連れて遊びにきたり、この日は急遽遠方のもう一人の息子さんが帰ってくることになった。
ケーキや果物を買って歓待してくれたが、私は何しろほぼ間食をしないのでイチゴだけいただく。
私はフルーツ餅を持参した。「私は食べないから。」と固辞した。

さっそくお母さまの着物や彼女の若い頃の着物を見せていただく。
お母さまは長唄を習っていらして着物はしょっちゅう着てはったみたいだ。
コートや羽織、加賀友禅の黒留め、訪問着など豪華な衣装も多々あった。さすが、、。
彼女の実家は私が昔住んでいた近くで広大な敷地の邸宅に住み、両親ともお医者様だった。
高校に行って知り合ったのだが、よく遊びに行かせてもらった。
大学受験の時も一緒に映画を観に行って、「○○さんはまだ受験が終わってないんでしょ。」とか叱られた。(あたり前だが)
さばさばした気性のお母さまだった。
やはり持ってはる着物や帯はとても個性的だった。

その中で私と裄もなんとか合うので頂いたのは白大島紬。しつけが付いたままだったが、後ろ身頃の下の方にうっすらシミが、、。
でもほとんど解らない。
それと彼女の若い時に作った白大島紬。紫の細かい模様、時々赤。八掛は明るいピンク。合わせて見ると結構似合う。
こんな色は着ないからと白大島二枚いただいた。

黒っぽい大島には全く興味がいかないのだが、こんなあっさりした白大島はすごく嬉しい。大事に着よう。

私たちの若い頃に作ってもらった着物はたいがい、こういう赤系統が多い。
紺地に細かい柄が飛んでいる可愛いちりめんも八掛ははっきりした朱だった。
あと着物でいただいたのはおとなしい赤とオレンジのシルクウールの単衣。これも更だった。

羽織り2枚、袋帯2本、名古屋帯2本厚かましくもいただいて帰りました。本当に感謝。
もう本当に厚かましい。
洋服生地もあるのでだれか、洋裁をする人を探しているというのでまた私の友人を紹介することにした。

帰りは実家まで車で送ってもらって、調査で来ていた息子と旦那と合流して晩御飯。
母も喜んでいました。




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